1689年(元禄2年)。昭和55年にNHKの連続テレビ小説「まんさくの花」と言うドラマが、秋田県横手市をロケ地として放映されたことがきっかけで、先代蔵元が好きだった「まんさくの花」をブランドとして立ち上げた。
万作の花は、当地では3月頃に「先んず咲く花」として、春の到来を告げるのだそうです。
杜氏の高橋良治さんは、2014年には黄綬褒章を受章。
まんさくの花「大吟醸」
ラベルは黄色を基調とし、センターに銘柄の「まんさくの花」、右に特定名称の「大吟醸」、右外に原材料などのデータ、右下に製造年月。左に醸造元情報。肩張りに特徴と特定名称の「手造り大吟醸」。
上立ち香は穏やかで心地よく桃のように香ります。
含むと丸みのある調和の中にスッキリと辛口を演出したかと思うと、すぐに甘みが膨らんでくる。特執すべきは、飲み飽きることなくついつい盃がすすむところ。ヤバイ酒っす。
あては自分の大好きな、ピーマンの肉詰めに大根おろし醤油。これが意外にもこのお酒とマッチしていました。肉料理の食中酒としても合わせることが出来てしまうこのお酒、力強いと言うよりは、包容力といった感じかな?
まんさくの花ってどんな花?ってことで、まずは醸造元のサイトを見ていたらちゃんと載っていました。当地では3月頃に「先んず咲く花」として、春の到来を告げるのだそうです。自分は穏やかな桃のような香りと表現しましたが、もしやこの万作の花の香りなのでしょうか?そろそろ時期のようですし、一度秋田を訪れてみたいものです。
感想の続き、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2005.02
まんさくの花「大吟醸」 データ
使用酵母 | 協会9号酵母 |
---|---|
使用米 | 麹米、掛米共、山田錦45%精米 |
日本酒度 | +3.5 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | 1.0 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 2,341円(税別) |
まんさくの花「大吟醸」に関するリンク
2005/02/16 まんさくの花「大吟醸」(日本酒ブログ)
まんさくの花「純米吟醸」
ラベルは白色を基調とし、センターに銘柄の「まんさくの花」、左上にアルファベットで「MANSAKUNO HANA JUNMAI GINJO」と記されていてわかりやすい。右に特定名称の「純米吟醸」、右外に原材料などのデータ、右下に製造年月。左に醸造元情報。
上立ち香は非常に穏やかに香ります。
含むとサラッとしたスッキリ系の味わいながら、心地よい甘みとほのかな酸味で語りかけてきます。
先日の大吟醸と同様に2年以上熟成させてからの出荷だそうですが、低温熟成酒らしい丸みは大吟醸に譲るものの老ねた感じもなくうまくまとまりを見せています。
旨い!もしや大吟醸よりも旨いのでは?・・・と言うことで飲み比べとなりました。比べてみれば、さすがに大吟醸!やっぱり大吟醸も旨かった。(笑)
感想の続き、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2005.02
まんさくの花「純米吟醸」 データ
使用酵母 | 協会9号酵母 |
---|---|
使用米 | 麹米、美山錦45%精米。掛米、美山錦50%精米 |
日本酒度 | +1 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,600円(税別) |
まんさくの花「大吟醸」に関するリンク
2005/02/24 まんさくの花「純米吟醸」(日本酒ブログ)
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