田中一良(兼蔵元)
1899年(明治32年)の創業。平成7年製造場を亀甲蔵(きっこうぐら)と命名。1年を通じて仕込む、「四季醸造」を行うも、年間製造量は500石で手間暇かけ丁寧に仕込まれる。
宝川(たからがわ)「大吟醸」彗星金賞受賞原酒
ラベルは濃色から薄いゴールドへのグラデーション。センターに銘柄の「宝川」、右に「全国新酒鑑評会金賞受賞酒」、左に特定名称と特徴の「大吟醸原酒」、左外に醸造元情報。封印としてゴールドの被せ紙にブルーの紐でしばってある。肩張りで「平成19年全国新酒鑑評会金賞受賞」
このお酒は、北海道ニセコ町産の酒造好適米新品種「彗星(空育酒170号)」で醸されており、耐冷、多収、低蛋白質という特徴で、綺麗なお酒が出来ると期待されているそうです。
上立ち香は穏やかながら白桃様に上品に香ります。
含むと、比較的軽快なあっさり飲み口の前半に対し、飲み進んでいくと強めの甘味を押し出して来て、のみ応えしてくれます。しかし後半の引き際はいずれも速やかで、ここでも上質なイメージを演出してくれます。旨いっす。
非常に好みの味の出方、高額ではありますがお勧めの1本。
製造年月:H19年06月
宝川(たからがわ)「大吟醸」彗星金賞受賞原酒 データ
使用米 | ニセコ町産彗星35%精米 |
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日本酒度 | +2.5 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 0.8 |
アルコール度 | 17度以上18度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 5,000円(税別) |
宝川(たからがわ)「大吟醸」彗星金賞受賞原酒に関するブログ
2008/02/21 宝川(たからがわ)「大吟醸」彗星金賞受賞原酒(日本酒ブログ)
宝川(たからがわ)「純米」ブルーメロウ
ラベルは水色で女性がお猪口を持っているデザイン。センターに「Otaru Blue Mellow」またカタカナでも「ブルーメロウ」と書かれておりわかりやすい。
このお酒は北海道のぐらすさんにいただいた物です。感謝♪。
以前由紀の酒-日本酒談義-の掲示板でも話題になった、筑紫哲也のニュース23で紹介されたお酒で、酒造技能士1級の資格を持つ女性が醸しているそうです。
色は僅かに黄色がかる。
上立ち香はうっすらと香る程度で、微妙に熟成感を伴う。
含むとひたすら優しい口当たりで、低アルコールのお酒と勘違いしてしまいそう。甘味の心地よい、しかし決して甘すぎないお酒で、瓶の印象と見事にマッチしています。
製造年月:H17年10月
宝川(たからがわ)「純米」ブルーメロウ データ
使用米 | 道産米60%精米 |
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日本酒度 | -5 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 375ml |
価格 | 1,143円(税別)終売 |
宝川(たからがわ)「純米」ブルーメロウに関するブログ
2006/03/01 宝川(たからがわ)「純米」ブルーメロウ(日本酒ブログ)
宝川(たからがわ)「純米」レッドメロウ
ラベルは黒でリンゴのデザイン。センターに「Otaru Red Mellow」またカタカナでも「レッドメロウ」と書かれておりわかりやすい。
このお酒は北海道のぐらすさんにいただいた物です。感謝♪。
上記で紹介しているブルーメロウ「純米」の姉妹品で、新開発の酵母が使用されているそうです。
上立ち香はうっすらと若草のように香る程度。
含むとサラリとしつつ甘酸っぱい。結構甘い!。温度が上がってくるとサラリ感が消え、甘味、旨みが強調される。ブルーメロウと同様に、低アルコールのお酒と勘違いしてしまいそうな優しさがあるが、ブルーメロウよりもメリハリを感じる。
普通お酒は飲み進んでいくと炭水化物が欲しくなるが、このお酒はその甘味から満腹感が出てくるよう。
製造年月:H17年11月
宝川(たからがわ)「純米」レッドメロウ データ
使用米 | 道産米70%精米 |
---|---|
日本酒度 | -20 |
アルコール度 | 14度以上15度未満 |
容量 | 375ml |
価格 | 1,239円(税別)終売 |
宝川(たからがわ)「純米」レッドメロウに関するブログ
2006/03/03 宝川(たからがわ)「純米」レッドメロウ(日本酒ブログ)
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