1775年(安永4年)の創業。銘柄の由来は、中国の故事「酔八仙」からで、飲む人が酒仙の境地で酒を楽しんで頂きたいとの思いが込められています。「酔えば酔うほど強くなる」の酔拳を思い出します。確か、「すいぱっしん」と発音していたかな?。コミカルで楽しい映画でした。酒仙の境地とは、そんな楽しさでいいのかな?。フェイスブックにあがってくる、 駒井秀介氏(蔵元)はいつもにこやかで楽しそうです。
写真は2012年9月に開催された、酒泉洞堀一さんのお酒の会。一番左から、備前焼さん、羽根千鶴子さん(蔵元)、今田美穂さん(蔵元)、酔っ払いくまさん、駒井秀介さん(蔵元)、明@由紀の酒(自分)、一人挟んでMASAさんです。
陸奥八仙(むつはっせん)「大吟醸」
ラベルは黒の和紙に金箔の文字で銘柄の「陸奥八仙」、右に特定名称の「大吟醸」、右下に原材料などのデータ。左に醸造元情報。肩張りのシールはインターナショナルワインチャレンジでの金賞受賞。
上立ち香は、心地よく穏やかに、梅の花のように香ります。花かごをのぞき込むように直接かいだにもかかわらず、扇(おうぎ)で扇がれ漂ってきたかのように自然に香る。
含むと、何とも心地よい甘味。その広がり方もエレガントで、朝でしか見ることのできない開いた蓮(はす)の花。後半も秀逸で、良く手入れされた剣のように鈍く光り、豪傑が振り下ろしたかのように断ち切る。
もう一度注意深く含む。気持ちいい、楽しい!。何処かから笛の音やカスタネットの音が聞こえてくるよう。ポクポクと木魚の音も聞こえてくる。空になったお猪口をさかさまにして垂れて来るのを待つ自分を客観的に見ると、瓢箪(ひょうたん)を逆さまにしている光景が思い浮かぶ。酒仙の境地を堪能でき、本当に楽しくなれる最高のお酒でした。…
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2016年07月
陸奥八仙(むつはっせん)「大吟醸」 データ
使用酵母 | まほろば吟酵母 |
---|---|
使用米 | 青森県産華想い40%精米 |
日本酒度 | ±0 |
酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 16度 |
容量 | 720 |
価格 | 3,300円(税別) |
陸奥八仙(むつはっせん)「大吟醸」に関するリンク
2016/11/24 陸奥八仙(むつはっせん)「大吟醸」(日本酒ブログ)
陸奥八仙(むつはっせん)「純米大吟醸」華想い40
ラベルはスキンベージュの和紙に黒の文字で銘柄の「陸奥八仙」、右に使用米の「華想い40」、特定名称の「純米大吟醸」、右下に原材料などのデータ。左に醸造元情報。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、綿菓子を思わせるように甘く香ります。好みの系統の香りだけに、期待が膨らみます。
含むと、お?、意外にも甘味の前に酸が来ます。酸の奥に潜む甘味と苦味、複雑な味わいです。それでいて、きっちりバランスも取れていて、え?っと相手の顔を見上げると、ドヤ顔している。これだけ幅を広げたにもかかわらず、後半は漏斗(じょうご)でうまく集められ流れ込んでいきます。
もう一度注意深く含む。ここで、また驚かされることになる。先鋒として突撃してくる酸を迎え撃つべく準備していると、こんどは甘味と馴染んで敵の顔をしていない。「何だよ~、脅かすなよ~」っと自陣に入れ込むと旨味となって膨らみ、すっかり侵略されてしまいました。…
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製造年月:2016年10月
陸奥八仙(むつはっせん)「純米大吟醸」華想い40 データ
使用酵母 | まほろば吟酵母 |
---|---|
使用米 | 青森県産華想い40%精米 |
日本酒度 | -4 |
酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 16度 |
容量 | 720 |
価格 | 3,300円(税別) |
陸奥八仙(むつはっせん)「純米大吟醸」華想い40に関するリンク
2016/11/22 陸奥八仙(むつはっせん)「純米大吟醸」華想い40(日本酒ブログ)
陸奥八仙(むつはっせん)「純米大吟醸」華想い50無濾過生原酒
ラベルはベージュのグランドに白の文字で銘柄の「陸奥八仙」、右に特定名称の「純米大吟醸」、左に醸造元情報。肩張りのシールで使用米と精米歩合の「華想い50」とわかります。
原料米の華想いは酒米の系統名が青系酒140号だったと言うことで、同じ青森県の株式会社西田酒造店さんの田酒では、百四拾と言うタイトルのお酒を出していることでも知られています。青森県農林総合研究センターが、平成十四年に開発した酒造好適米です。山田錦と華吹雪を掛け合せたことで、草丈が短く穂数がやや多いのが特徴で、麹(こうじ)作りの作業性がよく、ミネラル成分が多く、たんぱく質が少ないため、高級酒に向いているそうです。
上立ち香は、華やかでパインやマスカットを思わせるように香ります。最近飲んでいる中では最も香り高いものの、嫌みなく香ります。いいっすね~♪、青森の酵母(まほらま・吟)なかなかの優れもののようです。
含むと、これです!、この迫りくる甘味。酸味とのバランスで、メリハリのある甘味主体の旨味が前面に出てきます。何ともジューシーな甘味は顎の両サイド、ちょうどリンパ腺の辺りをジンとさせます。…
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製造年月:2016年03月
陸奥八仙(むつはっせん)「純米大吟醸」華想い50無濾過生原酒 データ
使用酵母 | まほろば吟酵母 |
---|---|
使用米 | 青森県産華想い50%精米 |
日本酒度 | -1 |
酸度 | 1.6 |
アルコール度 | 16度 |
容量 | 1.8L |
価格 | 3,600円(税別) |
陸奥八仙(むつはっせん)「純米大吟醸」華想い50無濾過生原酒に関するリンク
2016/05/09 陸奥八仙(むつはっせん)「純米大吟醸」華想い50無濾過生原酒(日本酒ブログ)
陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」ひやおろし無濾過原酒
ラベルは白地にグリーンの箔で銘柄の「陸奥八仙」がセンターに書かれています。左下に印、シンプルなラベルですが、他のスペックも概ねこのデザインが使用されており、統一感があり好感が持てます。肩張りのシールで「ひやおろし」とわかります。
原料米の華吹雪は青森県産の酒造好適米として、耐冷性・耐病性を備えるべく昭和61年に栽培、昭和63年に登録された。母株に青系79号(おくほまれ)、父株にふ系103号を交配。大粒で千粒重は30.5gあり、玄米たんぱく質含有率は8.5%と並。草型は短稈、早晩性は中生の早。造った酒は香りや味が良く、各蔵で幅広く使われている。
上立ち香は、穏やかながら心地よく梅を思わせるように香ります。この時点で、すでに濃さのようなものを感じる香り♪。含むと、まさに芳醇。好みの甘味の押し出し強く、思わず頬が緩む。比較的わかりやすい甘味で、ふくらみや複雑さがあるわけではないが、飲んでいて単純に旨い♪と思わせてくれます。このあたりは特別純米とは言え、磨きが55-60と言う事で吟醸並みであることが影響しているのか?。後半はほんのりと余韻も楽しめるが、甘味の強さの割りに早めの…
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製造年月:2015年08月
陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」ひやおろし無濾過原酒 データ
使用酵母 | まほろば吟酵母 |
---|---|
使用米 | 麹米、青森県産華吹雪55%精米、掛米、青森県産華吹雪60%精米 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.7 |
アルコール度 | 17度 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,500円(税別) |
陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」ひやおろし無濾過原酒に関するリンク
2015/10/27 陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」ひやおろし無濾過原酒(日本酒ブログ)
陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」
ラベルは白地に黒の文字で銘柄の「陸奥八仙」がセンターに書かれています。右に特定名称の「特別純米」、右下に原材料、精米歩合、アルコール度などのデータ。左下に醸造元、製造年月が書かれています。シンプルながら好感の持てるラベルです。
原料米の「まっしぐら」は青森県農業技術センター農林総合研究所が、母株に「奥羽341号」、父株に「山形40号」を交配、育成と選抜を重ね開発されました。2005年3月に青森県の奨励品種になった、コシヒカリのひ孫、あきたこまちの孫にあたる飯米です。平成19年に行われた青森県工業総合研究センターでの醸造適性調査では、砕米率も低く、アミノ酸生成、粗蛋白も低いことがわかり、酒米として適していることが報告されています。さて、どんなお酒なのか?、楽しみです。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、メロンのように香ります。スワリングして意識して嗅ぐとマスカットのようでもあります。心も軽くなるようないい香りが出ています。
含むと、あっさり甘い。キレイ目の口当たりから入り、徐々に旨みを放出させてきます。光沢感を感じるような※2.シルバーシャンブレーで、角度によってキラリと光ります。
もう一度注意深く含む。経糸の濃色の酸は光沢感が…
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製造年月:2016年07月
陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」 データ
使用酵母 | 協会1001号酵母 |
---|---|
使用米 | 麹米、掛米共、青森県産まっしぐら60%精米 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,600円(税別) |
陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」に関するリンク
2016/08/31 陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」(日本酒ブログ)
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