御湖鶴（みこつる）菱友醸造株式会社

　うっすらと黄色く色づく。開栓当初は穏やかだったが、時間と共に開いてきた上立ち香は華やかで、芳香族感バリバリに香ります。含むと、ファーストアタックはほんのり甘味、中盤から辛口酸パワーがコダマします。コダマするんです！。結構しっかりとした主張をしてくるかと思いきや、あっさり感まであったりと掴みどころを外してきます。おもしれえ～
　熟成も面白そうだが、この量では・・・。ほぼ同スペックの５合瓶（９００ｍｌ)もあるようなので、こちらで試すか？

　上立ち香は華やかで、芳香族感バリバリ、パインの様に香ります。含むと、芳香なイメージながら甘味がバランスよく手を伸ばす。舌の両サイドを

ジン

　とさせ複雑さも見せつつ、まとまり良く収束へと向かう。
　飲み進んでいくと、ややとんがって感じていた芳香感が消え、旨みの巾が広がったかのように甘味が増す。旨いっす。
　あれよあれよと盃は進み、約４０分で傾きました。最後に注いだ時初めて、うすにごりだったことに気付く。

　御湖鶴でも、ラベルが斜めにカットが入ったものを試飲したときは、酸に特徴のあるお酒でしたが、これは随分違う好みの印象。やや寝かせたことも良かったのかな？
瓶詰：18/12
2007/05/29

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