九頭龍（くずりゅう）黒龍酒造株式会社

　何といってもラベルの素材がベルベット生地で出来ています。普通にスキャナーでは取り込めないので、光をあて撮影いたしました。センターに九頭龍だけのデザイン。

　程よい人肌でいただきました。含み心地よい当たり♪。この温度を体が欲していたんだなぁと感じさせてくれます。しかし甘味が増すというわけではなく、キリリと辛口の印象は変わらず。いやむしろ爽やか！。純米のほっくりとした甘味増す燗酒を期待される方にはイメージが違うことと思いますが、この爽やか燗は新しい燗酒のジャンルかも？なんて思わせてくれます。

　全面にのり付けしてあり、剥がすのに苦労したラベルです。横からナイフでチマチマ剥がしたので、縦にしわが入ってしまいました。チェック柄のバックにセンターに九頭龍の銘柄、右に特定名称。

　程好い人肌に燗をつけていただきました。含みふんわり膨らむ優しい口当たり。この温度ながらキレを感じる辛口で引き際もあっさり。

　純米吟醸のラベルよりも何故か高級感を感じます。ダークグレーの地にドットストライプ。そして銅色の箔で九頭龍の文字が映えます。右に特定名称の純米。右下に限定の酒門のマーク。ています。

　上立ち香は、非常に穏やかで明確でないものの、梨のように香ります。含むと、栗きんとんほどは甘くないものの、すっきりとさせた栗きんとん。すっきりしているとは言えコックリとした旨みは十分にあり、しみじみと飲ませてくれます。引きはこのクラスとしては早めなところが、唯一の黒龍酒造さんらしさか？。旨いっす。

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