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紀土-KID-(きっど)平和酒造株式会社

醸造元
平和酒造株式会社
所在地
和歌山県海南市溝ノ口119
杜氏
柴田英道(社員杜氏)
仕込水
高野山系紀ノ川支流貴志川伏流水
概要
紀土-KID-(きっど)の沿革やポリシー
 1928年(昭和3年)の創業。「紀州の風土」という意味から「紀土」と命名。
 裏ラベルを引用すると、蔵は山地の多い和歌山でも山の麓の盆地に位置します。朝夕の冷え込みが厳しく、また木や山、大地に磨かれた地下水が豊富な酒造に適した場所です。紀州の良質な水を表現しようとしています。

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紀土-KID-(きっど)「大吟醸」出品酒

紀土-KID-(きっど)「大吟醸」出品酒紀土-KID-(きっど)「大吟醸」出品酒ラベル

 ラベルはオレンジ色の背景、右寄りに「KID」の型押し。銀の箔で、中央左に銘柄の「紀土」、右下に特定名称の「大吟醸」。その下にKishu no fudo touji shibata hidemichi heiwa shuzouと書かれています。アシンメトリーで雰囲気あります。

 肩張りで燦然と輝く「大吟醸斗瓶 平成二八醸造年度 全国新酒鑑評会 金賞受賞酒」。

 上立ち香は、心地よく華やかにリンゴを思わせるように香ります。初めてこのお酒を飲んだときからは一年以上経過しておりますが、状態の良さにまずは安堵。我が家好みのいい香りが出ています。

 含むと、来た♪、出品酒らしい引き締まった綺麗なボディに、出品酒らしからぬ強めの甘味。この甘味で酸はかなり抑えられているように感じます。微妙に昨年より丸いか?。この辺りも状態の良い熟成ができたようで嬉しい変化です。いや、もとが良いからか。後半は僅かな甘みの余韻で、品よく切れていきます。

 もう一度注意深く含む。甘みの割に行儀良い。綺麗に整列しています。ただ綺麗に並んでいるだけでなく、その動きで妖しく魅了されます。

 これは!、犬山で結成されているよさこいチームの笑゛(じょう)だ。今年のど真ん中まつりでは僅かなポイント差で惜しくも大賞を逃したが、ニコニコ動画の画面では伝わりにくい、隊列変化も美しい。旨いっす。

製造年月:H29年02月

紀土-KID-(きっど)「大吟醸」出品酒 データ

使用酵母 協会9号酵母
使用米 山田錦35%精米
日本酒度 +3
酸度 1.5
アルコール度 16度以上17度未満
容量 720ml
価格 限定24本・非売品

紀土-KID-(きっど)「大吟醸」出品酒に関するリンク

2018/08/29 紀土-KID-(きっど)「大吟醸」出品酒(日本酒ブログ)

紀土-KID-(きっど)「大吟醸」

紀土-KID-(きっど)「大吟醸」紀土-KID-(きっど)「大吟醸」ラベル

 ラベルはオレンジ色の背景、右寄りに「KID」の型押し。銀の箔で、中央左に銘柄の「紀土」、右下に特定名称の「大吟醸」。その下にKishu no fudo touji shibata hidemichi heiwa shuzouと書かれています。アシンメトリーで雰囲気あります。

 上立ち香は穏やかながら、甘い花を思わせます。何だろう?ローズかな?。マスカットのようでもある。

 含むと、シリーズの中でもっとも、滑らかな口当たりで、ほのかな甘みが美しい。この旨みの度合いは低圧で、押し出して来るようなこともなく辛口の表情も見せながら収束へと向かいます。素晴らしい安定感。自分が飲んだ中では唯一のアル添で、もっとも口当たりが円い♪。後半の引き際は潔く、スッキリと引いていきます。

 四種の飲み比べをしたときにも思ったのですが、純米大吟醸よりも香りが穏やかに感じたので常温放置し少し温度が上がるのを待ってみました。期待していた香りの高まりはありませんでしたが、含みの円みはさらに滑らかになり、スルスルと入ってきます。食中にもいろいろ合わせられそうな大吟醸、旨いっす。

製造年月:H27年02月

紀土-KID-(きっど)「大吟醸」 データ

使用酵母 協会9号酵母
使用米 山田錦35%精米
日本酒度 +3
酸度 1.5
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・4,200円(税別)
容量・価格 720ml・2,100円(税別)

紀土-KID-(きっど)「大吟醸」に関するリンク

2015/03/20 紀土-KID-(きっど)「大吟醸」(日本酒ブログ)

紀土-KID-(きっど)「純米大吟醸」

紀土-KID-(きっど)「純米大吟醸」紀土-KID-(きっど)「純米大吟醸」ラベル

 ラベルはピンク色の背景、右寄りに「KID」の型押し。赤の箔で、中央左に銘柄の「紀土」、右下に特定名称の「純米大吟醸」。その下にKishu no fudo touji shibata hidemichi heiwa shuzouと書かれています。アシンメトリーで雰囲気あります。

 上立ち香は心地よく華やかでメロンのように香ります。ちょっとリンゴも混ざるか?、純米大吟醸らしくこれまでの中ではもっとも香り高い。純米や純米吟醸と共通するかのような、奥の方からじわじわと出てくるバランスの良い香りです。

 含むと、何とも今風のメリハリのある甘味。じゅわっと出てくる味わいも強めで、満足感を感じさせてくれます。しかし後半は大吟醸らしく、綺麗に引いていきます。いいっすねーこの甘味♪。旨いっす。

製造年月:H27年02月

紀土-KID-(きっど)「純米大吟醸」 データ

使用酵母 協会9号酵母
使用米 山田錦50%精米
日本酒度 +3
酸度 1.5
アルコール度 15度以上16度未満
容量・価格 1.8L・2,800円(税別)
容量・価格 720ml・1,400円(税別)

紀土-KID-(きっど)「純米大吟醸」に関するリンク

2015/03/17 紀土-KID-(きっど)「純米大吟醸」(日本酒ブログ)

紀土-KID-(きっど)「純米吟醸」

紀土-KID-(きっど)「純米吟醸」紀土-KID-(きっど)「純米吟醸」ラベル

 ラベルは赤色の背景、右寄りに「KID」の型押し。銀の箔で、中央左に銘柄の「紀土」、右下に特定名称の「純米吟醸」。その下にKishu no fudo touji shibata hidemichi heiwa shuzouと書かれています。アシンメトリーで雰囲気あります。

 上立ち香は穏やかながら心地よくメロンのように香ります。純米と同様に、奥の方からじわじわと出てくるバランスの良い香り。

 含むと、純米の時よりほんの少しながら、メリハリのある甘味と酸味。これがまたバランスよく入ってきます。しかしあくまでストーリーは崩さず・・・。口上にある「口当たりの柔らかさ」とは少し違うが、シャープな印象の旨みがストレートに伝わってきます。後半は旨味が低圧な分、あっさり目の引き際。綺麗に引いていきます。これもまた好印象。

 次に人肌まで燗をつけてみました。安定感、安心感をそのままに、またシャープな印象までそのままに、すっきりと飲めます。何が変わったって?・・・温度が変わった。。。いや、そうじゃなくて。。。でも、なーんかほっとするんですよねー。旨いっす。

製造年月:H27年02月

紀土-KID-(きっど)「純米吟醸」 データ

使用酵母 協会9号酵母
使用米 麹米、山田錦50%精米、掛米、五百万石55%精米
日本酒度 +3
酸度 1.4
アルコール度 15度以上16度未満
容量・価格 1.8L・2,260円(税別)
容量・価格 720ml・1,130円(税別)

紀土-KID-(きっど)「純米吟醸」に関するリンク

2015/03/14 紀土-KID-(きっど)「純米吟醸」(日本酒ブログ)

紀土-KID-(きっど)「純米」

紀土-KID-(きっど)「純米」紀土-KID-(きっど)「純米」ラベル

 ラベルは白色の背景、右寄りに「KID」の型押し。金の箔で、中央左に銘柄の「紀土」、右下に特定名称の「純米酒」。その下にKishu no fudo touji shibata hidemichi heiwa shuzouと書かれています。アシンメトリーで雰囲気あります。

 上立ち香は穏やかで明確ではないものの、奥の方からじわじわと出てくる芳香感。もしや自分の鼻が利いていないのか?と思わせるような香り高いお酒に感じる系統の香り。

 含むと、高級酒の様に押し出しは少な目ながら、酸とほのかな甘み、そしてスッキリ系の辛味。もっとも安価な純米から開栓したつもりが、間違って純米吟醸を開けてしまったか?とラベルを二度見しました。間違いなく安価な純米でした。何というパフォーマンス。

 後半は綺麗なお酒らしく、余韻も短めで、スッキリと引いていきます。糖分をあまり残さず、比較的醗酵が進んだ辛口のイメージながら、加水も絶妙のバランスで口当たりの良さを表現している。まさに口上通り!。んんー、生原酒も飲んでみたくなるが、これは蔵元が「この状態が最高です。」と言っているかのようで、加水火入れの技術の高さを感じます。旨いっす。

 次に人肌まで燗をつけてみました。長方形選択ツールで枠を指定し、選択範囲をブラシツールで旨くぼかしたかのよう。なじむーー。スルスルとすべるように入ってきます。旨いっす。

 これで一升瓶価格、税別1,800円(購入当時)とは恐れ入谷の鬼子母神。

製造年月:H26年12月

紀土-KID-(きっど)「純米」 データ

使用酵母 協会7号酵母
使用米 麹米、山田錦・五百万石50%精米、掛米、一般米60%精米
日本酒度 +3
酸度 1.4
アルコール度 15度以上16度未満
容量・価格 1.8L・1,900円(税別)
容量・価格 720ml・950円(税別)

紀土-KID-(きっど)「純米」に関するリンク

2015/03/11 紀土-KID-(きっど)「純米」(日本酒ブログ)

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