矢本蔵 宮城県東松島市大塩字緑ヶ丘4-5-7
1724年(享保9年)創業。武将であり、歌人として知られる源実朝が古来より歌枕の地であった塩竈の景色を詠んだ歌、「塩竈の浦の松風霞むなり、八十島かけて春や立つらむ。」から命名。
自家培養酵母「浦霞酵母」は優れた吟醸香を生み出す酵母として、1986年に日本醸造協会により協会12酵母として登録された。
浦霞(うらかすみ)「純米大吟醸」山田錦
ラベルは白地に水墨画で日本三景である松島湾内を描写。センターに銘柄の「浦霞」、すぐ下に平仮名で「うらかすみ」とルビがふってありわかりやすい。右に使用米の「山田錦」と特定名称の「純米大吟醸」。左に醸造元情報と角印。そして製造年月。
色はやや黄緑がかる。
上立ち香は、バニラともメロンとも感じられるように優しい華やかさ。
含むと始めは優しい当たりながら、順番にいろいろな感覚を表現してきます。浦霞辛口ワールドから覗かせる甘味、苦味、最後に渋味。しかし、複雑と言うほどでもなく大吟醸らしい美しい調和が旨いっす。
製造年月:2005年10月
感想の続きや購入先などの詳しくは下記リンクのブログを参照してください。
浦霞(うらかすみ)「純米大吟醸」山田錦 データ
使用酵母 | 自家培養酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦45%精米 |
日本酒度 | +1~+2 |
酸度 | 1.5 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 3,000円(税別) |
浦霞(うらかすみ)「純米大吟醸」山田錦に関するリンク
2006/01/25 浦霞(うらかすみ)「純米大吟醸」山田錦(日本酒ブログ)
浦霞(うらかすみ)「純米吟醸」浦霞禅
ラベルは白地に布袋さんの画、これは淡川康一という京都の禅画家がデザイン。右にタイトルの「陶酔境、浦霞禅」。左に醸造元情報と製造年月。酒銘「浦霞禅」の書は、瑞巌寺百二十八世住職の加藤隆芳老師(号は五雲軒)によるもの。
昭和48年から発売開始。
色はやや黄緑がかる。
上立ち香は、メロンように優しく華やかに香ります。
含むといかにも上質感♪。ん~これこれ♪これを待っていた。優しいファーストアタックの奥からほんのり甘味が出てきて、心まで穏やかにしてくれます。プリマドンナの美しい踊りに見とれていると、すすっと袖に下がって行きました。う~ん、名残惜しい。旨いっす。
製造年月:2006年03月
感想の続きや購入先などの詳しくは下記リンクのブログを参照してください。
浦霞(うらかすみ)「純米吟醸」浦霞禅 データ
使用酵母 | 自家培養酵母 |
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使用米 | トヨニシキ50%精米 |
日本酒度 | +1 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 2,140円(税別) |
浦霞(うらかすみ)「純米吟醸」浦霞禅に関するリンク
2006/05/05 浦霞(うらかすみ)「純米吟醸」浦霞禅(日本酒ブログ)
浦霞(うらかすみ)「特別純米」
ラベルはゴールドを基調。センターに銘柄の「浦霞」、すぐ右に平仮名で「うらかすみ」とルビがふってありわかりやすい。右に特定名称の「特別純米酒」。左に醸造元情報と製造年月。
昭和48年から発売開始。
色はやや黄緑がかる。
上立ち香は非常に穏やかで、バニラ、ややミルキーに香ります。
含むと、旨みが口中でゆらゆらとほのかながら膨らむ様は、まるで水底で発生した酸素の泡がふわふわと上がってきて、水面に行くにつれ膨らむもすぐに弾けてなくなるかのよう。全体的には非常に淡い印象も、なかなかの上質感♪。旨いっす。
製造年月:2007年04月
感想の続きや購入先などの詳しくは下記リンクのブログを参照してください。
浦霞(うらかすみ)「特別純米」 データ
使用酵母 | 自家培養酵母 |
---|---|
使用米 | トヨニシキ55%精米 |
日本酒度 | +2~+3 |
酸度 | 1.2~1.4 |
アミノ酸度 | 1.4~1.6 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,963円(税別) |
浦霞(うらかすみ)「特別純米」に関するリンク
2007/06/27 浦霞(うらかすみ)「特別純米」(日本酒ブログ)
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