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秀鳳(しゅうほう)有限会社秀鳳酒造場

醸造元
有限会社秀鳳酒造場
所在地
山形県山形市山家町1-6-6
杜氏
相田勝之
仕込水
蔵王山系馬見ケ崎川貯水蔵王ダム水道水(軟水)
概要
秀鳳(しゅうほう)の沿革やポリシー

 1890年(明治23年)の創業。代表銘柄は庄五郎、秀鳳。秀鳳(しゅうほう)の銘柄の由来は、中国の瑞鳥「鳳凰」に由来し、豊かな自然と蔵の技を駆使して、個性ある酒造りを目指し命名。

 仕込み水は蔵王山系馬見ケ崎川貯水蔵王ダム水道水を使用。ちなみに山形県の水道水の硬度は27.801mlと言う軟水で、愛知県の硬度26.476mlに次ぐ、全国的に見ても柔らかい水である。特に蔵王ダムは標高600mと全国でも有数の高さにあり、冷たく汚染されにくい。それゆえ馬見ケ崎川貯水蔵王ダムの水はおいしいといわれる。

 造りでは、様々な酒米に果敢にチャレンジしており、山田錦、雄町、愛山、美山錦、亀の尾、山田穂、出羽燦々、出羽の里、つや姫、玉苗、出羽きらり、恋おまち、八反錦と十三種類もの仕込みを行っている。

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」山田穂磨き二割二分生原酒

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」山田穂磨き二割二分生原酒

 ラベルはオレンジのセンターに銘柄が「秀鳳」と髭文字で書かれています。すぐ左にルビが「しゅうほう」と平仮名で書かれていてわかりやすい。右に特定名称の「純米大吟醸」。右下に原材料などのデータや製造年月。左に「原酒」と醸造元情報。肩貼りで使用米の「山田穂」、精米歩合の「磨き二割二分」、そして「生」と書かれています。

 上立ち香は、程よく穏やかにマスカットを思わせるように香ります。何の違和感もなく陶酔できそうな香りが心地よい。

 含むと、おお、迫りくる甘味。精米歩合から考えると、いつもの7~8度という温度では少し冷やしすぎかなぁ?と思いましたが、杞憂でした。じゅわっと甘味を振りまいてくれます。後半はさすがの22%精米、磨きぬいた綺麗さを発揮して切れていきます。

 もう一度注意深く含む。在来品種の力強さはそのままに、もともと少ない体脂肪を極限まで絞り込んだことで表現しているメリハリ美ボディのある滑らかな動きから、弾力のあるキレッキレのダンスへ移行。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:H29年04月

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」山田穂磨き二割二分生原酒 データ

使用米 山田穂22%精米
使用酵母 山形酵母
日本酒度 -3
酸度 1.2
アルコール度 17度
容量 1.8L
価格 5,500円

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」山田穂磨き二割二分生原酒に関するリンク

2017/11/吉日 秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」山田穂磨き二割二分生原酒(日本酒ブログ)

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」出羽燦々磨き三割三分生原酒

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」出羽燦々磨き三割三分生原酒

 ラベルは白のセンターに銘柄がブルーの箔で「秀鳳」と髭文字で書かれています。すぐ左にルビが「しゅうほう」と平仮名で書かれていてわかりやすい。右に特定名称の「純米大吟醸」とその下に「原酒」、その他、原材料などのデータ。左に醸造元情報。肩貼りで使用米の「出羽燦々」、精米歩合の「磨き三割三分」、そして「生」と書かれています。

 上立ち香は、程よく華やかに、マスカットを思わせるように香ります。何故か?、この時点で濃さのようなものを感じます。

 含むと、甘味濃く口中を一気に支配する。なかなかパワフル。香りからの繋がりもストーリー性があります。開栓当初は若干イガイガしていましたが、デキャンタもしくは空気にふれてからの熟成で馴染んだようです。

 もう一度注意深く含む。押し寄せる甘味、それはまるで放射冷却で明日は寒くなりそうだなぁ、と言うときに見上げた夜空の星の様。こんなに星ってたくさんあったっけ?。こぼれ落ちてきそうな甘味。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:H29年01月

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」出羽燦々磨き三割三分生原酒 データ

使用米 出羽燦々33%精米
使用酵母 山形酵母
日本酒度 -2
酸度 1.3
アルコール度 17度
容量 1.8L
価格 3,333円

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」出羽燦々磨き三割三分生原酒に関するリンク

2017/03/05 秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」出羽燦々磨き三割三分生原酒(日本酒ブログ)

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」玉苗生原酒

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」玉苗生原酒

 ラベルは白のセンターに銘柄がグリーンの箔で「秀鳳」と髭文字で書かれています。すぐ左にルビが「しゅうほう」と平仮名で書かれていてわかりやすい。右に特定名称の「純米大吟醸」、右下に原材料などのデータ。左に醸造元情報と角印。肩貼りで使用米の「玉苗」、そして「生原酒」と書かれています。

 上立ち香は、程よく華やかにメロンのように香ります。いかにも我が家好みの香りの出方、さすが山形酵母、素晴らしい広がり方です。

 含むと、ん~、いかにも秀鳳のあの甘さ。これまでに飲んだ秀鳳はいずれも日本酒度がマイナスでしたが、これはプラスとの表示。しかしそう言われても気が付かないであろう、らしい甘さがピョンピョンはねる。後半はほんのり苦味を残し、微笑ましく切れていきます。

 もう一度注意深く含む。こ、この隠しきれない甘味は、童謡「かわいいかくれんぼ」だ。お庭でピョコピョコしていたひよこですが、じょうずに隠れたつもりが黄色いあんよが見えてます。何とも可愛らしい。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:H29年10月

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」玉苗生原酒 データ

使用米 玉苗45%精米
使用酵母 山形酵母
日本酒度 +2
酸度 1.3
アルコール度 17度
容量 1.8L
価格 3,200円(税別)

秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」玉苗生原酒に関するリンク

2017/11/吉日 秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」玉苗生原酒(日本酒ブログ)

秀鳳(しゅうほう)有限会社秀鳳酒造場に関するリンク

有限会社秀鳳酒造場さんオフィシャルサイト

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