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平成16年04月24日(土) |
◆酒造り体験をする◆ まずは今回行う作業全体の流れを関谷さんに説明していただきながら、酒造り工程の勉強をしました。一通りの基礎編を勉強したのち、話はだんだんマニアックに・・・蔵見学をする時、どの部分を注意深く見ると良いのかという視点から、原料処理(精米は粒がそろっているか?)や蒸米の工程(蒸気の温度や水分量の調整)、掛米の状態(ばらけているか?)を勉強しました。特に自分が気になった点は原料処理でした。よく見かける精米機で精米されたお米は仁丹のような大きさのまん丸だったのを記憶してましたが、同じ精米歩合でもよりよいお米を目指すには扁平に精米するのが良いそうです。扁平精米(原型精米)にはそれ専用の精米機が必要と思っていたのですが、米の投入量や排出量の調整をして中の圧力を変えつつ、ロールの回転スピードも調整すれば、精米に時間はかかるものの綺麗な楕円に削れるそうです。我々消費者は精米歩合35%などといった数字しか見ていませんが、隠れたところでこだわっているのですね。 さてさて、酒造り体験の様子ですが、右の写真で順にご紹介いたします。自分達は三段仕込みの最終工程である”留め”を行いました。麹と水を投入し櫂入れ、温度を測った後に氷を入れ品温を調整します。 吟醸工房には自分達がもっとも気になっていた遠心分離機が導入されました。説明していただきました原理は、もろみを入れた丸い容器をぐるぐる回転させると、比重の重い酒粕は外側に層をつくり、糊状の酒粕を経て、一番内側にみごとに分離されたお酒がたまります。これをそれぞれチューブで吸い上げるわけですが、その最大の利点は圧力がかからないため綺麗な酒質となることだそうです。また薮田や袋搾りのように布を通さないため臭いがつかないことや、密封された状態での分離ができるため空気に触れない。連続して作業が可能。などです。最後に上げた利点は酒質とは関係ありませんが、効率が良いそうです。もっともこの吟醸工房、効率と言っても石高は失礼ながらたかだかしれてます。。。この装置、気になるお値段はフェラーリの最上級モデルが新車で買えるそうです。(笑)ここまで書いていいのか? 遠心分離機での粕歩合は90~100%だそうで、採算が取れるのかを聞いたところ、良質の酒粕を二次利用して焼酎を造ることで通常の搾りのお酒との価格差を少なくすることが出来そうとのことでした。一番下の写真が焼酎を造るための蒸留装置です。 今回のお酒は約一月後にこの遠心分離にかけられ、瓶詰めされます。スペックは山田錦50%精米、協会9号泡なし酵母(901)、純米吟醸です。果たしてどんな味のお酒になるのか楽しみです。由紀の酒オリジナルのこのお酒、飲んでみたい方いらしゃいます? この後、関谷さんを拉致した自分達は、一宮に戻りオフ会です。つづく・・・ 参加者 |
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