奈良萬(ならまん)「純米吟醸」H7BY
ラベルは和紙で高級感があります。センターに金箔で銘柄の「奈良萬」、右には主要銘柄の「夢心」も!。これは珍しい。その下に特定名称の「純米吟醸」、右下には原材料などのデータ。左に醸造元情報と印。
裏ラベルには平成7年当時に醸造責任者だった越後杜氏の下條勇雄氏の名も記されております。使用米に山田錦の記載も…。使用割合は80%の五百万石に対し、20%とありますので麹米に使用していると思われますが、山田錦も使用している貴重な奈良萬。
上立ち香は、リキュールを思わせるように香ります。熟成から来るものもあるとは思いますが、奇跡的に老酒様の香りはしません。素晴らしい保存状態だったようです。
含むと、おお、20年の経過を思わせない旨味、へたれていない芯を感じます。期待したような熟成の円みは僅かながら、心地よいほのかな甘味。
もう一度注意深く含む。新たな低温熟成酒の可能性を感じるような酒質。出荷時の酸は決して高くはなさそうですが、形作っている枠が存在し崩れていません。今までに飲んだ奈良萬のバランスの良さの前身を見る思いです。…
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:1996年05月
奈良萬(ならまん)「純米吟醸」H7BY データ
使用米 | 麹米、山田錦48%精米、掛米、五百万石48%精米 |
---|---|
使用酵母 | うつくしま夢酵母(F7-01) |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 不明 |
奈良萬(ならまん)「純米吟醸」H7BYに関するリンク
2016/12/01 奈良萬(ならまん)「純米吟醸」H7BY(日本酒ブログ)
奈良萬(ならまん)「純米吟醸」
ラベルは生成りの和紙で、センターに黒で銘柄の「奈良萬」、右に特定名称の「純米吟醸」、右下には「清酒」、左に製造年月と夢の印。豊富な情報は裏ラベルに譲り、シンプルなものとなっています。
上立ち香は、穏やかながら心地よくマスカットのように香ります。栗のような香りも僅かに混ざる。香りの強さは程よく、食事の邪魔をしない程度に、かつ吟醸酒らしく好感が持てます。
上立ち香は非常に穏やかで明確ではないものの、軽いバナナ系。おしとやかないい感じの香りの出方です。
含むと、先日の純米に通じるようなバナナ系ジューシーさを感じるも、軽快なイメージ。後半戦でも疲れることなく飲み進んで行くことが出来るのはストーリーのようなものを感じます。…
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2008年02月
奈良萬(ならまん)「純米吟醸」 データ
使用米 | 五百万石53%精米 |
---|---|
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | - |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 1,8L |
価格 | 3,300円(税別・購入当時) |
奈良萬(ならまん)「純米吟醸」に関するリンク
2008/04/16 奈良萬(ならまん)「純米吟醸」(日本酒ブログ)
奈良萬(ならまん)「純米」無濾過瓶火入れ
ラベルは白で、センターに黒で銘柄の「奈良萬」、右に特定名称の「純米」、右下に「清酒」。左には「無ろ過瓶火入れ」と製造年月、「夢」の印。豊富な情報はすべて裏ラベルとなるシンプルなものとなっています。
上立ち香は非常に穏やかで明確ではないが酢酸イソアミル系?。含むと一転、熟れたバナナを思わせるメリハリのあるジューシーさを表現するも、決して甘くない。甘くない分パワフルに感じる旨みがストレートに伝わってきます。
飲みすすんで行くと、このお酒のパフォーマンスをさらに発揮!。とてつもない安心感。食事に対する包容力。旨いっす。後半は引きが早いほうではないものの、充足感。お値打ちさを感じさせてくれるお酒でした。…
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2008年02月
奈良萬(ならまん)「純米」無濾過瓶火入れ データ
使用米 | 五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | うつくしま夢酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,500円(税別・購入当時) |
奈良萬(ならまん)「純米」無濾過瓶火入れに関するリンク
2020/07/08 奈良萬(ならまん)「純米」無ろ過瓶火入れR1BY(日本酒ブログ)
2008/04/15 奈良萬(ならまん)「純米」無濾過瓶火入れ(日本酒ブログ)
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