1872年(明治5年)の創業。行ったことはないのですが行った気にさせてくれるGoogle Earth♪。美しい田園風景のなかに小林酒造さんがあります。地名も小山市美田(みた)地区。ここから銘柄の鳳凰美田が生まれたとのことです。
昔ながらの和釜で米を蒸す。五層構造の麹室は四室に別れ、順に奥へと運ばれていく。仕込みは20本のサーマルタンクで行い、全て吟醸仕込みで徹底した温度管理を行っている。上槽は袋吊りか佐瀬式の槽にて優しく搾られる。
鳳凰美田(ほうおうびでん)「大吟醸」金賞受賞酒
ラベルは和紙でセンターに大きく銘柄の「鳳凰美田」、真ん中に鳳凰美田と読める角印が押しております。右にも落款。左に醸造元情報。シンプルです。
上立ち香は華やかにパイン様に香ります。含むと、これぞ正に出品酒!。ミスユニバース世界大会で腰に手をあて上目遣いで、「どう?」と言われたかのように強烈アピール。その後もデュークウォークで「シュ~ン、シュ~ン」と切れていきます。
食前の一瞬の輝きを求めたかのようなお酒でしたが、このお酒の素晴らしさはこれで終わりませんでした。だしまき玉子と絶妙な相性を見せたのです。お互いを引き立てあい、メロウな部分も見せてくれました。旨いっす。…
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
鳳凰美田(ほうおうびでん)「大吟醸」金賞受賞酒18BY データ
使用米 | 兵庫県産特A地区山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 0.9 |
アルコール度 | 17.8度 |
容量 | 500ml |
価格 | 3,024円(税込み) |
鳳凰美田(ほうおうびでん)「大吟醸」金賞受賞酒に関するリンク
2007/07/15 鳳凰美田(ほうおうびでん)「大吟醸」金賞受賞酒(日本酒ブログ)
鳳凰美田(ほうおうびでん)「大吟醸」出品酒15BY
ラベルは和紙でセンターに銘柄の「鳳凰美田」と読める角印。後はいかにも特別なお酒っぽく、データが細かく書き込まれています。右から平成十五酒造年度全国新酒鑑評会出品大吟醸酒。速醸酒母、十五日。醪日数、弐十八日。原材料、米、米麹、醸造用アルコール。原料米、兵庫県産特A地区山田錦米。精米歩合、参拾八。酒精分、18.3%。日本酒度、プラス3。酸度、1.1。アミノ酸度、0.8。斗瓶番号、A2系列1號。500ml詰め。そして醸造元情報。
このお酒は由紀の酒常連様の葉さん宅オフ出品酒。他のお酒もそうそうたるものでしたが、このお酒の美しさは素晴らしかった。まだ何も食べていない最初の方に頂いたので、わかりやすかった。いかにも出品酒。綺麗な酒質。ほのかな甘味。旨いっす。
鳳凰美田(ほうおうびでん)「大吟醸」出品酒15BY データ
使用米 | 兵庫県産特A地区山田錦38%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.1 |
アミノ酸度 | 0.8 |
アルコール度 | 18.3度 |
容量 | 500ml |
価格 | 3,024円(税込み) |
鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米大吟醸」亀粋髭判無濾過本生
ラベルは海を思わせる紺碧のグラデーション。センターに銀の箔で銘柄の「鳳凰美田」、右下に平仮名で「ほうおうびでん」とルビがふってありわかりやすい。右外に裏ラベル要素の原材料などのデータや、口上。左に醸造元情報。肩に「生酒」シール。
飲みたくなったら、いつもお取り寄せする鳳凰美田。しかも聞き慣れない酒米「亀粋(きっすい)」のお酒です。調べてみると、米鶴酒造の醸造課長である志賀良弘さんが、亀ノ尾の田に背丈が高い2つの見事な穂を発見したことをきっかけに、その種籾150粒から選抜栽培を繰り返したそうです。収量が増えたところで特性の調査を行ったところ、亀ノ尾よりも心白が大きく発現し良質なデンプンが多く、また亀ノ尾よりも稈長(かんちょう)は長いが耐倒伏性に優れることが確認されたそうです。
亀ノ尾の「亀」と、きわだって優れているという意味の粋を集めるから「粋」をとり「亀粋(きっすい)」として出願、1993年8月3日に個人としては初めて新品種として登録されました。
この米を好意で分けてもらい小林酒造さんが仕込んだ、髭判。楽しみです。
ラベルの横の口上は…
新酒の雫をそのままの姿で一本、一本、丁寧に瓶詰めしております。しぼりたての生酒のため保存は冷蔵暗所にてお早めにお召し上がり下さい。濾過等の処理は一切行っておりませんので、澱などが絡んでいる場合もございますが品質には全く問題ございません。グラスに注ぎ、ゆっくりと空気に触れさせて常温に近い状態にまで温まりますと、味わいの膨らみ、お米の優しさ、自然な甘味、日本酒だけにしか纏えない芳醇な香、雅な質感、滑らかな味わいなど日本酒の素晴らしさをお伝えできるかと存じます。この度は、弊社商品をお求めいただき蔵内一同心より感謝申し上げます。
とあります。
開栓後一週間が経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注いたものと、吟醸グラスに五分目ほど注いだものを用意しました。ほんのり緑黄色で綺麗に澄んでいます。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、リンゴを思わせるように香ります。大きくは主張していませんが、それでも我が家好みのいい香りが出ています。
含むと、際立ったクリアな透明感ながら、所作良く滑るように出てきた甘味。滞在時間は残念ながら長くはなく、すぐに何も見えなくなります。二度見したかったのに、タイミングを失った感じ。何だったんだろう?、今の一口は。
そしてもう一度注意深く含む。今度こそ見極めようと意気込む。見えた!、綺麗な指先。美しい長い指。爪は自然なままなのに、何とも美しい艶。最初の一口では気付けなかったが、これは酸の仕事か。しかしそれと感じさせず何とも上品でエレガント。旨いっす。
感想の続き、購入先などの情報は下記の日本酒ブログへ
鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米大吟醸」亀粋髭判無濾過本生 データ
使用米 | 山形県高畠産亀粋50%精米 |
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使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 3,600円(税別) |
鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米大吟醸」亀粋髭判無濾過本生に関するリンク
2017/06/15 鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米大吟醸」亀粋髭判無濾過本生(日本酒ブログ)
鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米吟醸」碧判
ラベルは白地のセンターに髭文字で銘柄の「鳳凰美田」、右に平仮名でルビがふってありわかりやすい。右に「限定品」と右外に裏ラベル要素の原材料などのデータや、口上。左に醸造元情報。肩張りに「碧判」。
ラベルの横の口上は…
この商品は「鳳凰美田」の中でもマスカットを基調とする吟醸香を主体とした芳香を特徴としております。お米の甘さ、爽やかで心地よい明るい酸味を味わいのベースとし、早いアタックからスムーズなアフターへ移るシルエットと洗練された質感をお楽しみください。新酒の雫をそのままの姿で一本、一本、丁寧に瓶詰めしており、しぼりたての生酒のため保存は冷蔵暗所にてお早めにお召し上がり下さい。濾過等の処理は一切行っておりませんので、澱などが絡んでいる場合もございますが品質にはまったく問題ございません。グラスに注ぎ、ゆっくりと空気に触れさせて常温に近い状態にまで温まりますと、味わいの膨らみ、米の優しさ、自然な甘み、日本酒だけにしか纏えない芳醇な香、雅な質感、滑らかな味わいなど日本酒の素晴らしさをお伝えできるかと存じます。この度は、弊社商品をお求めいただき蔵内一同心より感謝申し上げます。
とあります。
開栓後一週間が経過しております。上立ち香は比較的華やかにマスカットのように香ります。いかにも生原酒っぽいイメージがあり、いい香り出てます。思えばいつも鳳凰美田は好みの香りだった♪。…
感想の続き、購入先などの情報は下記の日本酒ブログへ
鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米吟醸」碧判 データ
使用米 | 麹米、山田錦55%精米、掛米、五百万石55%精米 |
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使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 3,000円(税別) |
鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米吟醸」碧判に関するリンク
2015/12/23 鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米吟醸」碧判(日本酒ブログ)
鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米吟醸」無濾過かすみ生
ラベルは和紙でセンターに銘柄の「鳳凰美田」、その右に平仮名で「ほうおうびでん」とルビがふってありわかりやすい。左に醸造元情報と印。シンプルなラベルです。肩張りにしぼりたて新酒、特定名称の「純米吟醸」、特徴の「無濾過かすみ生」と書かれています。
上立ち香はしっかり果実のようでリンゴを思わせるように香ります。含むと爽やかな甘味が全体のバランスを整えるように口の中に広がります。これが三千円で購入可能とは!非常にコストパフォーマンスもいいお酒です。
この蔵元さんではお田植え祭や収穫祭が行われ、毎年この蔵のファンで賑わっているようです。自分も一度参加してみたいものです。…
感想の続き、購入先などの情報は下記の日本酒ブログへ
鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米吟醸」無濾過かすみ生 データ
使用米 | 美田地区産若水50%精米 |
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使用酵母 | M-1酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.4 |
アミノ酸度 | 1.0 |
アルコール度 | 17度以上18度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,400円(税別) |
鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米吟醸」無濾過かすみ生に関するリンク
2004/04/30 鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米吟醸」無濾過かすみ生(日本酒ブログ)
鳳凰美田(ほうおうびでん)「吟醸」無濾過かすみ生
ラベルは和紙でセンターに銘柄の「鳳凰美田」、その右に平仮名で「ほうおうびでん」とルビがふってありわかりやすい。左に醸造元情報と印。シンプルなラベルです。肩張りにしぼりたて新酒、特定名称の「吟醸」、特徴の「無濾過かすみ生」と書かれています。上の純米吟醸との違いはラベルが細くなっていることくらいか。
かすみとあるように、非常にうっすらではあるが、にごりがあります。上立ち香は華やかで林檎の香。心地よくパーンと放つも嫌味ではありません。含むと、しぼりたてらしからぬ穏やかな優しい柔らかい当たり。ほのかな酸味、甘味がバランス良く好感がもてます。
旨いっすね~。近場で購入できないのが残念です。先日、小林専務に「売ってない!」とこぼしたら、あっさりと「増石の予定もないので・・・」と言われました。(笑)…
感想の続き、購入先などの情報は下記の日本酒ブログへ
鳳凰美田(ほうおうびでん)「吟醸」無濾過かすみ生 データ
使用米 | 美田地区五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | M-1酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 0.9 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,300円(税別) |
鳳凰美田(ほうおうびでん)「吟醸」無濾過かすみ生に関するリンク
2005/12/19 鳳凰美田(ほうおうびでん)「吟醸」無濾過かすみ生(日本酒ブログ)
鳳凰美田(ほうおうびでん)小林酒造株式会社に関するリンク
2017/06/13現在、小林酒造株式会社さんオフィシャルサイトは確認できておりません
コメント
2017/01/07 WOWOWプライム 銘酒誕生物語 大吟醸酒の真髄を究めんとする「而今(じこん)」(三重)と「鳳凰美田(ほうおうびでん)」(栃木)を訪ねる。