1597年(慶長2年)創業。創業当初は富山で米問屋を営む。1951年(昭和26年)、現在の地で酒造業設立。主力銘柄は「當選」や「平井城」であったが、2008年現蔵元杜氏の広幸氏となってから、「流輝(るか)」を手掛ける。
命名の由来は、小山商店にお酒を売り込んだ時、「自分の感情、思いを込められるような新たな名前にした方が良いのでは?」と言われ、お子様の名前の候補だった流輝(るか)と名付ける。
※由紀の酒 Best of the year 2020 コストパフォーマンス部門
翌年令和2年全国新酒鑑評会金賞受賞
流輝(るか)「純米大吟醸」Morpho(モルフォ)
ラベルは黒のグランドで、ブルーのモルフォ蝶が描かれています。センターに白文字で銘柄の「流輝」、右に特定名称の「純米大吟醸」、下にタイトルの「Morpho」、カタカナでも表記されており判りやすい。
上立ち香は、華やかに心地よく、林檎を思わせるように香ります。洋梨のようなイメージもあり、バランスの良い我が家好みの香りです。
含むと、…、ん?、綺麗!、そして爽やか。勝手ながら使用米の山田錦から想定していた膨らみではなく、大吟醸らしい線の細い細やかな描写。ほのかな甘みは雑味なく、全体像もノイズが乗ることはない。酸はそれと感じさせることなく、後半もすっきりと早めの収束。
もう一度注意深く含む。これは!背景のボケまで美しいZeiss Planarで捉えた朝顔だ。色数が多くはない分明快で、全体像はノイズがなく落ち着きがある。僅かに乗る朝露は爽やかで、美しいブルーから赤みへのグラデーションは、まるで見る角度で違って見えるかの様。旨いっす。
製造年月:2020.03
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
流輝(るか)「純米大吟醸」Morpho(モルフォ) データ
醸造元 | 松屋酒造株式会社(群馬県藤岡市) |
---|---|
使用酵母 | 10号系酵母 |
使用米 | 兵庫県産山田錦40%精米 |
日本酒度 | -2 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 15度 |
製造年月 | 2020/03 |
容量 | 720ml |
価格 | 2,050円(税別) |
流輝(るか)「純米大吟醸」Morpho(モルフォ)に関するリンク
2021/09/08 流輝(るか)「純米大吟醸」Morpho(モルフォ)R2BY(日本酒ブログ)
2020/09/08 流輝(るか)「純米大吟醸」Morpho(モルフォ)(日本酒ブログ)
流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生
ラベルは白のグランドのセンターに赤の箔で銘柄の「流輝」、すぐ左に平仮名で「るか」とルビがふってあり判りやすい。ラベルの右肩に使用米の「山田錦」シール。肩ラベルで特定名称の「純米吟醸」と特徴の「無ろ過生」。
上立ち香は、比較的華やかで心地よく、林檎を思わせるように香ります。いかにも我が家好みの良い香りが出ています。
含むと、…、、おお、綺麗!、先にモルフォを飲んでいなければ、間違えて純米大吟醸の方を開けてしまったかと勘違いしそうな繊細さと綺麗な甘み。酸は主張しない程度の上品さで甘味とのメリハリを見せ、中盤から少しだけ膨らみのお手伝い。膨らむと言ってもノイズは気持ち良く抑えられており、後半は適度な余韻だけ残し、きりりと引き上げていきます。
もう一度注意深く含む。この気持ち良い陰影と余韻のボケ。これは木漏れ日のサンタンカだ。周辺のシャドゥ部分でもノイズが乗ることはなく美しくボケ、スポットの当たる甘味の主題は瑞々しくキラリと光る。旨いっす。
製造年月:2021.07
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生 データ
醸造元 | 松屋酒造株式会社(群馬県藤岡市) |
---|---|
使用酵母 | 10号系酵母 |
使用米 | 山田錦60%精米 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アルコール度 | 16度 |
製造年月 | 2021/07 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,400円(税別) |
流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生に関するリンク
2021/07/吉日 流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生(日本酒ブログ)
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