青煌(せいこう)「純米吟醸」山田錦生原酒
ラベルは白色を基調とし、センターにブルーの箔で銘柄の「青煌」。すぐ左に平仮名で「せいこう」とルビがふってあり判りやすい。右に特定名称の「純米吟醸」、その下に使用米の「山田錦」、さらに右外に使用酵母の「つるばら酵母仕込み」。左に原材料などのデータ、左外に醸造元情報。裏ラベルにも細かくデータが書かれており、その中のアルコール度にプラスして「原酒」、裏ラベルの上に生酒シール。
開栓前にチルド室に入れしっかり冷やしました。最初の飲用温度は7~8℃くらいです。開栓は9月13日(月)で、二日経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほとんど付いておらず、綺麗な澄み方をしております。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、洋梨を思わせるように香ります。リンゴの雰囲気もあるような我が家好みの香りです。
花酵母のお酒をはじめて飲んだのは、記憶が確かならば由紀の酒が始まってまもなくなので、2002年から2004年にかけてと思われます。その頃は少し醗酵が弱いのかなぁと思わせる、良く言えば繊細ですが、早く飲んであげなくてはと思わせる儚げな印象でした。花酵母研究会誕生からは20年の歳月。発酵力も増してきたのか?、安定感もでてきました。
含むと、…、イイ!。気持ち良い酸味と、ライチを思わせる甘味。澄んだ綺麗な爽やかさもありながら、メリハリのある膨らみも見せる。温度が少し上がると少しだけ爽やかさが薄れた分、膨らみが嵩高となり満足感。後半は磨きの恩恵を受け、美しく捌けていきます。新政とはまた違った酸の見せ方!、これも素晴らしい。白麹を使ったクエン酸を感じるお酒にも通じるものがありそうですが、それとは少し違うエレガントさ。
もう一度注意深く含む。これは透かし鬼灯だ。心地よいオレンジ色のプチ甘味を、白い網目の酸が爽やかに小気味好く覆う。そしてエレガントなリフレクション!。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2021.03
青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町生原酒 データ
使用米 | 兵庫県産山田錦50%精米 |
---|---|
使用酵母 | つるばら酵母(HNG-5) |
日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.9 |
アルコール度 | 17度 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,800円(税別) |
青煌(せいこう)「純米吟醸」山田錦生原酒に関するリンク
2021/09/15 青煌(せいこう)「純米吟醸」山田錦生原酒(日本酒ブログ)
青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町生原酒
ラベルは白色を基調とし、左側に青龍がデザインされています。センターにブルーの箔で銘柄の「青煌」。すぐ左に平仮名で「せいこう」とルビがふってあり判りやすい。すぐ下に「SAYKOH」と英語表記もある。右に特定名称と特徴の「純米吟醸生原酒」、さらに右外に使用酵母の「つるばら酵母仕込み」。右下に原材料などのデータ。左下に囲み文字で使用米の「雄町」、左外に醸造元情報。
開栓は7月13日で、二日が経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほとんどついておらず、綺麗な澄み方をしております。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、ライチを思わせるように香ります。洋梨のようなイメージもあり、バランスの良い香りです。
含むと、…、おお、生原酒の割にメリハリは抑えめで、甘味優勢で酸と絶妙な鈍角で交わる。瑞々しく軽快な雰囲気は瓶やラベルの印象通りで、後半の優しい余韻へと繋がります。全体の上品さは、表記よりも軽いアルコール度数に感じさせます。
もう一度注意深く含む。この気品。これは雨中のシェイラだ。オリエンタルユリなだけに妖艶さも兼ね備え、雨滴は瑞々しく細部にまで気遣った描写を見せる。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2020.03
青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町生原酒 データ
使用米 | 雄町50%精米 |
---|---|
使用酵母 | つるばら酵母 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.6 |
アルコール度 | 17度 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,700円(税別) |
青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町無濾過生原酒に関するリンク
2020/07/15 青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町無濾過生原酒(日本酒ブログ)
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