1819年(文政2年)の創業。常きげん(じょうきげん)の銘柄の由来は、4代目当主が「八重菊や酒もほどよし常きげん」と一句詠んだことから。
能登四天王と言われた名杜氏の農口尚彦氏は、菊姫を65歳の定年で退職されました。その技術を惜しむ、常きげん蔵元の鹿野頼宣氏が1998年、三顧の礼をもって鹿野酒造に迎える。2012年に鹿野酒造を退職されるまで、その技術を伝承した。
現在は1999年より鹿野酒造に入社した木谷太津男氏が杜氏として醸している。
仕込み水は古来より、蓮如上人ゆかりの井戸として親しまれてきた「白水の井戸」に霊峰白山からの伏流水(軟水)が湧き出る。また酒米にもこだわり、霊峰白山からの伏流水を引き、恵みあふれる加賀平野の自社田で山田錦を育てている。
常きげん(じょうきげん)「大吟醸」斗瓶取り
ラベルは和紙で高級感があります。センターに銘柄の「常きげん」、上に特定名称の「大吟醸」、右に「加賀國銘酒」、「白水の井戸、名水仕込」。左には醸造元情報。肩貼りで斗瓶取り。
自社栽培の山田錦で仕込まれた、とびっきりです。
上立ち香は、華やかにマスカットのように香ります。
含むと、綺麗な造りで滑りよく、つるりと喉を通ります。
後半は、潔く引き上げていきます。
杜氏:農口尚彦
製造年月:2001年11月
常きげん(じょうきげん)「大吟醸」斗瓶取り データ
使用米 | 自社栽培山田錦40%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 8,000円 |
常きげん(じょうきげん)「純米大吟醸」KISS of FIRE
お洒落な瓶のイメージを壊さないように、簡単なブルーのシールがラベルとして貼られています。金の箔で、匠の文字をデザイン化したマークがあり、その下に「KISS of FIRE」、「Premium grade Japanese Sake」と書かれています。栓の封印として貼られている金のシールには、特定名称の「純米大吟醸」、「清酒」、「KISS of FIRE」、上部に製造年月の「2016.12」。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、梨を思わせるように香ります。しっとりとした上品な香りで、嫌なものは何も含まれていません。この時点で、心ははやる
含むと、…、…、何ともスムース。あれ?ややもすると、今年の石田屋よりも滑らかかも?と思わせるほど丸い。そしてほんのり甘味が広がる。いいぞぉ~これ!。
もう一度注意深く含む。まるでマシュマロを口中に放り込んだかのように、押すと柔らかく受け止める。ほのかな甘みが少しだけ押し返す。何とも心地よいやり取り。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2016年12月
常きげん(じょうきげん)「純米大吟醸」KISS of FIRE データ
使用米 | 山田錦50%精米 |
---|---|
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.5 |
アミノ酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 14度以上15度未満 |
容量 | 750ml |
価格 | 4,000円(税別) |
常きげん(じょうきげん)「純米大吟醸」KISS of FIREに関するリンク
2017/02/04 常きげん(じょうきげん)「純米大吟醸」KISS of FIRE(日本酒ブログ)
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