岡田謙治
1823年(文政6年)の創業。銘柄の由来は、蔵が深い森に囲まれ、木々の葉のすれあう音が天狗の舞う音に聞こえたとの伝説から「天狗舞」の名が生まれる。
能登四天王の一人、中三郎(顧問杜氏)から受け継がれた、山廃仕込みを基本とする。
天狗舞(てんぐまい)「大吟醸」中三郎
ラベルは和紙でセンターにタイトルで造り手「杜氏 中三郎」、右に銘柄の「天狗舞」、左に特定名称の「大吟醸」。右下に原材料などのデータ、左下に醸造元情報。肩貼りで「純生」。
上立ち香は、なんとも優しく甘く香り、やや芳香族にも振れる。
含むと、甘味を基調としながらも、酸味、辛味、に微妙な苦味渋味、の順序で全て感じることが出来ます。大吟醸の綺麗な造りの中で、これほどの調和!、職人芸とは良く言ったものです。短時間に見事なまでの旋律のポリフォニーを演出してくれます。旨い!
杜氏:中三郎
製造年月:H16年03月
天狗舞(てんぐまい)「大吟醸」中三郎 データ
使用米 | 麹米、兵庫県産山田錦40%精米 掛米、兵庫県産山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 金沢系自家培養酵母 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 10,000円(税別) |
天狗舞(てんぐまい)「大吟醸」中三郎に関するリンク
2005/07/21 天狗舞(てんぐまい)「大吟醸」中三郎(日本酒ブログ)
天狗舞(てんぐまい)「純米大吟醸」山廃生
ラベルは和紙でセンターに銘柄の「天狗舞」、右に特定名称と特徴のの「山廃純米大吟醸生」。右下に原材料などのデータ、左下に醸造元情報。肩貼りで「純生」。
上立ち香は、穏やかにメロンともラムネとも感じられるよう。
含むと、タオル地を摘んでは盛り上げ、摘んでは盛り上げしたかのような感触(キャッチングワッシャー)の複雑さ。中三郎に感じた職人芸を穏やかになだらかにしたようで、しみじみと飲める。旨いっす。か・な・り・旨いっす。
YUKIさんにも聞いてみました。
「五年越しの念願がかなったわ♪」
「あ゛~うみゃ~」
だそうです。!
杜氏:中三郎
製造年月:H18年04月
天狗舞(てんぐまい)「純米大吟醸」山廃生 データ
使用米 | 兵庫県産特A山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 金沢系自家培養酵母 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 5,000円(税別) |
天狗舞(てんぐまい)「純米大吟醸」山廃生に関するリンク
2006/05/16 天狗舞(てんぐまい)「純米大吟醸」山廃生(日本酒ブログ)
天狗舞(てんぐまい)「純米大吟醸」石蔵仕込み
ラベルは光沢のある薄いベージュでセンターに銘柄の「天狗舞」、右に特徴の「石蔵仕込み」。右外に原材料などのデータ、右下に製造年月。左に特定名称の「純米大吟醸」、左外に醸造元情報。肩貼りで「純生」。
上立ち香は、ほのかに香る程度ながら、上品な吟醸香。
含むと、上品ながら米の旨味が感じられ好印象。綺麗な造りながら、旨い!と思わせるお酒でした。
2001年の為、ブログ記事はなし。元日本酒ラベルに感想あり。
杜氏:中三郎
製造年月:H13年10月
天狗舞(てんぐまい)「純米大吟醸」山廃生 データ
使用米 | 兵庫県産特A山田錦38%精米 |
---|---|
使用酵母 | 金沢系自家培養酵母 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 4,000円(税別) |
2002/07/06 日本酒ブログ開設前 購入・・・酒の中島屋
天狗舞(てんぐまい)「純米」吟仕込白山菊酒
ラベルは白地のセンターに特徴と特定名称の「吟仕込純米酒」、右に銘柄の「天狗舞」。右下に白山菊酒の認証マーク。左に醸造元情報。肩貼りでも産地認証の「白山菊酒認定証」。
上立ち香は、比較的華やかでラムネを思わせると言うか芳香族感。開栓したての雰囲気バリバリなので、少し空気に触れてからの方が香りも落ち着く。落ち着いてからは、甘味を伴うかのような白桃の香り。
含むと、バナナ様の含み香が鼻に抜け・・・、おおお、これこれ。決して甘くない。いやしかし辛いわけでもない。そして後から出てくる円みのある旨み、何という安心感。
これぞ天狗舞!。クラシカルな印象ながら、食との相性を探る段階になると、これが最先端なのかもしれないと思わせる。
何種類かの酒だけの利き酒だと埋もれてしまうかもしれないが、記憶にとどめておきたい円い旨み。後半は余韻も楽しめるが短めなのも好印象で、手が勝手に次を注いでいる。旨いっす。
次に人肌まで燗をつけてみました。これか~、この温度だ。甘いわけでも、辛いわけでもないといった印象はそのままながら、冷酒の時に最初に感じたソリッドなイメージはなくなり、最初から円い。そして口中のぬくもりが消える頃には、その味わいも収束している。危険なヤツやわ・・・これ。
杜氏:中三郎
製造年月:2015年03月
天狗舞(てんぐまい)「純米」吟仕込白山菊酒 データ
使用米 | 五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | - |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.6 |
アミノ酸度 | - |
アルコール度 | 16度 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,500円(税別) |
天狗舞(てんぐまい)「純米」吟仕込白山菊酒に関するリンク
2015/04/04 天狗舞(てんぐまい)「純米」吟仕込白山菊酒(日本酒ブログ)
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