九頭竜川伏流水(軟水)
霊峰白山山系九頭竜川伏流水は雪解け水が長い年月をかけ、山の滋養という濾過を経て、再び名水として湧き出る。
白いタンクに貯められた水は、レイリー散乱により綺麗なブルーに見えます。
文化元年(1804年)初代蔵元の二左衛門により創業。銘柄は蔵がある松岡町を流れる九頭竜川の古名「黒龍川」に由来する。屋号は石田屋。
黒龍のラベルの書は、パリの個展で有名な福井を代表する書家・吉川壽一氏のもので、ラベルは福井の伝統古布(八十八、龍)や越前和紙(二左衛門、石田屋、しずく、火いら寿)が採用されている。
黒龍酒造さんでは、「清酒に興味がない人にも、このお酒の良さを知ってもらう」「清酒の楽しみ方をもっと伝える」と言う取り組みがある。大吟醸酒を全国に先駆けて出したことは有名だが、さらに多くの人に知ってもらうため、大吟醸酒をお手軽にと言うコンセプトで「吟のとびら」を出している。
また、居酒屋さんなどでも小容量で提供しやすくするため、120mlと90mlの容量が計測できる目印がデザインされた、吟醸酒の香りが引き立つ口すぼまりの形状の「黒龍 酒グラス」を提案している。
楽しみ方としては、湯煎でじっくりと温める風情あるお燗文化の浸透に「燗たのし」が一役買っている。
そして今回2015年のリニューアルの特色としては、純米酒系比率の高まりと、本醸造酒・一般酒の需要低迷から商品構成を見直したこと。四合瓶の価格を少しお値打ちにすることで日本酒の小容量化を推進していくということでした。冷蔵庫での保管のしやすさ、開栓後から飲み切りまでの時間、テーブル上での取り扱いなど、日本酒普及の鍵となるということです。
さらに詳しい取り組みについては、黒龍酒造さんオフィシャルサイトのブランドストーリー>〇杯から、一杯への想いをご参照ください。
※コストパフォーマンス部門 由紀の酒 Best of the year 2011 金賞受賞
※とびっきり部門 由紀の酒 Best of the year 2001 金賞受賞
こだわりの酒
季節の酒
出会いの酒
祝いの酒
酒門の会限定
その他限定
以前あったラインナップ
番外編
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋
何といっても特徴のある瓶ですので、ラベルはシンプルです。和紙に屋号の石田屋と印のみ。毎年11月に8000本、原酒のまま2~3年熟成したものの中から、厳選しブレンド調整してから出荷される。
箱には口上が同封されていました。
凍てつくような大寒の酒蔵の中、蔵人が眠る間もなく醸した香味豊かな大吟醸純米酒を、あえて低温にて長期に熟成させました。よりいっそうのまろやかさが加わり、創業の文化元年より続いている屋号「石田屋」を酒銘として命名いたしました。10~15度に冷やして時の流れとともに深まった香味をお楽しみください。
よりいっそうのまろやかさとは…。
上立ち香は、四天王の中ではもっとも穏やですが、心地よくメロンを思わせるように香ります。同じメロン系でも今回の二左衛門よりややカプロンに振れたイメージがあり、バランス良く感じます。またこの時点では熟成は感じられません。
含むと、…。おおお、やっぱりすべる!。この艶こそ、長期熟成酒の極み♪。粘りがあるわけではなくむしろサラサラしているのですが、液面の揺れがスローモーションに見えるかの如く僅かな甘みと共につるりと入ってきます。酸も抑え込まれており後半にかけても引っかかることなく、そのまま切れ上がっていきます。
もう一度注意深く含む。この艶!、これはダリアマキシだ。つるつるしていそうに見えるが、質感が損なわれているわけではなく、訴えかけてくるような描写。花弁のカーブもその配列のラインも美しい。中心部分の何とも高貴なエレガントさ。旨いっす。
感想の続き・購入先は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2021/11上
※とびっきり部門 由紀の酒 Best of the year 2001 金賞受賞
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋に関するデータ
使用米 | 兵庫県東条産特A山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
アルコール度 | 16度 |
容量 | 720ml |
価格 | 12,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋に関するリンク
2021/01/15 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2020BY(日本酒ブログ)
2021/01/15 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2019BY(日本酒ブログ)
2020/01/15 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2020(日本酒ブログ)
2019/01/30 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2019(日本酒ブログ)
2019/01/08 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2018(日本酒ブログ)
2018/01/07 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2017(日本酒ブログ)
2017/01/22 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2016(日本酒ブログ)
2016/01/11 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2015(日本酒ブログ)
2015/01/17 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2014(日本酒ブログ)
2014/01/04 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2013(日本酒ブログ)
2008/01/08 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2007(日本酒ブログ)
2006/01/07 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2005(日本酒ブログ)
2005/01/19 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2004(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門
以前は一升瓶もありましたが現在は4合瓶のみの出荷となりました。瓶の形やラベルは石田屋同様。和紙の縦長で二左衛門の銘と印のみとなっております。毎年11月に5000本、原酒のまま斗瓶囲いし1年熟成したものの中から、厳選し調整してから出荷される。
箱には口上が同封されていました。
最高級の酒米と清澄な水、そして蔵人の技と情熱で醸された香味豊かな大吟醸純米酒を斗瓶囲いし、独自の方法で熟成させました。上品でエレガントな香味に仕上がり、初代蔵元「二左衛門」を酒銘として命名いたしました。8~10°に冷やして新鮮な香りと旨みをお楽しみください。
上品でエレガントな香味とは…。
上立ち香は、比較的華やかにメロンのように香ります。この時点で高貴な雰囲気をすでに纏っているのを感じます。いかにも高級そうな瓶から注いだことも影響しているかもしれません(笑)。しかし確実に、我が家好みの香りです。
含むと…、…シャキーン!。これです!相変わらず鋭い。キリリと引き締まったボディ。ほんのりとした甘味は中盤で気を付けていれば感じる程度ながら確実に存在し、飲んだ者の頬を緩める。以前よりビンテージを意識するようになったからか?、後半でピキピキとした非常に僅かな酸で締める。この後半の酸は開栓直後より空気に触れたからか、起伏のないものになっています。
もう一度注意深く含む。シャープで鋭い中に見つける甘味。これはチロリアンデージーだ。気持ち良い赤の花弁の中心部分は、秘めた甘味を小出しにしてくるよう。旨いっす。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2021/11上
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門に関するデータ
使用米 | 兵庫県東条産特A山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.1 |
アミノ酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 720ml |
価格 | 12,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門に関するリンク
2023/01/12 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2021BY(日本酒ブログ)
2022/01/12 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020BY(日本酒ブログ)
2021/01/18 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020(日本酒ブログ)
2020/02/27 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2019(日本酒ブログ)
2019/01/20 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2018(日本酒ブログ)
2018/01/18 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2017(日本酒ブログ)
2017/01/21 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2016(日本酒ブログ)
2016/01/19 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2015(日本酒ブログ)
2015/01/20 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2014(日本酒ブログ)
2014/01/07 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2013(日本酒ブログ)
2008/01/24 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2007(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号
ラベルはカラフルな糸を織り込んだ布地で、金の箔で中央に八十八号とプリントしてあります。右肩に黒龍の銘柄。それ以外は全て裏ラベルに譲るシンプルなものですが、高級感があります。2020BYからシールキャップにビンテージが入りました。
八十八号とはタンクナンバーのことで、その年特に出来の良いお酒を八十八号タンクに集めたことから付けられた名前です。同封されていた紙には「お願い」が書かれていました。
このお酒は、蔵人が眠る間を惜しみ情熱を注ぎ込んで醸した大吟醸酒です。
冷蔵庫で保存し、10℃~15℃前後の温度で大吟醸酒ならではの素晴らしい香味をお楽しみ下さい。
大吟醸ならではの素晴らしい香味とは…
上立ち香は、心地よい程度に華やかでマスカットのように香ります。今期の四天王ではもっとも香り高く感じますが、嫌みのない我が家好みの吟醸香です。
含むと、…、…、おおお、つるりと引っかかることのない喉越し。キラリと光る程よい綺麗な丸い甘み。酸の抑え込みも秀逸で、気品あるふれる艶のあるエレガントな旨味。そして、すべる甘味の割に、鋭くシャープな切れ。これぞ、まさに理想郷の大吟醸。
もう一度注意深く含む。ポワンとした丸い光、この格調高い優雅な様は玉ボケのムスカリだ。香りの葡萄とも繋がる、ムスカリの英名グレープヒアシンス。その色も相まって美しさと気品を兼ね備える。旨いっす。
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製造年月:2021/11上
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号に関するデータ
使用米 | 兵庫県東条産特A山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 16度 |
容量 | 720ml |
価格 | 6,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号に関するリンク
2023/01/14 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2021BY(日本酒ブログ)
2022/01/19 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2020BY(日本酒ブログ)
2021/01/19 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2020(日本酒ブログ)
2020/03/05 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2019(日本酒ブログ)
2019/02/12 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2018(日本酒ブログ)
2018/01/20 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2017(日本酒ブログ)
2017/01/26 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2016(日本酒ブログ)
2016/01/31 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2015(日本酒ブログ)
2015/01/21 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2014(日本酒ブログ)
2009/01/21 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2008(日本酒ブログ)
2008/01/08 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2007(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく
ラベルはいたってシンプル。越前和紙の中央に趣のある字体で「しずく」、右肩に銘柄の黒龍。パリの個展で有名な福井を代表する書家・吉川壽一氏の題字です。
入手困難な黒龍の極みの酒シリーズ四天王の中でも、年に三回(6月、9月、11月)出荷されることから、その難度は下がっていると言われています。しかし、店頭に並ぶことは相変わらず稀で、取扱店と懇意にしつつ予約をしておく必要があります。
2021年出荷分から特徴のある機械式の瓶ではなくなりました。シールキャップでビンテージも入りました。。
2017までは、首から「大福帳」と書かれた口上がありましたが、現在は無くなっています。
しずくとはこのお酒の上槽(「もろみ」を酒粕と清酒に分離する)方法がもろみを酒袋に入れ吊るして、滴り落ちてくる「雫(しずく)」を集めたことから名付けられています。
瓶の首からかけられている大福帳と書かれた口上には…
大寒の凍てつく寒さの中での秘術をつくした吟醸造り、自然に滴り落ちる入魂の一滴から「しずく」と命名いたしました。容器は明治末より長い間使用された懐かしいアンティークボトル(機械口)を再現。吟醸のみが持つデリシャスな香り、滑らかな舌ざわりを本当に酒を愛する方に蔵出しさせて頂きます。
とあります。デリシャスな香り、滑らかな舌ざわりとは…
飲用温度は10℃くらいです。上立ち香は、比較的華やかでラムネを思わせるように香ります。四天王の中でも比較的香り高く、しかしながら嫌みの無い我が家好みの香りです。
含むと、…、おおお、今期も旨い!。あくまで自分の好みとしては、四天王の中では軍配を他に挙げることが多かったのですが、昨年辺りから遜色なく健闘するようになってきています。シリーズ中もっともフレッシュながら、尖ったところはなく綺麗で、ポコポコとしたほのかな甘みが繊細な描写を見せる。酸はほとんどそれと感じさせることはなく、プルプルと通り抜けた瞬間に消えています。
もう一度注意深く含む。このポコポコ、プルプル。これはCarl Zeiss Makro-Planarで捉えた近接撮影のムスカリだ。小さくキュートな花姿でも、端正で精細な描写。見てください!、この可愛らしさ。しかし品も兼ね備えている所が流石の黒龍しずく。旨いっす。
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製造年月:2021/11下
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずくに関するデータ
使用米 | 兵庫県東条産特A山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | 0.9 |
アルコール度 | 16度 |
容量・価格 | 720ml・6,000円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・12,000円(税別)飲食店のみ |
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずくに関するリンク
2023/01/16 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2021BY(日本酒ブログ)
2022/01/21 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2020BY(日本酒ブログ)
2021/01/25 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2020(日本酒ブログ)
2020/03/21 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2019(日本酒ブログ)
2019/02/22 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2018(日本酒ブログ)
2018/01/24 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2017(日本酒ブログ)
2017/01/31 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2016(日本酒ブログ)
2016/01/28 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2015(日本酒ブログ)
2015/01/23 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2014(日本酒ブログ)
2013/07/09 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2013(日本酒ブログ)
2009/01/21 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2008(日本酒ブログ)
2005/08/05 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2005(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」火いら寿
透明の機械式瓶が高級感に爽やかさがあって好印象。ラベルはシンプルですが和紙でこれまた高級感。センターに火いら寿、右に金の箔で特定名称。黒龍とわかるのは左の小さな社名のみとなっています。現在は右には黒龍の文字、左は落款のみとさらにシンプルになっています。
オフィシャルサイトには…
新鮮な香味と繊細な味わいをあわせもつ純米大吟醸酒で生酒の最高峰。明治初期の生酒に使用していた「火いら寿」の版木から名付けました。
とあります。新鮮な香味と繊細な味わいとは…
上立ち香は穏やかながら心地よく、白桃を思わせるように香ります。機械式の瓶から注いだ一連の動きから、いかにも上品なイメージ。香りまで上品に感じます。テーブルでの取り回しを考えると、やはり四合瓶は扱いやすい。
含むと、…、…、綺麗。あっさり、すっきりとした中から、すっと出てくるほのかな甘み。後半も持ち前の潔さが黒龍らしく、余韻は短め。
ほのかな甘みをさらに堪能すべく、常温まで放置してもう一度注意深く含む。あ~、何の銘柄だったか忘れましたが、以前も感じたことのあるこの甘味は羽二重餅!。生菓子の割に甘すぎることはなく、何となくほのかなハーブのイメージを振り撒くも、やはりあっさりと引き上げていきます。旨いっす。
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製造年月:2018/02上
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」火いら寿に関するデータ
使用米 | 兵庫県東条産特A山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | 0.9 |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 720ml |
価格 | 5,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」火いら寿に関するリンク
2018/04/15 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」火いら寿29BY(日本酒ブログ)
2010/04/30 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」火いら寿21BY(日本酒ブログ)
2006/07/26 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」火いら寿18BY(日本酒ブログ)
2004/03/10 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」火いら寿(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」龍
ラベルはベージュの生地に金で龍とプリントされています。右上に黒龍の銘柄、その下に大吟醸酒と読める印。
オフィシャルサイトの説明では…
ワインの熟成を応用し、全国に先駆けて1975年に発売したロングセラー大吟醸酒。蔵人の情熱が上品な果実香と上質な味わいを生み出します。
皆さんは漫画「夏子の酒」を御存じでしょうか?。話の中で「美泉」と言うお酒が出てきますが、このお酒を醸す内海酒造は、大吟醸を世に先駆けて出したと言うことになっています。これは黒龍酒造さんがモデルとなっており、今回紹介する「龍」がまさにそのお酒と言うことになります。さて、上品な果実香と上質な味わいとは…
上立ち香は、穏やかながら心地よくシナモンのように香ります。瑞々しいマスカットをも思わせます。なるほど~上品です。
含むと…、すっきり♪、これぞ大吟醸。そして口中にはもうない。これほどの「すっきり」の要因は何だろう?と、もう一度注意深く含む。全神経を集中させて、このお酒の深いところを見に行く。見つけた!、ほんの一瞬ながら舌をジンとさせるもの。しかし酸とも違う、苦味でもないような…。その後すぐに、ほのかな甘味でマスクされ消えていく。繊細だなぁ、旨いっす。
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製造年月:2015/03下
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」龍に関するデータ
使用米 | 兵庫県東条産特A山田錦40%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 15度 |
容量・価格 | 720ml・4,000円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・8,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」龍に関するリンク
2015/07/17 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」龍(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」
ラベルはグレーでドットのグループストライプが入っており、銅の箔でセンターに銘柄。右に特定名称、左に落款とシンプルなものになっています。
オフィシャルサイトの説明では
ふくよかな香り、透明な喉ごし、爽やかな飲み心地が人気の大吟醸。絹の羽二重織のようにしなやかできめ細やかな味わいをお楽しみください。
絹の羽二重織とはいかに…
上立ち香は思っていたより穏やかで、梨の様に瑞々しく香ります。含むと、あれ?…、まるで冷たいと言うその温度だけが体に浸み込んで来たよう。抵抗感なく入ってきたかと思うと、すでに撤収作業を開始している。さぁ来たぞ~、危険な酒だぁ、どうしましょ。
このままの温度で美しい羽二重織の風合いを楽しむのも悪くないが、少し温度を上げてみます。手ですっぽりとお猪口を覆い、スワリング…スワリング…。
しばらくして含んでみると、摩擦がないような感覚は相変わらずで絹鳴りはなさそうだが、シルクタッチのしなやかな風合いは甘味を僅かに増し、さらにするりと滑りこんできます。う~旨いっす。
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製造年月:2015/05下
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」に関するデータ
使用米 | 麹米、兵庫県産特A地区山田錦50%精米。 掛米、福井県産五百万石50%精米。 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 15度 |
容量・価格 | 720ml・2,500円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・5,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」に関するリンク
2015/09/03 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」特吟
以前は大吟醸タイプのお酒ですと言いながら、「吟醸」特撰吟醸と言う位置づけでしたが。2015年4月のリニューアルで晴れて「大吟醸」表記になりました。
ラベルは和を思わせる藍染をさらしたような背景に、センターに黒龍の銘柄が金の箔で施されています。右に特吟50。シンプルなものとなっています。
オフィシャルサイトの説明では…
50%に高精米された酒造好適米を低温でゆっくりと丁寧に仕込みました。透き通るようにきらめくクリスタルのような大吟醸酒です
とあります。透き通るようなクリスタルとはいかに…
上立ち香は、比較的華やかで、マスカットの様に香ります。開栓直後、香りを持つようなヘッドスペースのグラスではやや揮発感にも感じたが、翌日には落ち着いたよう。含むと、相変わらずの黒龍らしい綺麗な口当たりながら、優雅に流れる九頭竜川と言うよりは、やや上流のイメージで、岩にぶつかりマイナスイオンを発していそうな清流を思いうかべる。
もう一度注意深く含む。二口目ということではやる心が落ち着いたのか?、先ほどよりは幾分ゆったりした流れ。こちらの心を移し取る鏡面のよう。すっきりと抑え目の甘味を堪能させてくれた後は、短めの余韻で切れて行きます。旨いっす。
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製造年月:2015/05下
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」特吟に関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石50%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 15度 |
容量・価格 | 720ml・1,600円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・3,300円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」特吟に関するリンク
2015/08/26 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」特吟(日本酒ブログ)
2005/07/26 黒龍(こくりゅう)「吟醸」特吟(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」
ラベルは赤茶色の地にグループストライプが施されています。センターに金の箔で銘柄の黒龍。右に白で純吟と書かれています。シンプルで好感がもてます。
オフィシャルサイトには…
福井県産五百万石が持つ米本来の旨みを引き出しつつ、爽やかな飲み心地を追求しました。味と香りのハーモニーが醸す深いうまさの純米吟醸酒です。
とあります。味と香りのハーモニーはいかに…
上立ち香は、心地よい程度にメロンのように香ります。なかなかの上質感。含むと、「いっちょらい」よりも一回り大きい癖の無い旨みを、可愛らしく舌に乗っけます。何とも幸せになれるひと時です。後半は短めながら余韻を残し、比較的スッキリと切れていきます。どこかが抜きん出ているわけではなく、全体的に結構な高得点。これが味と香りのハーモニーなんだろうなぁ♪。
次に人肌まで燗にしてみました。
この時期に?と思われるかもしれませんが、冷房を効かせて体の表面が水分を欲しがるのを待ちます。肌がさらさらしてきたころ、この燗をいただく。染み込むぅ~。今回は旨みの大きさは変わらないものの、冷酒よりもシュンシュンと体が吸収していきます。本当に胃まで到達しているのか、疑いたくなるほどです。旨いっす。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2015/05下
※コストパフォーマンス部門 由紀の酒 Best of the year 2011 金賞受賞
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」に関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.4 |
アミノ酸度 | – |
アルコール度 | 15度 |
容量・価格 | 720ml・1,300円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・2,700円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」に関するリンク
2015/07/23 黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」2015(日本酒ブログ)
2012/01/09 黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」22BY(日本酒ブログ)
2004/03/14 黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「吟醸」いっちょらい
ラベルはグレーの地にグループストライプが施されています。センターに銘柄の「いっちょらい」が横書きで書かれています。その上に特定名称の吟醸、下に小さく黒龍と書かれています。
オフィシャルサイトの説明は…
「いっちょらい」とは福井の方言で「一張羅」のこと。福井県産五百万石で仕込んだ心地よい吟醸香とくせのない旨さが人気の定番吟醸酒です。
とあります。心地よい吟醸香とくせのない旨さとは…
上立ち香は、非常に穏やかでほんのりバニラのように香ります。僅かながらコックリとした栗も混ざる。含むと…、あれ?。想定以上のフラットな美しい口当たりに、驚いているうち収束。もう一度注意深く含む。穏やかな甘味の後、なめらかに音もなく滑って行く様は、あの本丸を思わせるよう。これは確かに癖の無い旨さ。
絶対的に冷やが良いのであろうが、温度を少し上げてみる。香りは気にしないつもりであったが、これまた想定外に悪くない。含むと、起伏が激しくなるわけではないものの、ややわかりやすい甘味をふっと舌に乗せてくれる。その後は冷やの時同様、滑っていきます。う~旨いっす。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2015/05下
黒龍(こくりゅう)「吟醸」いっちょらいに関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | - |
アルコール度 | 15度 |
容量・価格 | 720ml・1,150円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・2,450円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「吟醸」いっちょらいに関するリンク
2015/07/18 黒龍(こくりゅう)「吟醸」いっちょらい(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」純吟三十八号
ラベルは赤褐色でセンターのみ縦に薄くなっており、純吟三十八号の銘柄が映えるようなっています。右に黒龍と特定名称、シンプルです。
以前は酒門の会限定で春に生酒、秋に生詰が出荷されていましたが、2015年4月のリニューアルから一般化され、秋の季節限定酒となりました。
オフィシャルサイトの説明は…
厳選した山田錦から生み出される上質な米の旨みは、熟成を経てよりふくよかになりました。香味共に深まる秋限定の純米吟醸酒です。
とあります。ふくよかな上質な旨みとは…
上立ち香は穏やかに桃のように香ります。
含むと黒龍らしい酸味少な目の綺麗な造りで、じんわり、ふっくらと甘みが舌にのっかる感じが好印象♪。生酒らしさはいい意味でなく、以前飲んだときに感じた渋味は抑えられていて、原酒らしく味の出はややしっかりした印象。しかしけっして長くはなく、綺麗に引けていきます。うんまい♪
メリハリという意味では、黒龍らしくあまりないお酒なので、由紀や父に聞いても「美味しい♪」とか「旨い!」くらいしか聞き出せませんでした。(笑)
秋に出荷される生詰も楽しみです。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:H26/02
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」純吟三十八号に関するデータ
使用米 | 麹米、兵庫県産山田錦50%精米、掛米、兵庫県産山田錦55%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 16度 |
容量・価格 | 720ml・1,700円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・3,800円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」純吟三十八号に関するリンク
2005/07/29 黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」純吟三十八号(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」純吟垂れ口
ラベルは薄い赤紫でセンターのみ縦に薄くなっており垂れ口の文字が映えます。右に黒龍と純吟の文字、シンプルです。
オフィシャルサイトの説明は…
槽口から流れる純米吟醸のうすにごり新酒を生のまま瓶詰いたしました。しぼりたて原酒独特のみずみずしさ溢れる味わいをお楽しみください。
とあります。2月発売予定の季節限定、薄にごり生原酒。黒龍では珍しい生原酒はいかに…
上立ち香は心地よく、青りんごを思わせるように香ります。リンゴの中でも爽やかさを感じる分の青りんご♪、いい香りが出ています。
含むと、程よいバランスの甘味と酸味。※本醸造垂れ口の粘度のある甘味から勝手に想像していた甘味は、想定外に落ち着いていて酸の裏にうまくかくれんぼ。その分すっきりと飲ませてくれます。
もう一度注意深く含む。原酒らしいメリハリと爽やかな旨味は、後半でもてきぱきと仕事をし僅かな余韻を残して消えていきます。
いつの間にか空になった一合蛇の目に、躊躇なくもう一度注ぐ。今度は薄にごりの部分も混ぜて…。あては山菜のてんぷら。油と塩と山菜のほろ苦さが残る口中に、メリハリ爽やかが流れ込んでくる。やっぱ吟垂れうめぇ~。う~ん旨いっす。
感想の続き・購入先は下記リンクの日本酒ブログへ
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」純吟垂れ口に関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 17度 |
容量・価格 | 720ml・1,400円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・3,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」純吟垂れ口に関するリンク
2016/03/17 黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」純吟垂れ口(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「吟醸」ひやおろし
ラベルは褐色でセンターのみ縦に薄くなっておりひやおろしの文字が映えます。右に銘柄の黒龍と特定名称の吟醸とシンプルなものになっています。
オフィシャルサイトの説明は…
寒造りのお酒は低温熟成され、秋の訪れとともに旨みがのりまろやかになります。実りの季節の旬を引きたてる吟醸酒の秋上がり原酒です。
とあります。旨みののったまろやかさとは…
上立ち香は、心地よく華やかでバナナの様な香りからメロンの香りへと変化して行きます。結構好きな香りの出かたです。含むと、粘度のある甘味を彷彿させつつも、黒龍らしく綺麗に引けていきます。しかも早い。もう一度注意深く含む。丸みのある甘味はやはり主役を務めるが、アルコール度の濃さを感じさせながらもぬぐい去っていくように切れて行くのが不思議な感覚です。なんだ?何で〆ているんだ?とやっているうちに一合のお酒がなくなってしまいました。
翌日です。やはり黒龍の中でも、濃いイメージがあります。濃いのに切れるは、温度からくるものと言うのもわかりました。温度が上がってくると少しずつ伸びを見せるようになります。飲みごたえや満足感は増しますが、何と言っても冷えている時の「丸甘からすっきり」が忘れなれないので、残暑を感じる今日のような日は、10度以下に冷やして飲むのがお勧めです。旨いっす。
感想の続き・購入先は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2015/09上
黒龍(こくりゅう)「吟醸」ひやおろしに関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 18度 |
容量・価格 | 720ml・1,300円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・2,800円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「吟醸」ひやおろしに関するリンク
2015/09/29 黒龍(こくりゅう)「吟醸」ひやおろし(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「吟醸」吟十八号
ラベルは淡いブルーでセンターのみ縦に薄くなっており吟十八号の文字が映えます。後は右に小さく黒龍と書いてあるのみで、非常にシンプルです。
オフィシャルサイトの説明では…
その年十八番目の醪が搾られる頃、酒蔵は最盛期を迎えます。軽やかで爽やかな香味の吟醸酒を生貯蔵し、「吟十八号」と名付けました。
とあります。軽やかで爽やかな香味とは…
上立ち香は、穏やかながら心地よく白桃を思わせるように香ります。何とも自然な香り。含むと…、Oh!. The Kokuryu.(なぜに英語?)。まさに、これぞ黒龍といった綺麗な口当たり。このアルコール度数にしている意義のようなものを感じます。もうすぐ後半も終わる…、気を抜いていると、それはするするところがって行き、気づいたら自陣のゴールネットを揺らしてゆっくりと止まる。白と黒のコントラストが美しいボール。あれ?やられちゃった。何故かそんな情景が思い浮かぶ。忘れていたものを思い出させてくれたかのよう。
もう一度、注意深く含む。辛くはない、むしろほんのり甘いくらいだがスッキリしている。奥の方に何か見えるような気もするが、なにと言う突出したものがないだけに、何かに例えるのも難しい。何だろう?、ミネラル感?。言いたくないなぁ、水みたいなんて…(笑)。旨いっす。
この奥の方の何かは温度を上げることで明らかになりそうだが、今回はあえてそうしません。きりっと冷やして飲むのがお勧め。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2015/04上
黒龍(こくりゅう)「吟醸」吟十八号に関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 15度 |
容量・価格 | 720ml・1,250円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・2,700円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「吟醸」吟十八号に関するリンク
2015/07/11 黒龍(こくりゅう)「吟醸」吟十八号2015(日本酒ブログ)
2013/05/26 黒龍(こくりゅう)「吟醸」吟十八号(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「本醸造」垂れ口
ラベルは地の色がライトグレーでセンターのみ縦に薄くなっており垂れ口の文字が映えます。後は右に小さく黒龍と書いてあるのみで、非常にシンプルです。
オフィシャルサイトの説明は…
冷えきった酒蔵の槽口からこんこんと流れる本醸造のうすにごり新酒を生のまま瓶詰いたしました。甘口の新鮮な味わいが特長です。
とあります。12月発売予定の季節限定、薄にごり生原酒。甘口の新鮮な味わいとは…
うっすらと霞がかっているところが、なんとも垂れ口らしいです。
上立ち香は、程よく心地よく梨のように香ります。おっ、想定よりも雰囲気の良い吟醸香です。
含むと、ほとばしる濃い甘味が全面に押し出されてきます。綺麗な黒龍のラインナップとしては、珍しい部類に入る濃醇さで厚みもあります。後半は喉の奥で名残惜しそうな余韻。
もう一度注意深く含む。何とも心地よい自分好みの甘味が、先ほどよりも滑りよくするすると入り込んできます。この滑り込みは、高いアルコール度数を忘れさせるが、やはり後半の喉の奥の余韻で濃さを思い出させてくれます。旨いっす。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2015/12上
黒龍(こくりゅう)「本醸造」垂れ口に関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石65%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.6 |
アルコール度 | 18度 |
容量・価格 | 720ml・1,150円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・2,400円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「本醸造」垂れ口に関するリンク
2016/01/26 黒龍(こくりゅう)「本醸造」垂れ口(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」吟のとびら
ラベルはブルーのシールタイプで、センターに黒龍と言う銘柄、その下にサブタイトルの吟のとびら。左にアルファベットでKOKURYU GINJOと書かれています。右にグルリと回り込んで、原材料や精米歩合、製造年月等のデータ。
オフィシャルサイトの説明は…
まだ美味しい日本酒をご存じでない方へ、新たな世界のとびらを開いて欲しいと願いを込めたフルーティーでライトな口当たりの大吟醸酒です。
とあります。小容量で気軽に高級酒を試めせます。さて、フルーティーでライトな口当たりとは…
上立ち香は、ほのかながらマスカットのように香り、ややアルコール感混ざる。原酒の新酒であったら結構な華やかさだったのでは?と思わせてくれます。含むと、黒龍らしい優しい甘味をスッキリと楽しませてくれます。黒龍というキーワード、表示のアルコール度数から、もっと薄い先入観があったが意外にもジューシーさを瑞々しく飲ませてくれます。旨いっす。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2008/02
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」吟のとびらに関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石50%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +4 |
アルコール度 | 14.5度 |
容量 | 150ml |
価格 | 400円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」吟のとびらに関するリンク
2009/03/14 黒龍(こくりゅう)「吟醸」吟のとびら(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「清酒」貴醸酒
ラベルはワインレッドのシールタイプで、センターに銘柄の「黒龍」、その下に特徴の「貴醸酒」。左にアルファベットでKOKURYU KIJOSYUと書かれています。右にグルリと回り込んで、原材料や精米歩合、製造年月等のデータ。
オフィシャルサイトの説明は…
「黒龍 純吟」で贅沢に仕込んだ貴醸酒を、飲みやすくライトに仕上げました。熟した果物のように、甘酸っぱくリッチな新感覚の味わいに出会えます。
とあります。結構好きなんですが、量は飲めない貴醸酒。こんな小容量で出されるのを待っていたんです!。熟成させても良し、ナイトキャップにも良し。
上立ち香は、感想は後日。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2018/05下
黒龍(こくりゅう)「清酒」貴醸酒に関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | -34.5 |
アルコール度 | 12度 |
容量 | 150ml |
価格 | 500円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」吟のとびらに関するリンク
2018/06/吉日 黒龍(こくりゅう)「清酒」貴醸酒(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」つるかめ
オフィシャルサイトの説明は…
厳選した大吟醸酒をアンティークボトルに詰め、縁起良く「つるかめ」と命名しました。さまざまなお祝い品としてご好評をいただいております。
とあります。金と銀のラベルもまたおめでたい雰囲気が出ています。
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」つるかめに関するデータ
使用米 | 兵庫県産山田錦40%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 720ml×2 |
価格 | 10,000円(税別) |
酒門の会限定
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」吟風
ラベルは地の色が黒でセンターに銘柄の「黒龍」、右に使用米の「吟風」、左に酒門の会のマークと非常にシンプルですが、高級感があります。
吟風で仕込まれたお酒は、小林酒造さんの北の錦が秀逸でした。全国新酒鑑評会での酒米としての評判も良いことから、酒門の会さんのチャレンジ商品として醸され、一年の熟成を経て出荷されました。
吟風(ぎんぷう)は、広島で開発された「八反錦2号」と「上育404号」の子に、飯米の「きらら397」を交配・育成された、北海道産の酒造好適米です。
上立ち香は心地よく明確に、メロンを思わせるように香ります。落ち着いた雰囲気で、香りからして上品さがにじみ出ています。いい香りです。
含むと、黒龍らしい酸を抑えた上品な甘味が、なめらかな曲線を描く。その曲線を支えるように何本もの細い弦がつながり、安心感のある旨味が見えてくる。熟成させることで、この弦が増えたかのような印象を受ける。
もう一度注意深く含む。食事が進んだことが影響してか?、先ほどの曲線がさらに滑らかになる。美しいラインだなぁ、何故か手の届かないような高貴なものを感じます。これは、弦鳴楽器のハープだ!。何故か演奏者は綺麗な女性だけのイメージ。そして素晴らしい音色。後半はその美しい音色を旨くミュートさせ、僅かな余韻のみ残して収束。旨いっす。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2016/03上
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」吟風に関するデータ
使用米 | 北海道産吟風40%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +2.5 |
酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 15.5度 |
容量 | 720ml |
価格 | 3,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」吟風に関するリンク
2016/05/17 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」吟風(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」干支ボトル子年
ラベルのセンターにある趣のある題字は、黒龍・龍・いっちょらい・垂れ口などと同様、黒龍がまだ無名だった頃から、ラベルや徳利に銘柄を揮毫し、黒龍酒造の黎明期を支えて下さった書家の故稲村雲洞先生によるものとのこと。「子」と大きく書かれています。右に酒門の会のマークと「KOKURYU 2020 子年」と書かれています。
上立ち香は、穏やかで心地よくマスカットを思わせるように香ります。黒龍と言えば、白桃やメロンのイメージでしたが、垂れ口に通じるマスカット♪。
含むと、…、なるほど!。生原酒らしい、でも黒龍らしい!。磨きからくる穏やかな甘みなれど、ぶわぁっと口中に広がります。濃密な甘みは、酸も適度に抑えられているので上品です。後半は磨きの良さが効いて、潔く捌けていきます。
もう一度注意深く含む。適度なメリハリ。絶妙なコントラスト。これはカールツァイスレンズで捉えたボケの花だ。我が家の庭先に咲く日常なれど、その描写は非日常。旨いっす。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2019/12下
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」干支ボトル子年に関するデータ
使用米 | 兵庫県東条産特A山田錦40%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アルコール度 | 17度 |
容量 | 720ml |
価格 | 5,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」干支ボトル子年に関するリンク
2016/05/17 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」干支ボトル子年(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」さかほまれ×荒木飛呂彦
ラベルは金色を基調とし、センターにのセンターに荒木飛呂彦氏デザインの龍が描かれている。龍の手には宝珠ではなく石仮面が描かれており、荒木先生らしい作風が出ている。右上に荒木先生のサイン。また、栓の封印として「荒木飛呂彦」。
上立ち香は、穏やかながら心地よくライチを思わせるように香ります。普段よく飲んでいる黒龍のイメージと少し違い、より酢酸イソアミル優勢なイメージです。
含むと、…、おっ、意外!。黒龍には珍しく酸を感じます。この心地よい酸は米由来なのか?、それとも酵母由来か?。爽やかな雰囲気で南国フルーツを思わせす。後半も黒龍らしからぬ余韻がありますが嫌みはなく、するすると飲んでしまいます。四合瓶を飲み切ってしまう勢い。
もう一度注意深く含む。初夏の心地よい日差しと風。これは!、ハイビスカス・サニーウィンドだ。気持ち良い黄色い花弁の描写。可愛らしい左の蕾。蕊(しべ)と蕾が指し示す「空間」。旨いっす。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2020/04
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」さかほまれ×荒木飛呂彦に関するデータ
使用米 | 福井県産さかほまれ40%精米 |
---|---|
使用酵母 | 福井県酵母FK-501 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アルコール度 | 16度 |
容量 | 720ml |
価格 | 5,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」さかほまれ×荒木飛呂彦に関するリンク
2020/07/11 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」さかほまれ×荒木飛呂彦(日本酒ブログ)
以前あったラインナップ
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋
何といっても特徴のある瓶ですので、ラベルはシンプルです。和紙に屋号の石田屋と印のみ。毎年11月に8000本、原酒のまま2~3年熟成したものの中から、厳選しブレンド調整してから出荷される。
箱には口上が同封されていました。
凍てつくような大寒の酒蔵の中、蔵人が眠る間もなく醸した香味豊かな大吟醸純米酒を、あえて低温にて長期に熟成させました。よりいっそうのまろやかさが加わり、創業の文化元年より続いている屋号「石田屋」を酒銘として命名いたしました。10~15度に冷やして時の流れとともに深まった香味をお楽しみください。
よりいっそうのまろやかさとは…。
上立ち香は、比較的穏やかでメロンのように香ります。華やかな二左衛門と飲み比べていることが影響してか?、大人しく感じますが、それでも上品ないい香りが出ています。
含むと、来たぁ、これまた素晴らしい。何とも滑らか。キリリとやや尖がって感じる二左衛門に対して、熟成酒らしい丸みでスーパースムース健在♪。体が酒であることを忘れてでもいるかのように、いとも簡単に沁み込んできます。口中に存在しているのは僅かな時間というのは、二左衛門と同様です。
もう一度注意深く含む。なるほど、努力して内面から磨き上げ、あくまで自然な健康美の二左衛門に対し、石田屋の天才的なつるっつるの肌艶は、熟成と言う時間経過を遡り、生まれたての赤ちゃん肌になったかのよう。触っていたい、頬ずりしながら眠りたい。旨いっす。
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製造年月:2016/11上
※とびっきり部門 由紀の酒 Best of the year 2001 金賞受賞
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋に関するデータ
使用米 | 兵庫県東条産特A山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 720ml |
価格 | 10,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋に関するリンク
2020/01/15 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2020(日本酒ブログ)
2019/01/30 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2019(日本酒ブログ)
2019/01/08 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2018(日本酒ブログ)
2018/01/07 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2017(日本酒ブログ)
2017/01/22 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2016(日本酒ブログ)
2016/01/11 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2015(日本酒ブログ)
2015/01/17 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2014(日本酒ブログ)
2014/01/04 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2013(日本酒ブログ)
2008/01/08 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2007(日本酒ブログ)
2006/01/07 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2005(日本酒ブログ)
2005/01/19 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2004(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門
以前は一升瓶もありましたが現在は4合瓶のみの出荷となりました。瓶の形やラベルは石田屋同様。和紙の縦長で二左衛門の銘と印のみとなっております。毎年11月に5000本、原酒のまま斗瓶囲いし1年熟成したものの中から、厳選し調整してから出荷される。
箱には口上が同封されていました。
最高級の酒米と清澄な水、そして蔵人の技と情熱で醸された香味豊かな大吟醸純米酒を斗瓶囲いし、独自の方法で熟成させました。上品でエレガントな香味に仕上がり、初代蔵元「二左衛門」を酒銘として命名いたしました。8~10°に冷やして新鮮な香りと旨みをお楽しみください。
上品でエレガントな香味とは…。
上立ち香は、比較的華やかで心地よくメロンのように香ります。今回も石田屋と飲み比べておりますが、例年よりも華やかで明確に石田屋よりも香ります。我が家好みの素晴らしい香りです。
含むと、おお♪、昨年よりもやや酸が落ち着いている印象で、ほのかな甘みがいかにも上品です。口中に一瞬だけ広がり、見事なまでに消えて行く。これこれ♪これです!まさにとびっきりの風合い。
もう一度注意深く含む。適度な華やかさは含み香も上品で、その後に続く味わいは奥ゆかしくも木目細かい。何と言う美しい肌艶。弾力、張り、潤いのある肌だけでなく、髪や爪までも美しい。これは内面からも磨き上げたような透明感のある健康美。旨いっす。
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製造年月:2016/11上
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門に関するデータ
使用米 | 兵庫県東条産特A山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.1 |
アミノ酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 720ml |
価格 | 10,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門に関するリンク
2021/01/18 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020(日本酒ブログ)
2020/02/27 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2019(日本酒ブログ)
2019/01/20 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2018(日本酒ブログ)
2018/01/18 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2017(日本酒ブログ)
2017/01/21 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2016(日本酒ブログ)
2016/01/19 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2015(日本酒ブログ)
2015/01/20 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2014(日本酒ブログ)
2014/01/07 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2013(日本酒ブログ)
2008/01/24 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2007(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号
ラベルはカラフルな糸を織り込んだ布地で、金の箔で中央に八十八号とプリントしてあります。右肩に黒龍の銘柄。それ以外は全て裏ラベルに譲るシンプルなものですが、高級感があります。色の薄い機械式の瓶もお洒落でいかにもとびっきりらしい。
八十八号とはタンクナンバーのことで、その年特に出来の良いお酒を八十八号タンクに集めたことから付けられた名前です。同封されていた紙には「お願い」が書かれていました。
このお酒は、蔵人が眠る間を惜しみ情熱を注ぎ込んで醸した大吟醸酒です。
冷蔵庫で保存し、10℃~15℃前後の温度で大吟醸酒ならではの素晴らしい香味をお楽しみ下さい。
大吟醸ならではの素晴らしい香味とは…
上立ち香は、心地よく華やかにマスカットを思わせるように香ります。この時点ですでに高級感を感じるような香りで、うっとりとさせられます。
含むと、ソフトな球体が極限まで引き締まり、小さい分引っかかることなく流れ込んできます。後半で遠くの方に僅かに見える奥ゆかしい甘味。それを感じるや否や、綺麗に引き上げていきます。
うわぁ、危険な酒だ。口中での滞在時間が異様に短いので、あれ?っと思い体が自然に次を要求する。
なにげなくもう一度含む。いつも無意識に感じているアルコールに対する危機感が、不思議なほど取り払われているのに気づく。喉を通る度に、自分を黒龍カラーに染めていく。そうか、これがラベルの色なのか。注意深く観察すると深みのあるいろいろなカラーが見えてきます。旨いっす。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2016/11上
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号に関するデータ
使用米 | 兵庫県東条産特A山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 720ml |
価格 | 5,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号に関するリンク
2021/01/19 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2020(日本酒ブログ)
2020/03/05 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2019(日本酒ブログ)
2019/02/12 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2018(日本酒ブログ)
2018/01/20 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2017(日本酒ブログ)
2017/01/26 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2016(日本酒ブログ)
2016/01/31 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2015(日本酒ブログ)
2015/01/21 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2014(日本酒ブログ)
2009/01/21 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2008(日本酒ブログ)
2008/01/08 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2007(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく
濃い色の機械式の瓶に目が行きます。ラベルはそれもあってかいたってシンプル。越前和紙の中央に趣のある字体で「しずく」、右肩に銘柄の黒龍。パリの個展で有名な福井を代表する書家・吉川壽一氏の題字です。
入手困難な黒龍の極みの酒シリーズ四天王の中でも、年に二回(6月、10月)出荷されることから、その難度は下がっていると言われています。しかし、店頭に並ぶことは相変わらず稀で、取扱店と懇意にしつつ予約をしておく必要があります。
2017までは、首から「大福帳」と書かれた口上がありましたが、現在は無くなっています。
しずくとはこのお酒の上槽(「もろみ」を酒粕と清酒に分離する)方法がもろみを酒袋に入れ吊るして、滴り落ちてくる「雫(しずく)」を集めたことから名付けられています。
瓶の首からかけられている大福帳と書かれた口上には…
大寒の凍てつく寒さの中での秘術をつくした吟醸造り、自然に滴り落ちる入魂の一滴から「しずく」と命名いたしました。容器は明治末より長い間使用された懐かしいアンティークボトル(機械口)を再現。吟醸のみが持つデリシャスな香り、滑らかな舌ざわりを本当に酒を愛する方に蔵出しさせて頂きます。
とあります。デリシャスな香り、滑らかな舌ざわりとは…
上立ち香は、華やかにマスカットを思わせるように香ります。芳香族を思わせる揮発感もまだ少し混ざっています。
含むと、開栓直後が嘘のように落ち着き、口上通りの滑らかな舌触りになりました。いかにも綺麗な口当たりで、甘味は少な目ながらその分引き上げていくのもはやい。
もう一度注意深く含む。ふるいにかけるどころか、裏漉ししたかのような滑らかさは、さすがの黒龍とびっきり。後からほんのり感じる甘味は、どことなく凜としていて上品ささえ感じます。legato(レガート)、途切れることなく滑らかな様は、絶妙なアーティキュレーション。旨いっす。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2016/10下
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずくに関するデータ
使用米 | 兵庫県東条産特A山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | 0.9 |
アルコール度 | 15度 |
容量・価格 | 720ml・5,000円(税別) |
容量・価格 | 1.8L・10,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずくに関するリンク
2021/01/25 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2020(日本酒ブログ)
2020/03/21 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2019(日本酒ブログ)
2019/02/22 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2018(日本酒ブログ)
2018/01/24 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2017(日本酒ブログ)
2017/01/31 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2016(日本酒ブログ)
2016/01/28 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2015(日本酒ブログ)
2015/01/23 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2014(日本酒ブログ)
2013/07/09 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2013(日本酒ブログ)
2009/01/21 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2008(日本酒ブログ)
2005/08/05 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2005(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門1.8L
一升瓶として出荷されるのは、この2007が最後の年となりました。ラベルは和紙で中央に二左衛門、右に銘柄の黒龍、左に印のみのシンプルなものとなっています。ラベルに半分被せて、斗瓶囲と書かれた赤いシールが貼ってあります。
上立ち香は上品でほのかに梨のように香ります。含むと優しい♪トゥルンとした可憐な甘味から入る。その後、限られた時の中で全てを表現するかのように、甘すぎず、辛すぎず、酸は少なく、苦渋はほとんど感じられない、と言ったバランスで、後半は綺麗に引けていきます。旨いっす。
最初に感じた梨、梨の花言葉は…
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2007/11
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門1.8Lに関するデータ
使用米 | 兵庫県東条町産(特A地区)山田錦35%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.0 |
アミノ酸度 | 1.0 |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 1.8L |
価格 | 20,000円(税別) |
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門1.8Lに関するリンク
2008/01/24 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2007(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」無濾過生原酒
いかにも曰くありげです。レトロな商標がそのままラベルになっています。センターに黒龍、上には登録商標、左に醸造元。アンティークな機械式の瓶に詰められた、酒門の会限定商品。出荷本数600本。
上立ち香は華やかでメロンのように香ります。黒龍の中でも香る部類に入る。含むと、そこは黒龍。綺麗な口当たりでスッキリと飲ませてくれます。
製造年月:2003/03
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」無濾過生原酒に関するデータ
使用米 | 兵庫県産特A地区山田錦50%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 17.5度 |
容量 | 720ml |
価格 | 3,000円 |
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」愛山
酒門の会限定の愛山です。
上立ち香は穏やかながら心地よくメロンを思わせるように香ります。これぞ黒龍といったイメージのバランスの良い香りです。
含むと、…、いい甘味だなぁ♪。糖分の甘さと言うよりは、酸が抑えられていることから感じるような、ほのかで上品な甘み。中盤で程よく膨らみ、充足感を与えてくれます。後半は黒龍の中で比べると程よく感じる余韻。愛山によくある苦みはうまく抑え込まれています。
もう一度注意深く含む。この上品さ!。これは、カツオと昆布の出汁をちゃんと取り、煮込んだ大根だ。じゅっと染み出してくる旨味。旨いっす。
製造年月:2003/03
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」愛山に関するデータ
使用米 | 兵庫県産愛山50%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 17.5度 |
容量 | 720ml |
価格 | 3,000円 |
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」愛山に関するリンク
2013/03/01 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」愛山(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」都忘れ、夕顔、星草、侘助
日本には美しい四季があります。純米吟醸を華シリーズとし、都忘れ、夕顔、星草、侘助、と名付けました。春夏秋冬それぞれの季節を愛でてください。季節限定生貯蔵酒
「星草」
上立ち香は桃ともバナナとも感じとれる心地よい香り。含むと、華やかな含み香の後、短時間で甘味、辛味の順番で旨みを表現し、消えていきます。前半に大きな盛り上がりを見せる曲線を描いているよう。旨い!
「侘助」
上立ち香は華やかにバナナのように香ります。含むと、酸味を抑えた心地よい旨み、ほのかな甘味がしっかりとしたメリハリを感じさせてくれます。旨い!
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」都忘れ、夕顔、星草、侘助に関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
アルコール度 | 14.5度 |
容量 | 300ml |
価格 | 541円(税込み・当時) |
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」都忘れ、夕顔、星草、侘助に関するリンク
2005/08/03 黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」侘助(わびすけ)生貯蔵酒(日本酒ブログ)
2005/10/04 黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」星草(ほしくさ)生貯蔵酒(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「吟醸」花しずく、風のことずて、月さやか、雪こひし
日本には美しい四季があります。吟醸を四季シリーズとし、花しずく、風のことずて、月さやか、雪こひし、と名付けました。春夏秋冬それぞれの季節を愛でてください。季節限定生貯蔵酒
「月さやか」
上立ち香は明確にバナナの心地よい香り。含むと、リズム良く、バナナ!甘味!旨み!がタン!タン!タン!と迫って来たかと思うと、スッパリと切れて静寂につつまれます。リズムのイメージとしては、ちょうど優香ちゃんのCMでおなじみの中部電力のコミュファのよう?(応援団編)。このCM、家の娘が大好きなんです。(笑)
話がそれましたが、この生貯蔵シリーズは、どれも本当に旨いっす♪
黒龍(こくりゅう)「吟醸」花しずく、風のことずて、月さやか、雪こひしに関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
アルコール度 | 14.5度 |
容量 | 300ml |
価格 | 509円(税込み・当時) |
黒龍(こくりゅう)「吟醸」花しずく、風のことずて、月さやか、雪こひしに関するリンク
2005/10/17 黒龍(こくりゅう)「吟醸」月さやか(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「吟醸」特撰
ラベルは藍染を思わせるような地のセンターに金の箔で特定名称の「吟醸」。右に銘柄の黒龍、左に落款のみと非常にシンプルなものになっています。水玉を思わせるような丸印も好印象。
実はこのラベルは剥がす時に失敗いたしました。紙が薄い上に、全面にストライプ状にのり付けしてあり、やぶいてしまいました。ここに掲載しているラベルはフォトショップで修正したものです。そのビフォーアフターについては、下記の日本酒ブログへ。
上立ち香は心地よくフルーティに香ります。微妙に芳香族の香り。含むと香りがふわっと華やかに膨らみ、マスカット系の香りと気づく。黒龍らしい綺麗な造りでスッキリとしている中にも、ほのかな甘味を感じられる。味の出は短く、後半は辛口の印象を残しながら切れていきます。旨い♪
製造年月:2005/06
黒龍(こくりゅう)「吟醸」特撰に関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石50%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,682円(税込み) |
黒龍(こくりゅう)「吟醸」特撰に関するリンク
2005/07/26 黒龍(こくりゅう)「吟醸」特撰(日本酒ブログ)
黒龍(こくりゅう)「吟醸」餘波(なごり)
ラベルはセンターやや左に餘波、すぐ右に「なごり」とルビがふってあります。右に銘柄の黒龍、左に生貯蔵酒と言う特徴が書かれています。背景には何かの花が描かれていますが、福井ということで水仙だろうか?。左後ろへ回り込み、醸造元などの情報。
現在のオフィシャルサイトでも銘柄の由来が書かれていますが、以前書かれていたのは…
俳聖、松尾芭蕉は「奥の細道」の旅すがら、松岡天龍寺に一泊し翌朝、弟子北枝との別れにのぞみ「物書きて扇引きさく餘波かな」の句を遺しました。地元松岡での歴史ある句にちなみ、餘波と名付けました。
とありました。
上立ち香は心地よく華やかに、マスカットを思わせるように香ります。華やかと言っても嫌味はなく、バランスの良さを感じさせてくれます。いい香りが出ています。
含むと、非常に上品なファーストインプレッション。押すと言うより添える程度の圧力で、美しい甘味が広がります。しかしそれは一瞬でしかなく、収束を迎えるのも速い。
もう一度注意深く含む。この上品さはいかにも黒龍!、酸を押さえ込んだからこそ感じるような、にじみ出てくる甘味。すっきりと飲ませて、さっさと引き上げていきます。この添えるだけの圧力、これはお淑やかな和服美女が、先行く自分の腕にそっと手を置き付いて来るイメージ。「ほしたら、うちはここで…。」と去っていった後も、何となく手の感触が…。これが餘波(なごり)か?。旨いっす。
感想の続き、購入先情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2015/05下
黒龍(こくりゅう)「吟醸」餘波(なごり)に関するデータ
使用米 | 福井県産五百万石55%精米 |
---|---|
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 14.5度 |
容量 | 300ml |
価格 | 500円(税別)2018年3月終売 |
黒龍(こくりゅう)「吟醸」餘波(なごり)に関するリンク
2016/05/20 黒龍(こくりゅう)「吟醸」餘波(なごり)生貯蔵(日本酒ブログ)
黒龍「石田屋」ぼんぼん・黒龍「しずく」ぼんぼん
黒龍酒造さんのお酒が入った、チョコレートボンボンです。
酔 特吟入り生チョコレート
黒龍酒造のお酒を、練りこんで作られた生チョコレート。
たけ蔵さんにいただきました。
猪口などその他グッズ
黒龍酒造さんのお猪口
たけ蔵さんにいただきました。
黒龍酒造さんのTシャツ
黒龍を楽しむ会のじゃんけん大会でGET
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