義侠(ぎきょう)の沿革やポリシー
1789年~1801年(寛政年間)江戸時代中期の創業。酒銘の由来は、明治時代に小売商と年間契約を結んでいたが、原料が高騰したことで同価格では採算が合わないにも関わらず、約束を守ったことから。
原料米にこだわり、兵庫県東条町産の山田錦の素晴らしさを伝えるため、フロンティア東条21を立ち上げ運営している。
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」妙(たへ)
ラベルは薄いベージュを基調としており、黄金色の薄もやがかかっています。センターにタイトルの「妙」、右に平仮名で「たへ」とルビがふってあります。右外に銘柄の「義侠」、右下に醸造元情報。下に原材料などのデータ。
趣のある字体だが、社長の奥様が手書きをしていたこともあったとか。良く見ると上の画像(2008年)と下のラベル(2002年)では字体が微妙に違います。まさかこれも手書き?。
このお酒が義侠のフラッグシップで、最高級の山田錦を30%精米し、その中取りを3年~10年熟成させブレンド調整して出荷されます。
上立ち香は穏やかで、バニラの様に香ります。香りに熟成を伴うような感じはまったくありません。
含むと、こ、これは!「無限に広がる大宇宙」by宇宙戦艦ヤマト。現実なんて小さなことと感じてしまうほどの無限大。ひたすら優しく、ひたすら円い。甘いと言われれば甘いような気がするし、綺麗と言われれば満点の星空のように綺麗でもある。
酸はほとんど感じさせないが、ある!と言われればあるような気もするが枠ではない。ひっかかることなく喉を通り過ぎ、早めの収束。とてつもないお酒です。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」妙(たへ) データ
使用酵母 | 協会9号酵母 |
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使用米 | 兵庫県加東郡東条町産特上山田錦30%精米 |
日本酒度 | +2 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 12,000円(税別) |
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」妙(たへ)に関するリンク
2004/02/02 義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」妙(たへ)(日本酒ブログ)
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」慶(よろこび)
ラベルは白地でセンターにタイトルの「慶」、右には銘柄の「義侠」とタイトルのルビが平仮名でふってある。左に落款と醸造元情報。画像のラベルは随分昔のものなので、現在とは書かれている文言も多少変わっています。
最高級の山田錦を40%精米し、750kgでの小仕込で醸す。中取りの3年熟成したものをメインに3~7年熟成のお酒をブレンド調整して出荷されます。
上立ち香は非常に穏やかで、カラメルの様に香ります。やや香りに熟成を伴うも嫌味はまったくない。別のときに飲んだ「慶」は、白桃のような香りで、熟成香をほとんど感じさせることがなかった。出荷年によってはいろいろな表情を見せてくれる。
また開栓後の変化でもバイオリズムがあるとのことで、熟成香は大人しくなったりもする。低温熟成酒の世界は奥が深く、まだまだ先が楽しみである。
含むと、おお、丸い。これまたまったくと言ってよいほど角のない様は、バランスボールを連想させる。口中でぽよんぽよんと広がった後は、滑りよく喉を通り過ぎ、じんわりと引いていきます。
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」慶(よろこび) データ
使用酵母 | 協会9号酵母、協会10号酵母 |
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使用米 | 兵庫県加東郡東条町産特上山田錦40%精米 |
日本酒度 | +2~+3 |
酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量・価格 | 1.8L・12,000円(税別) |
容量・価格 | 720ml・6,000円(税別) |
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」泰(やすらぎ)
ラベルは白地でセンターにタイトルの「泰」、すぐ右に平仮名で「やすらぎ」とルビがふってありわかりやすい。さらに右に銘柄の「義侠」とタイトルのルビが平仮名でふってある。右下に醸造元情報。下に原材料などのデータ。
最高級の山田錦を40%精米し、750kgでの小仕込で醸す。2~3年熟成したものをメインブレンド調整して出荷されます。
上立ち香は穏やかで明確ではないものの、バニラ?を思わせるように香ります。ほんのりと熟成を伴っているのか?。しかしいかにも熟成酒というほどではない。
含むと、比較的パンチのある甘旨味を押し出し膨らむが、そこはさすがの純米大吟醸!美しいバランスを保っています。後半は適度に伸びを見せ、余韻を漂わせてくれます。この余韻がまた円い。じんわりと、ゆったりと心を落ち着かせてくれます。
なるほど!、これが銘の由来か。まさに「名は体を表す」。安らぎを与えてくれるお酒でした。
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」泰(やすらぎ) データ
使用酵母 | 協会9号酵母、協会10号酵母 |
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使用米 | 兵庫県加東郡東条町産特上山田錦40%精米 |
日本酒度 | +2~+3 |
酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 720ml・3,500円(税別) |
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」游(あそび)
ラベルは白地でセンターにタイトルの「游」、右には銘柄の「義侠」とタイトルのルビが平仮名で「あそび」とふってありわかりやすい。右下に製造年月、左下に原材料などのデータ。センター下に醸造元情報。
名前の通り遊び心満点のこのお酒は、最高級の山田錦で醸された中でも、40%精米したものと50%精米したものの中から新酒・熟成酒も含めてブレンド調整し出荷されます。游(あそび)とあるが、そういう意味ではもっとも気を使うところ。ネガティブな部分があると、別のお酒をブレンドしても結局気になるとおっしゃっていた社長の言葉を思い出します。
上立ち香は非常に穏やかながら白桃を思わせるように香ります。ほんのりとではあるが、麹を思わせる香りも混ざる。いかにも旨そう♪と思わせてくれる香りです。
含むと、甘味は抑え目ながら力強い旨味が、勢い良く飛び出してくるかのように口中に広がる。しかし、磨きはさすがの大吟醸!、後半の切れは短めで、適度な余韻を残しつつ収束。のんびりと、じっくりと腰をすえて飲めそうなお酒です。
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」游(あそび) データ
使用酵母 | 9号系酵母 |
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使用米 | 兵庫県加東郡東条町産特上山田錦40%~50%精米 |
日本酒度 | +2~+3 |
酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 720ml・3,500円(税別) |
義侠(ぎきょう)「純米吟醸」侶(ともがら)
ラベルは白地のセンターにタイトルの「侶」、右に平仮名で「ともがら」とルビがふってあります。右外に銘柄の「義侠」、右下に製造年月、左下に原材料などのデータ。センター下に醸造元情報。
今でこそ低アルコール原酒は各社いろいろ出てきていますが、随分前から義侠さんでは製品化されていました。
上立ち香は穏やかで、バニラの様に香ります。含むと、おおお、優しい甘み。円い!この感覚久しぶりです。味の出は短く、後半は潔く引いていきます。
瓶詰めは2010/03ですが、いただいてからしばらく瓶の撮影が出来ず、冷蔵庫で寝かせておりました。嫌味な熟成感はまったくなく、酸を押し出すこともない。もともとこういったお酒なのか?、義侠独特の酸が熟成して円みをおびたのか?、5年以上寝かせたかのような滑らかさ、ひっかかりなく喉を通っていきました。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」侶(ともがら) データ
使用酵母 | 協会10号酵母 |
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使用米 | 兵庫県加東郡東条町特A山田錦60%精米 |
日本酒度 | ±0~+2 |
酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 13度以上14度未満 |
容量・価格 | 1.8L・4,500円(税別) |
容量・価格 | 720ml・2,500円(税別) |
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」侶(ともがら)に関するリンク
2012/03/11 義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」侶(ともがら)(日本酒ブログ)
義侠(ぎきょう)「特別純米」縁(えにし)
ラベルは白地のセンターにタイトルの「えにし」、右に漢字で「縁」と書いてあります。右外に銘柄の「義侠」、右下に製造年月、特定名称の「特別純米」、使用米、醸造責任者として杜氏の杉村洋さんの名前も書かれています。左下には落款のほかにアルコール度数、原材料などのデータ、下に醸造元情報。
特A地区の山田錦で醸される特別純米酒「えにし」は2~3年の熟成期間を経てから出荷されます。
色は見事に黄金に光る。上立ち香は穏やかで、熟成からくる香ばしさもあります。含むと軽い老香の中にコク甘が幅を広げ、後に強くはないもののキレ辛で締めていきます。
えにしと言えば、やっぱり燗でしょう!と言うことで人肌までつけてみました。コク甘に丸みが伴いスベリ良くまとまりを見せます。甘味は増したのにやや粘度が下がったかのようなサラサラ感が出てきて非常に危険な酒へと変貌します。旨すぎる♪
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
義侠(ぎきょう)「特別純米」縁(えにし) データ
使用酵母 | 協会9号酵母 |
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使用米 | 兵庫県加東郡東条町特A山田錦60%精米 |
日本酒度 | -1~+1 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量・価格 | 1.8L・2,714円(税別) |
容量・価格 | 720ml・1,267円(税別) |
義侠(ぎきょう)「特別純米」縁(えにし)に関するリンク
2006/02/09 義侠(ぎきょう)「特別純米」縁(えにし)(日本酒ブログ)
義侠(ぎきょう)「特別純米」純粋
ラベルは白を基調としており、昔の酒造りの様子が描かれています。センターに金箔の文字でタイトルの「純粋」、右に赤で銘柄の「義侠」、右下に醸造元と醸造責任者として杜氏の杉村洋さんの名前も書かれています。左下に特定名称の「特別純米」、原材料などのデータ。
上立ち香は穏やかで明確でないものの、白桃を思わせるように香ります。麹のような香りも少し混ざる、なんとも旨そうな香りです。
含むと、ぐわっと広がる旨味は奥行きをも感じさせ、口中で次第に世界を広げていきます。「まだ伸びる!、ここまで来るか!。」と思わせつつも、変に甘すぎることはなく後半の引き際へつながり収束。
ん~「えにし」と飲み比べてみたかった!。がっつりと義侠を扱っている酒販店さんでないと、なかなか見ることができないスペックですが、たまたま父が何処かからいただいてきたので、じっくり堪能できました。旨いっす。
義侠(ぎきょう)「特別純米」純粋 データ
使用酵母 | 協会9号酵母 |
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使用米 | 兵庫県加東郡東条町産山田錦60%・五百万石60%精米 |
日本酒度 | -1~+1 |
酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,429円(税別) |
義侠(ぎきょう)「特別本醸造」祥(きざし)
ラベルは白地のセンターにタイトルの「きざし」、右に漢字で「祥」と書いてあります。右外に銘柄の「義侠」、右下に製造年月、特定名称の「特別本醸造」、使用米、醸造責任者として杜氏の杉村洋さんの名前も書かれています。左下には落款のほかにアルコール度数、原材料などのデータ、下に醸造元情報。
色はきっちり緑黄色。上立ち香は僅かに熟成感漂う甘い香り。含むとマロンとした丸み伴うほのかに香ばしい甘い味わいにプラスして、逆のスッキリ感が同居する。
えにしライトと言う趣のお酒で比べると幾分スッキリ辛口に感じますが、そこはあくまで「えにし」と比較すればと言うことで…実際にはお燗も最高のコックリ系のお酒です。旨いっす♪
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
義侠(ぎきょう)「特別本醸造」祥(きざし) データ
使用酵母 | 協会7号酵母 |
---|---|
使用米 | 兵庫県加東郡東条町特A山田錦65%精米 |
日本酒度 | -1 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,143円(税別) |
義侠(ぎきょう)「特別本醸造」祥(きざし)に関するリンク
2006/02/11 義侠(ぎきょう)「特別本醸造」祥(きざし)(日本酒ブログ)
義侠(ぎきょう)「本醸造」造(つくり)
ラベルは白地のセンターにタイトルの「つくり」、右に漢字で「造」と書いてあります。右外に銘柄の「義侠」、右下に製造年月、特定名称の「本醸造」、精米歩合、醸造責任者として杜氏の杉村洋さんの名前も書かれています。左下には落款のほかにアルコール度数、原材料などのデータ、下に醸造元情報。
五百万石で醸される本醸造「つくり」はしっかりと熟成期間を経てから出荷されることで、旨味のたっぷり乗ったお酒となっています。
色は適度に黄色がかる。上立ち香は穏やかで、炊いたご飯の香りに熟成からくる香ばしさも混ざる。含むとコクのある旨味の後からほのかな甘味が厚み表現している。アルコール度数の割に力強い印象。後半は辛口で締めていきます。
次に人肌まで燗をつけてみました。これこれ、これです!。先ほどの冷酒よりもあきらかに甘味、丸みが増しスベリ良く流れていきます。旨いっす。
義侠(ぎきょう)「本醸造」造(つくり) データ
使用酵母 | 協会7号酵母 |
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使用米 | 五百万石65%精米 |
日本酒度 | -1~+1 |
酸度 | 1.5 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 1,800円(税別) |
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」30%精米750kg仕込
ラベルは白地でセンターに銘柄の「義侠」、右には使用米の詳細として、生産者「山本理」、「兵庫県加東郡東条町産特A地区山田錦特上米」と書かれています。左には「生」、荒槽・押槽合併、仕込み29号、精米30%、750kg仕込み、南部杜氏「佐藤勝郎」。下に原材料などのデータ、醸造元情報、製造年月が書かれています。
最高級の山田錦を30%精米したものの生酒。このお酒の中取りを長期熟成させることでフラッグシップの「妙」となります。
上立ち香は心地よく華やかにメロンのように香ります。含むと、何とも美しい。綺麗ななかにも、すでにオーラを漂わせるかのような存在感。少し冷やしすぎていたか?と思わせるほど抵抗感がなく、心地よく体が吸収していく。
正に、「殿、これは飲んではなりませぬ」…。旨いっす。
義侠(ぎきょう)「純米大吟醸」30%精米750kg仕込 データ
使用酵母 | 協会9号酵母 |
---|---|
使用米 | 兵庫県加東郡東条町産特上山田錦30%精米 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 10,000円(税別) |
義侠(ぎきょう)「純米吟醸」昭和五十八酒造年度40%精米
ラベルは白地でセンターに銘柄の「義侠」、右には醸造年度の「昭和五十八年」、特定名称の「純米吟醸」、精米歩合の「40」、使用米の素性が書かれています。左には原材料と醸造元情報。
最高級の山田錦を40%精米したものを長期熟成させたものの中から、特に出来の良いものを選び出したものです。価格からも長期低温熟成に対する思い、お酒に対する自信が感じられます。
上立ち香は非常に穏やかで明確でないものの、バニラを思わせるように香ります。含むと、うわっ♪、何?この円い旨味。適度な大きさの饅頭型の旨味が舌の上にちょこんと乗っかる。そして収束。すげ~。
開栓一週間後、カラメル様の甘味を伴うかのような香りが混ざる。後半も開栓時より幾分伸びるようになる。
これだけのお酒を我が家だけで消費してしまうのは何となく気が引けたので、小瓶に移し変えいろいろなお酒の席に持ち込みシェアしました。※1.葉さん宅オフや、よし亭さんでの酒の席など。皆さん、長期低温熟成酒の可能性を感じたようでした。
一ヵ月後、カラメル様の香りが薄れ、またバニラのような香りに戻る。やや冷やした状態では後半の伸びは短いが、ほのかな甘味と十分な円い旨味が健在なので、この状態で飲むのが最適か?。しかしもうない。もう一度購入したいが、少し高額すぎるか。金額を聞いたときの家族の反応は冷たい。
義侠(ぎきょう)「純米吟醸」昭和五十八酒造年度40%精米 データ
使用酵母 | 協会9号酵母、協会10号酵母 |
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使用米 | 兵庫県加東郡東条町産特上山田錦40%精米 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 40,000円(税別) |
義侠(ぎきょう)「純米吟醸」平成十三酒造年度50%精米
ラベルは白地でセンターに銘柄の「義侠」、右には使用米情報として「兵庫県東条町産特A地区山田錦100%」、右外に特定名称の「純米吟醸原酒」、その下に仕込み総米「750kg」、精米歩合「50%」、醸造年度の「平成十三年」、仕込みタンク番号の「13号」、製造年月。左には原材料と醸造元情報、醸造責任者。
上立ち香は穏やかながら、甘く黒糖様に香ります。香りからは12年もの熟成を感じません。含むと、おおお、これぞ低温熟成酒♪。マルンとしたオイリーな円みが、優しく舌を包み込みます。そう・・・じんわり。正に物事がゆっくりと少しずつ移ろいで行く。今日一日、自分が急いでいたことに気づかされます。心も穏やかになったころ収束しているのに気がつく。もう一度含む・・・、酸の枠は薄いものの、しっかりと全体を支えています。義侠の旨みの満足感を十分に楽しめます。
次に燗をしてみました。いつもの人肌よりやや高めの温度で。酒器もいつもの1合利き猪口から、ぐい呑みに変えて・・・。唇に触れた瞬間に、ほんのりと温かい。先程の酸の枠がパシャっと弾ける。さらに長い年月を旨みで表現したかのような、ゆったりとした時を感じさせてくれるお酒でした。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
義侠(ぎきょう)「純米吟醸」平成十三酒造年度50%精米 データ
使用酵母 | 9号系酵母 |
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使用米 | 兵庫県加東郡東条町産特上山田錦50%精米 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 2,500円(税別) |
義侠(ぎきょう)「純米吟醸」平成十三酒造年度50%精米に関するリンク
2013/11/30 義侠(ぎきょう)「純米吟醸」特A地区山田錦13BY(日本酒ブログ)
義侠(ぎきょう)「純米吟醸」60%精米滓酒
ラベルは白地でセンターに銘柄の「義侠」、右には使用米情報として「兵庫県東条町産特A地区山田錦100%」。左に最大の特徴である「滓」、そして仕込み号、精米%純米、kg、醸造責任者として、杜氏「佐藤勝郎」。下に原材料などのデータ、醸造元情報、製造年月が書かれています。
滓がらみらしく、うっすらと濁る。上立ち香は穏やかながら、甘くマスカットの様に香ります。含むと、義侠らしいコチっとした旨味の中から、ほのかな甘味が顔を出す。何とも安心感のある味の出方。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
義侠(ぎきょう)「純米吟醸」50%精米滓酒 データ
使用酵母 | 9号系酵母 |
---|---|
使用米 | 兵庫県加東郡東条町産特上山田錦60%精米 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,500円(税別) |
義侠(ぎきょう)「純米吟醸」60%精米750kg仕込2002
ラベルはベージュのグランド。センターに銘柄の「義侠」が珍しく横書き。上に特定名称の「純米吟醸」、下にビンテージの「2002」、その下に使用米情報として「兵庫県東条町産特A地区山田錦100%」。左下に原材料などのデータ、センター下に醸造元情報、右下に杜氏名と製造年月。
上立ち香は穏やかで白桃のように香ります。含むと、義侠の中にあってはライトな印象すら感じるが、それでも心地よい旨味の後に、爽やかさを感じる甘味がついてくる。
義侠には熟成の印象が勝手ながら強かったが、これは非常にわかりやすい旨味。飲み進んでいっても疲れるようなところがないのは、甘味が抑え目で辛口で締めるところが要因か?。旨いっす。
義侠(ぎきょう)「純米吟醸」60%精米750kg仕込2002 データ
使用酵母 | 9号系酵母 |
---|---|
使用米 | 兵庫県加東郡東条町産特上山田錦60%精米 |
アルコール度 | 14度以上15度未満 |
容量 | 500ml |
価格 | 1,100円(税別) |
義侠(ぎきょう)山忠本家酒造株式会社に関するリンク
2016年1月現在、山忠本家酒造株式会社さんオフィシャルサイトは確認できておりません。
コメント
2017/03/06 BS TBS 吉田類の酒場放浪記 東京都入谷「酒処 佗助」を訪れ、刺身の盛り合わせに義侠を合わせる。
山田明洋社長が書かれた2000年10月の山田社長講演要旨を見ました。
だいぶそれから年月が経っていますが、山田錦や日本の米の海外での生産
について質問があります。
私はフィリピンのミンドロ島で山田錦を作って、日本の酒蔵がフィリピンで
工場を造ってそこから世界に向けて日本酒を輸出したらどうかと思っています。
偶々ミンドロ島の市長と知り合いなので、もしご興味があればご連絡ください。
稲岡 睦夫さん、コメントありがとうございます。
文面から察するに、山忠本家酒造株式会社さんオフィシャルサイトと勘違いをされているかもしれません。
由紀の酒-日本酒談義-は日本酒好きがお酒を紹介しているだけです。
よろしくお願いいたします。
覚書、TBS ぴったんこカン・カンスペシャル。
こだわる男!吉川晃司が義侠を旨口の酒と紹介。その他十四代も飲む。