1897年(明治30年)の創業。1955年に法人化。銘柄の由来は江戸時代、約300年にわたって佐賀藩を統治した鍋島家にちなんだもので、末永く愛される“地の酒”に育てていきたいと考え一般公募から選出。1998年(平成10年)4月にデビュー。
2002年(平成14年)1月から前杜氏の井上富男(肥前杜氏)の後を継ぎ、蔵元の飯盛直喜さんが杜氏として「鍋島」を醸し出しています。
世界最大規模の品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2011」で日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」を受賞
鍋島(なべしま)「大吟醸」出品酒
ラベルは和紙のセンターに銘柄の「鍋島」、右に特定名称の「大吟醸」、左に「三十六万石」と角印。非常にシンプルなラベルです。
由紀の酒仲間の吟醸番さんにいただきました。感謝♪
開栓2日後、あらかじめ冷蔵庫から取り出し少し放置。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぐ。すっきりと澄み渡っています。
上立ち香は、程よく華やかに、マスカットを思わせるように香ります。心までも落ち着かせてくれるような上品な香りです。
含むと、出品酒と言うことで想定していたよりも、一回り大きな甘味がポヨンっと口中で弾む。核となる部分が僅かな分、形を自在に変えて広がり、舌を優しく包む。思わず深く呼吸する、至福のひととき。
もう一度注意深く含む。出品酒らしさと言うと、ギュンっとつまった限られた範囲の中でのパフォーマンスをイメージするが、料理の下ごしらえから違うのではないか?と思わせる旨味。彩りも良く、違和感のない、いかにも自然な広がりを見せる。後半も秀逸で、ただ引きがはやいだけでなく、魅せた彩りを所作良く拾い上げ引き上げていく余韻。旨いっす。
鍋島(なべしま)「大吟醸」出品酒 データ
使用米 | 特A山田錦35%精米 |
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アルコール度 | 17度以上18度未満 |
容量 | 500ml |
価格 | ほとんど非売品 |
鍋島(なべしま)「大吟醸」出品酒に関するリンク
2017/03/15 鍋島(なべしま)「大吟醸」出品酒(日本酒ブログ)
鍋島(なべしま)「純米大吟醸」特A山田錦35ホワイト
ラベルは和紙のセンターに金の箔で銘柄の「鍋島」、右に特定名称の「純米大吟醸」、左に「三十六万石」と角印。非常にシンプルなラベルです。肩にビンテージシール。
上立ち香は穏やかでメロンのように香ります。含むと、ぶわっとメロンが弾けたかと思うと、キリリと引きしまって収束。おい、おい。。ちょっと早すぎの引き。もう一度含み、またぶわっと弾けるメロンを楽しみ、その後を注意深く探ると、大吟醸らしい細やかな枠の中で、それでも最大限、辛、酸、甘の順番でバランス良く表現。こ、これはワーグナーの旋律?。鍋島中毒患者が増殖するのもうなずけます。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
鍋島(なべしま)「純米大吟醸」特A山田錦35ホワイト データ
使用米 | 特A山田錦35%精米 |
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アルコール度 | 17度以上18度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 5,714円(税別) |
鍋島(なべしま)「純米大吟醸」特A山田錦35ホワイトに関するリンク
2013/02/15 鍋島(なべしま)「純米大吟醸」特A山田錦35ホワイト(日本酒ブログ)
鍋島(なべしま)「純米吟醸」山田錦パープルラベル生酒
ラベルはミディアムグレーのグランドにセンターにパープルの箔で銘柄の「鍋島」、右に特定名称の「純米吟醸」、左に「三十六万石」と角印。非常にシンプルなラベルです。肩に生酒のシール。
上立ち香は上品ながら火入れと比べると幾分華やかで、マスカットの様に香ります。この時点では主張しすぎることなく、あくまで程よく。
含むと、ぶどう♪。香りからつながる甘味が程よく、その品種は糖度が高いことでも知られるデラウェア。葡萄の小さな玉がプルンプルン、コロンコロンと口中で踊る。ほのかな刺激は、開栓直後の生酒らしい微炭酸。その小さな泡の粒が、葡萄の玉を見事に拭い去っていく。
何だろう?この充実感。このバランスの良さは造り手のセンスを感じます。旨いっす。か・な・り・旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
鍋島(なべしま)「純米吟醸」山田錦パープルラベル生酒 データ
使用米 | 山田錦50%精米 |
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日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,650円(税別) |
鍋島(なべしま)「純米吟醸」山田錦パープルラベル生酒に関するリンク
2014/08/11 鍋島(なべしま)「純米吟醸」山田錦パープルラベル生酒25BY(日本酒ブログ)
鍋島(なべしま)「純米吟醸」山田錦パープルラベル
ラベルはミディアムグレーのグランドにセンターにパープルの箔で銘柄の「鍋島」、右に特定名称の「純米吟醸」、左に「三十六万石」と角印。非常にシンプルなラベルです。
上立ち香は上品にマスカットの様に香ります。
含むと、舌をキュっと締める様は壇蜜?いや、篠原涼子だ!。妖しく近づいてきて、巻いていたストールを”はらり”と私の首に巻きニッコリ笑いながら締める・・・締める。おお、このままいっそ・・・と思いかけた頃に夢から綺麗さっぱり覚める。
お酒を飲んでいたことすら感じさせないほど綺麗に無くなる。しかも早い!。妖艶と言う言葉がぴったりなお酒でした。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
鍋島(なべしま)「純米吟醸」山田錦パープルラベル データ
使用米 | 山田錦50%精米 |
---|---|
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,600円(税別) |
鍋島(なべしま)「純米吟醸」山田錦パープルラベル生酒に関するリンク
2013/10/16 鍋島(なべしま)「純米吟醸」山田錦パープルラベル(日本酒ブログ)
鍋島(なべしま)「純米吟醸」雄町生
ラベルは赤のグランドにセンターに金の箔で銘柄の「鍋島」、右に特定名称の「純米吟醸」、左に「三十六万石」と角印。非常にシンプルなラベルです。肩貼りに赤磐産雄町100%仕様、首の部分に生酒シール。
上立ち香はあでやかでマスカットともメロンとも感じるかのように香ります。
含むと香りからのつながり良くメロン様の華やかさが鼻に抜け、上あごに上質な甘みが薄い膜となって貼りつく。想像以上のメリハリ。
生酒らしくジンと舌を刺激した後は、やや長めの余韻をのこしながら収束。ん~鍋島!旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
鍋島(なべしま)「純米吟醸」雄町生 データ
使用米 | 赤磐産雄町50%精米 |
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日本酒度 | ±0 |
酸度 | 1.6 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,600円(税別) |
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2012/02/20 鍋島(なべしま)「純米吟醸」雄町生(日本酒ブログ)
鍋島(なべしま)「純米吟醸」五百万石中汲み無ろ過
通称オレンジラベルです。オレンジ色のグランドのセンターに銘柄の「鍋島」、右に特徴の「中汲み」「無ろ過」と特定名称の「純米吟醸」。左に「三十六万石」と角印。
上立ち香は心地よく華やかにマスカットを思わせるように香ります。上品な我が家好みの香りです。
含むと、何ともまた心地よい甘味。香りからのつながりもストーリー性があり、上品な甘味はまるで玉ねぎを丹念に焦がさないように飴色になるまで炒めたかのよう。
あまりに自然な甘味は消えゆくのもはやく、潔く引いていきます。ん~、オレンジラベル!、旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
鍋島(なべしま)「純米吟醸」五百万石中汲み無ろ過 データ
使用米 | 五百万石50%精米 |
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日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.6 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,900円(税別) |
鍋島(なべしま)「純米吟醸」五百万石中汲み無ろ過に関するリンク
2011/02/28 鍋島(なべしま)「純米吟醸」五百万石中汲み無ろ過(日本酒ブログ)
鍋島(なべしま)「純米吟醸」隠し酒
通称裏鍋島です。パープル色のグランドのセンターに銘柄の「鍋島」が表裏反対に書かれています。右に特定名称?の「吟醸造り純米酒」。左にタイトルの「隠し酒」。
荒押し合併のお酒です。
上立ち香は穏やかながらほんのり甘味を伴う香り、好みの第一印象。含むとバニラ様に膨らむ含み香にやられ、
脳みそが横に2センチずれます。
中毒患者のように自制心がきかず、二杯目突入。何処までも飲んでいけそうなお酒でした。旨いっす。コストパフォーマンス最高のお酒でした。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
鍋島(なべしま)「純米吟醸」隠し酒 データ
使用米 | 山田錦50%精米 |
---|---|
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,600円(税別) |
鍋島(なべしま)「純米吟醸」隠し酒に関するリンク
2007/06/07 鍋島(なべしま)「純米吟醸」隠し酒(日本酒ブログ)
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