1948年(昭和23年)の創業。酔えばいい、売れればいい酒ではなく、おいしい酒・楽しむ酒を目指す。所在地である獺越の地名から一字をとって銘柄を「獺祭」と命名。獺祭(だっさい)の獺はカワウソで、その意味を広辞苑で調べると、カワウソが多く捕獲した魚を食べる前に並べておくのを、俗に魚を祭るのに言う語。とあります。旭酒造さんの公式ウェブサイトにも命名の由来などがでておりますのであわせて御覧ください。
遠心分離と書かれたお酒は、もろみをお酒と酒粕に分ける方法として遠心分離機を使っています。原理はもろみを入れた円い容器をぐるぐる回転させると、比重の重い酒粕は外側に層をつくり、糊状の酒粕を経て、一番内側に見事に分離されたお酒がたまります。これをチューブで吸い上げるわけです。最大の利点は圧力がかからないため綺麗な酒質となること。また薮田や袋搾りのように布を通さないため臭いがつかいないことや、密封された状態で分離ができるため空気に触れない。等があげられます。
一方デメリットとして、もう一度搾ることができるほどの酒粕ができてしまうので、とてつもない粕歩合になってしまい、コストがかかりすぎてしまうこと。なんですが、当時は何とこの遠心分離も通常の搾りと同じ価格でした。あっぱれ桜井社長!などと話していたのを思い出しました。
現在の遠心分離と書かれたお酒は、通常の搾りとのブレンドで、綺麗なだけでない、飲んで旨いお酒を目指し調整されています。写真は蓬莱泉さんの遠心分離機です。
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分早田
ラベルは和紙で、センターに銘柄の「獺祭」、獺と祭の間にアルファベットで「DASSAI 23」、下に明朝体で「早田」。右に特定名称の「純米大吟醸」、精米歩合の「磨き二割三分」、さらに右外に原材料などのデータ、右下には製造年月。左には「故 早田保義先生に捧げます」。左外に醸造元情報。
このお酒の存在を知ったのは2016年12月。酒仲間のえび蔵さんがフェイスブックに「初物に目がない(笑)」とアップされているのを見てでした。残念ながら田舎暮らしの自分では簡単には入手できず。
しかし、2017年11月。ついに市販レベルで出回ることになったこのお酒をGETしました。一升瓶の価格だと勘違いして飛びついたが、実は四合瓶でこの価格!、倍でした。(笑)
同封されていた用紙には、このお酒の経緯が書かれていました。
「純米大吟釀磨き二割三分獺祭早田」
酒を低温殺菌することにより、酵素や酵母を失活させ、酒の保存性を高める。
この技術は室町時代末期から社氏たちの間で「煮酒」という呼び方で知られ ていました。この煮酒と言われる技術をさらに洗練させ、火当てと言われる技術に発展させることにより、日本酒は世界でも珍しい防腐剤を一切使用しない酒類となりました。
さらに旭酒造では、コスト高もいとわず、5℃以下の低温でボトルに充填後、温水シャワー方式により酒を熱殺菌後すぐに急冷し、火当てによる熱がもたら すダメージをできるだけ少なくしております。
しかし、どんなに注意深く熱殺菌しても、それでも熱を加えることによる酒質の変化は避けられませんでしたが、二酸化炭素をマイクロバブル化して酒に加えることにより熱を極力加えずに短時間で同等の成果を得ることが可能になりました。※1.特許第6089718号(特許権者学校法人日本医科大学/旭酒造株式会社)
この方式は明治大学の故早田保義教授と旭酒造の共同研究により開発が始まり、先生が不慮の病でご逝去された後も教え子である日本獣医生命科学大学食品科学科の小林史幸講師に託されて研究が続けられ、今回製品化することができました。早田先生の業績に対し、心からの敬意とともに感謝を申し上げます。この酒銘の「純米大吟醸 磨き二割三分 獺祭早田」はこの故早田先生の業績に敬意を表して名づけたものです。故 早田保義先生に捧げます 獺祭蔵元 桜井博志
上立ち香は。…感想は後日。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2017/10 B
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分早田 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦23%精米 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.1 |
アミノ酸度 | 0.8 |
アルコール度 | 16度 |
容量 | 720ml |
価格 | 10,000円(税別) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分早田に関するリンク
2017/11/吉日 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分早田(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」遠心分離磨き二割三分
ラベルは最高峰らしく和紙で、センターに銘柄の「獺祭」、下には平仮名で「だっさい」とルビがありわかりやすい。右に特定名称の「純米大吟醸」と精米歩合の「二割三分」、また特別な搾りである「遠心分離」も記載されています。さらに右外に原材料などのデータ。左には遠心分離の特徴が書かれています。さらに左外に醸造元情報。
左に書かれている遠心分離の特徴を抜粋します。
このお酒は通常のお酒のしぼりのように袋などを機械的に圧力をかけて搾ったものでなく、遠心分離の技術を使ってもろみから酒を分離したものです。無加圧状態で、もろみから酒を分離するため、純米吟醸もろみの本来持つ香りやふくらみなどの美点が崩れることなく、このお酒に表現されています。
上立ち香は心地よくほんのりとフルーティーに香ります。
含むと綺麗な造りを思わせるスッキリと切れのある味わいながら、ほんのりと甘味を感じます。遠心分離ではない二割三分のお酒同様、キリリと冷えた状態よりもやや常温に近いほうが、このほのかな甘味を感じやすい。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:2004/01
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」遠心分離磨き二割三分 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦23%精米 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.1 |
アミノ酸度 | 0.8 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 720ml |
購入当時価格 | 5,250円(税込み) |
現在価格 | 1.8L 16,200円(税込み) 720ml 8,100円(税込み) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」遠心分離磨き二割三分に関するリンク
2004/07/02 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分、遠心分離(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分
ラベルは和紙で、センターに銘柄の「獺祭」、獺と祭の間にアルファベットでDASSAI 23と書かれています。右に特定名称の「純米大吟醸」と精米歩合の「磨き二割三分」。さらに右外に原材料などのデータ。左には醸造元情報。他のスペックもこの獺祭と言う字体で統一されているので、好感度があります。
上立ち香は心地よく、膨らんだつぼみがポンっと咲いた時にふわりと漂うかのように果実感♪。以前飲んだ時よりやや香り高く感じる。
含むと香りからも想定できるかのような上質な、非常に穏やかな甘味。獺祭オフィシャルサイトには長く続く余韻とあるが、残念ながら決して長くはなく、むしろ潔く引いていきます。
相変わらず旨いっす。いや。。変わらずではなく進化している?。
飲み進んで行くと、先ほどより一歩踏み込めたかのように甘味がまた顔を出す。やはりこれまた危険なお酒です。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:13/06A
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦23%精米 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | 0.8 |
アルコール度 | 16度 |
価格 | 1.8L 10,800円(木箱入り・税込み) 720ml 5,400円(木箱入り・税込み) 300ml 2,592円(木箱入り・税込み) 1.8L 10,594円(箱入り・税込み) 720ml 5,297円(箱入り・税込み) 180ml 1,566円(箱入り・税込み) 1.8L 10,285円(箱なし・税込み) 720ml 5,142円(箱なし・税込み) 300ml 2,160円(箱なし・税込み) 180ml 1,458円(箱なし・税込み) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分に関するリンク
2013/07/04 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分発泡にごり酒
ラベルは和紙で、センターに銘柄の「獺祭」、獺と祭の間にアルファベットでSparkling 23と書かれています。右に精米歩合の「磨き二割三分」、特徴の「発泡にごり酒」。さらに右外に原材料などのデータ。左には醸造元情報。
以前は聖夜限定として出荷されていましたが、通年商品となったようです。
上立ち香は、穏やかながら心地よくマスカットを思わせるように香ります。冷えすぎているためか?想定よりも香り少な目で、鼻を近づけすぎてピチっと弾けた気泡が当たる。
含むと、チリチリと舌に当たる炭酸の刺激に、キリリと引き締まったほのかな旨みがのっかる。口中で炭酸がおさまると、ほんのり甘味が顔を出す。おっ?と思った時には何もなく、次へと導かれる一連の流れ。それも極々自然に…。
もう一度注意深く含む。今度はうっすらと濁る。舌ざわりが若干違うものの、穀物由来の雰囲気は微塵もない。ただ綺麗な炭酸水を摂っているかのように錯覚するが、遅れてくるアルコールに酒であることを思いだす。やはり後半で感じるほのかな甘み一瞬。深く息をはき、穏やかな気分に浸る。
美術館で気に入った絵の前に立つと、どれくらいそこに引き込まれていたのか分からなくなる時がある。空になったグラスに気づいたとき、どれくらいそうしていたのかと思いつつ、もう一度盃を満たす。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:16/10A
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分発泡にごり酒 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦23%精米 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | 0.8 |
アルコール度 | 14度 |
価格 | 720ml 6,600円(箱入り・税別) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分発泡にごり酒に関するリンク
2016/12/26 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分発泡にごり酒(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「普通酒」等外23
ラベルは白地で、センターに銘柄と特徴の「獺祭等外23」、右に「等外山田錦使用」、右外に原材料などのデータ。左に等外の説明として、「この獺祭等外23は山田錦の等外米を23%まで磨いて造られました。等外米で造った酒は瓶詰め後の劣化が早いことが観察されています。しかも限外濾過など一切していない生酒です。なるべく早く、瓶詰め後三か月以内にお飲み頂くことをお勧めいたします。」。左外に醸造元情報。
上立ち香は、心地よく華やかで、マスカットのように香ります。飲んでもいないのにこの時点ですでに安定感を感じるような、心を穏やかにしてくれるような香りの出方です。
含むと、おお、綺麗ぇ~♪。磨き23が自分の中ではイメージが増幅され、しかも昔の遠心分離のイメージまで混ざって、スペシャルクリアな印象なので、比べると違うような気もするが、一升瓶換算価格で5,000円を切るようなお酒のレベルではないのは確か。おっ!、余韻として僅かに残る口中の甘味もイイ!。
もう一度注意深く含む。しっとりと、しみじみと旨い。この優しい甘味、これは!、にじみ出てくる野菜の甘味だ!、時間が経つと消えてしまう。もう少し強ければ屋守に通じるような…。しかし儚いからこその獺祭か。
こうなると先日の等外との差は?となるのだが、ヤマメの等外に対し、イワナの等外23と言った感じで、ちゃんと棲み分けが出来ているような。いずれも旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:16/11/01
獺祭(だっさい)「普通酒」等外23 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦23%精米 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | 0.8 |
アルコール度 | 16度 |
価格 | 720ml 2,300円(箱入り・税別) |
獺祭(だっさい)「普通酒」等外23に関するリンク
2016/11/20 獺祭(だっさい)「普通酒」等外23(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「普通酒」等外
ラベルは白地で、センターに銘柄と特徴の「獺祭等外」、下にアルファベットで「DASSAI」とルビがふってあります。右外に原材料などのデータ。右下に製造年月日、左外に醸造元情報。
オフィシャルサイトの商品紹介には…、
山田錦の等外米を使用したお酒です。等外米は粒ぞろいが悪いのが特徴ですので、麹は普通の等級付き山田錦の50%精米を使用しましたが、掛け米は等外米のみです。ちなみに精米歩合は30%まで磨きました。つまりY・K・30(!!)です。
とあります。平均精米歩合的に見ると34%を切るかと思われます。なかなかのスペックです。
上立ち香は、比較的華やかで、メロンのように香ります。通常の獺祭と変わることなく、いや最近の獺祭らしく?、むしろ華やかです。いい感じの香りの出方です。
含むと、ん~♪、まごうことなき獺祭のあのスーパースムース!。酸の当たりは弱くその分、中から出てくるような綺麗な甘味。大吟醸らしく味は多くはないので後半の捌けも良く、美しく引き上げていきます。
もう一度注意深く含む。ひっかかりなく喉を流れていく様は、まさに銀の電気抵抗。通常商品の50を上回るように、金の電気抵抗を凌駕する。しかし酸化には気を付けてねと言ったところか。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:16/10/18
獺祭(だっさい)「普通酒」等外 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦30%精米 |
アルコール度 | 16度 |
価格 | 720ml 1,300円(箱入り・税別) |
獺祭(だっさい)「普通酒」等外に関するリンク
2016/11/18 獺祭(だっさい)「普通酒」等外(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」遠心分離磨き三割九分
ラベルは白地にセンターに銘柄の「獺祭」、下には平仮名で「だっさい」とルビがふってあります。右に特定名称の「純米大吟醸」、また特別な搾りである「遠心分離」、精米歩合の「磨き三割九分」が記載されています。さらに右外に原材料などのデータ。左には醸造元情報。
上立ち香は穏やかでメロン、バニラを思わせる。
含むと、優しいまとまりのある甘味、高級感。ん~、この満足感。そして後半の潔いキレ。想像するに酸度を抑えたことによる、抵抗感の無さ。これが5千円で購入できると言うのが信じられません。恐るべきコストパフォーマンスのお酒です。…
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製造年月:07/08
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」遠心分離磨き三割九分 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦39%精米 |
日本酒度 | +6 |
酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 1.8L |
購入当時価格 | 5,250円(税込み) |
現在価格 | 1.8L 7,560円(税込み) 720ml 3,780円(税込み) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」遠心分離磨き三割九分に関するリンク
2007/08/19 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」遠心分離磨き三割九分(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分
ラベルは白地にセンターに銘柄の「獺祭」、下には平仮名で「だっさい」とルビがふってあります。右に特定名称の「純米大吟醸」、精米歩合の「磨き三割九分」が記載されています。さらに右外に原材料などのデータ。左には醸造元情報。
上立ち香は心地よくメロンを思わせるようにたちあがる。
含むと、思いやりを感じさせるような柔らかい甘味に包み込まれる。これは、サッカー日本代表の小野伸二のベルベットパスか?いや!バレー日本代表の朝長孝介のトスだ!。その後弾丸ベイビーよろしく、スッキリ感と共に旨みが閃光のごとく眼前をよぎる。酸味を抑えた切れ味鋭い見事な越川優のスパイクが決まった。
なんのこっちゃって?要は旨いってことっす♪
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:05/11
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦39%精米 |
日本酒度 | +6 |
酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 720ml |
購入当時価格 | 2,192円(税込み) |
現在価格 | 1.8L 5,142円(箱入り・税込み) 720ml 2,571円(箱入り・税込み) 1.8L 4,835円(箱なし・税込み) 720ml 2,418円(箱なし・税込み) 300ml 1,008円(箱なし・税込み) 180ml 648円(箱なし・税込み) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分に関するリンク
2005/11/30 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分槽場汲み
ラベルは白地のセンターに銘柄の「獺祭」、獺と祭の間にアルファベットで「DASSAI 39」。右に特徴の「無濾過」、特定名称の「純米大吟醸」、精米歩合の「磨き三割九分」、上槽の特徴の「槽場汲み」。さらに右外に原材料などのデータ。左には醸造元情報。キャップシールに生の文字。
「獺祭の無濾過生原酒の出荷は、この槽場汲みのみとします。」と発表されているので、春と秋の年2回のみ一部の酒販店さんのみの取り扱いのようです。
上立ち香は、比較的華やかで、メロンのように香ります。スワリングするとマスカットも出てきます。好きだなぁ、この感じの香りの出方♪。
含むと、あのスーパースムースで平滑な獺祭39ではなく、程よくメリハリのある甘味が結構今風。あくまで大吟醸と言う美しい枠の中で、最大限のパフォーマンスを表現してくれています。この甘味の出方も好きなんだよなぁ♪。後半は流石の大吟醸、早めの収束へとまとまっていきます。
もう一度注意深く含む。酸は獺祭らしく抑え目なので、そこまで起伏があるわけではないが、獺祭にあまり感じたことのないエロスが表現されている。
昔で言えば岡田奈々さん?、いや!、こ、これは!、ハーゲンダッツのCMで最近気になっている中条あやみさんだ。(実は名前がわからなかったので調べました。)花柄のワンピースを揺らし、キュートに微笑んでくれます。獺祭の中では今までで一番、喉の奥を引き締めてくれます。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:16/10B
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分槽場汲み データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦39%精米 |
アルコール度 | 16度 |
容量 | 720ml |
購入価格 | 2,500円(税別) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分槽場汲みに関するリンク
2016/10/28 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分槽場汲み(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分スパークリング
ラベルは白地にセンターに銘柄の「獺祭」、獺と祭の間にアルファベットでDASSAI 39と書かれています。右に「磨き三割九分スパークリング」と金の箔で書かれています。さらに右外に原材料などのデータ。右下に製造年月。左には醸造元情報。
まずは上澄みからいただきました。
上立ち香は穏やかで想定していたほどではないが、ほのかにマスカット様の香り。
含むと、お、おう。スパークリング!。うすにごりに良くあるピチピチ微炭酸を想定していただけに、結構なシュワシュワ感。スパークリング50より綺麗な分、辛口に感じます。ただでさえ綺麗なのに炭酸で口中は洗われ、シュワが消えたときには収束している。何とも飲みやすい。
今度はにごり部分も混ぜていただきました。にごりといっても雑味のイメージはなく、また増えたのはほんの少しの舌触りのみ。やはり炭酸主体のすっきり感で早めの収束。
この日の食事は結構贅沢な霜降りの入った飛騨牛。その脂をすっきりとさせ、尚ドライな印象で締めるのでいくらでも飲めてしまいそうでした。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:15/10A
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦39%精米 |
日本酒度 | +6 |
酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 360ml |
購入当時価格 | 1,764円(税込み) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分スパークリングに関するリンク
2015/12/30 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分スパークリング(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」寒造早槽48しぼりたて生
ラベルは白地にセンターに銘柄の「獺祭」、獺と祭の間にアルファベットでDASSAI 48と書かれています。右に特定名称の「純米大吟醸48寒造早槽(かんづくりはやぶね)」、右下に製造年月。左には醸造元情報。
昔のラベルには…、
このお酒は山田錦を使った50%精米の純米大吟醸をベースに、同じく39%精米の山田錦を使った純米大吟醸を8対2でブレンドしています。純米大吟醸50のしぼりたての爽やかさに磨き三割九分の華やかさを加味した純米大吟醸のしぼりたてです。
と書いてあったようですが、今回のラベルには書かれていません。精米歩合も以前は50%と記載されていましたが、今回のラベルには48%とあります。
獺祭さんの50%精米は、米を見て今回は47%まで磨こうと決めているのでわかりませんが、もしやブレンドではなくなったのかもしれません。さてしぼりたての爽やかさ、はいかに?。
上立ち香は比較的華やかにマスカットのように香ります。
含むと、ピチピチと言うほどではないものの、じゅわっと迫りくる甘味に、どことなく見えるような気がするしぼりたて感♪。生酒らしい印象です。しかし酸を主張するような感じはないので、やはり獺祭らしいわかりやすい優しい甘み。
もう一度注意深く含む。んん?、気のせいだったか?、すでに落ち着きはらったかのようないつもの獺祭。何という安定感、んん~いい甘味だなぁ、旨い、旨いっす。
昔を思い出します、50の甘味か?、39の美しさか?、よく今回はどっちにするか迷ったものです。価格的にこれだけ旨いのなら「もう50でいいんじゃね?」と思ったり、「さすがの美しさだなぁ、やっぱり39も捨てがたいなぁ」と引き戻されたり。今回はその両方を味わったような、少しだけ得した気分になれたクリスマスでした。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:15/11C
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」寒造早槽48しぼりたて生 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦48%精米 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 720ml |
購入当時価格 | 1,695円(税込み) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」寒造早槽48しぼりたて生に関するリンク
2015/12/26 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」寒造早槽48しぼりたて生(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50
ラベルは白地にセンターに銘柄の「獺祭」、下には平仮名で「だっさい」とルビがふってあります。右に特定名称の「純米吟醸」、また特別な搾りである「遠心分離」、精米歩合の「50」が記載されています。さらに右外に原材料などのデータ。左には醸造元情報。
尚、現在は遠心分離は磨き二割三分と磨き三割九分のみとなり、この商品は終売。後継は遠心分離ではない通常の搾りで、特定名称が「純米大吟醸」となりっております。
上立ち香は上品にバニラを思わせる。含むと、優しい!ひたすら優しさを振りまいた後に残るほのかな甘味。この甘味がなくなるとき我に帰るが、目を閉じていたことに気づく。旨い。
獺祭と言う銘柄は全て山田錦を使用し、磨きも全て5割以下と言うこだわりのお蔵さん。しかもこのお酒は遠心分離という特別な上槽。遠心分離は粕歩合がかぎりなく100%に近いという、あまり蔵にとっては嬉しくない?原価のお酒となるはずですが、このコストパフォーマンス。惚れ直しました。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:06/08
獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦50%精米 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 1.8L |
購入当時価格 | 3,150円(税込み)終売 |
獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50に関するリンク
2006/10/03 獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50うすにごり本生
ラベルは白地にセンターに銘柄の「獺祭」、下には平仮名で「だっさい」とルビがふってあります。右に特定名称の「純米吟醸」、また特別な搾りである「遠心分離」、精米歩合の「50」が記載されています。さらに右外に原材料などのデータ。左には醸造元情報。肩張りに本生のシール。
尚、現在は遠心分離は磨き二割三分と磨き三割九分のみとなり、この商品は終売。後継は遠心分離ではない通常の搾りで、特定名称が「純米大吟醸」、発泡にごり酒スパークリング50となっています。
上立ち香は華やかに白桃を思わせ上品。
含むと、獺祭らしい優しさが際立っているが、何となく体調を気遣ってしまいそうな、はかなさを感じる。この辺が獺祭の生酒らしさなんだろうか?。優しい甘味の後に、僅かな渋味。獺祭で若さを感じたのは初めてかな?旨いっす。
聖夜限定も飲んでみたくなりました。
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製造年月:07/11
獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50うすにごり本生 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦50%精米 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 1.8L |
購入当時価格 | 3,150円(税込み)終売 |
獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50うすにごり本生に関するリンク
2007/11/22 獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50うすにごり本生(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50
ラベルは白地のエピ柄がエンボス加工してあり、凹凸感があります。センターに銘柄の「獺祭」、獺と祭の間にアルファベットでDASSAI 50と書かれています。右に特定名称の「純米大吟醸」と精米歩合の「50」が記載されています。さらに右外に原材料などのデータ。左には醸造元情報。下には獺祭の意味として、
獺祭[だっさい]かわうそが捕らえた魚を岸に並べて、まるで祭をするようにみえるところから転じて詩や文をつくる時、多くの参考資料等をひろげちらすことをさす。また日本文学の革命児正岡子規が自らを獺祭書屋主人と号している。私たちは「酒造りは夢造り、拓こう日本酒新時代」をスローガンに少しでも良質な酒を目指そうとするこの酒を世に出すにあたり正岡子規にあやかって酒銘を「獺祭」と命名しました。
と書かれています。
上立ち香は穏やかながら心地よく白桃の様に香ります。開栓直後は霞がかったような香りの出方でしたが、すぐに我が家好みの香りの出方になりました。まごうことなき純米大吟醸。
含むと、おお、優しい。とんがった酸がないので非常に上品で、奥から出てくる僅かな甘味が上品さに華を添える。純米大吟醸ながら量も飲んでいけそうな雰囲気があります。あっ、あくまで自分基準です。量といっても一晩に一升飲むわけではありません。
もう一度注意深く含む、ん~、安心感あるなぁ♪。いつ、どこで飲んでも、ややもすると自分のコンディションがどうあれ、この旨さを提供してくれそうな雰囲気まであります。まさに口上通りのきれいで新鮮な味、旨いっす。
僅かな酸の枠組みでエロスまで表現してきたら、さらにとてつもない酒になりそうですが、それでは獺祭(だっさい)ではなくなってしまうか。再現性も難しいのかもしれませんが、デフォルト50に加えエロス50と称して甘味と程よい程度の酸のバランスのお酒を出したら面白そうです。
それにしても2013年の価格改定があったとは言え、このお酒を一升瓶価格で3,000円で提供していただける、あっぱれです。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月:16/03G
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦50%精米 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
容量 | 720ml |
購入当時価格 | 1,539円(税込み) |
価格 | 1.8L 3,186円(箱入り・税込み) 720ml 1,614円(箱入り・税込み) 300ml 691円(箱入り・税込み) 1.8L 3,078円(箱なし・税込み) 720ml 1,539円(箱なし・税込み) 300ml 642円(箱なし・税込み) 180ml 410円(箱なし・税込み) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50に関するリンク
2017/10/30 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50H28BY(日本酒ブログ)
2016/04/08 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」発泡にごり酒スパークリング50
ラベルは薄いピンクのグランドにセンターに銘柄の「獺祭」、獺と祭の間にアルファベットでDASSAI 50と書かれています。右に「発泡にごり酒スパークリング50」。右下には原材料などのデータと製造年月。左に醸造元情報。
オフィシャルサイトの説明には…、
にごり酒だからこそ分かる山田錦の米の甘み。瓶内二次発酵が生み出す爽やかな発泡性。最後に繊細かつ骨太の純米大吟醸が見せる鮮やかな味の切れ。
とあります。
まずは上澄み部分をいただきました。
上立ち香は非常に穏やかで想定していたような吟醸香は立ち上がってきません。
含むと、39スパークリングと同様に、スカッと炭酸が口中の印象を支配します。その後にほのかに残る、程よい程度の甘味が可愛らしい。飲みやすい♪。
次ににごり部分を混ぜていただきました。幾分甘味も増したようですが、炭酸の刺激で甘味を消します。その分見事に後半のさばけが良く、飲み終わった直後にグラスをまた口に運んでしまう。ただでさえ容量の少ない小瓶なのに進む!進む!。あっという間になくなりました。39スパークリングもあったので満足感は得られましたが…、楽しいクリスマスでした。旨いっす。。
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製造年月:15/12B
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」発泡にごり酒スパークリング50 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
---|---|
使用米 | 山田錦50%精米 |
アルコール度 | 15度 |
容量 | 360ml |
購入当時価格 | 972円(税込み) |
価格 | 発泡にごり酒スパークリング50 720ml 1,944円(税込み) 360ml 972円(税込み) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」発泡にごり酒スパークリング50に関するリンク
2015/12/30 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」発泡にごり酒スパークリング50(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50温め酒
ラベルは茶色のグランドにセンターに銘柄の「獺祭」、獺と祭の間にアルファベットでDASSAI 50と書かれています。右にタイトルの「温め酒」。右下には原材料などのデータと製造年月。左に醸造元情報。
オフィシャルサイトのラインナップにはありませんが、Q&Aに温め酒の温め方は?として…、
香りを保つために60℃くらいの低めのお湯に、ボトルごと漬けてゆっくりと温めます。お酒の温度が40℃になったころが飲みごろです。
と湯せんの説明があります。
お燗専用ですが、まずは冷酒でいただきます。
上立ち香は非常に穏やかで明確でないものの、瓜系のような香り。特定名称は書いてありませんが、さすがに純米大吟醸と言ってもよいくらいのスペック、ネガティブなものはありません。
含むと、甘味というよりは旨味が先にコンタクトしてきます。このあたりは今までの獺祭(だっさい)には感じなかった部分。その後、甘味と僅かな酸味が現れ、徐々に引いていきます。確実に食事が進んでからの方が良さそうな印象。
そしていよいよお燗です。自分のもっとも好きな温度38度でいただいてみます。おお、先ほどの時間差はなく、全部一緒になって舌に乗っかる♪。温度によってバランスが取れたということなのでしょうか?。しかし引きまでの時間も短くなったようで、体に浸み込むのが速い!。飲み過ぎそうなイメージがあります。
次に燗徳利に熱湯を入れなおし、40度まで上げてみました…
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製造年月:16/02B
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50温め酒 データ
使用酵母 | 蔵内酵母 |
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使用米 | 山田錦50%精米 |
アルコール度 | 14度 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,850円(税別) |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50温め酒に関するリンク
2016/03/15 獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50温め酒(日本酒ブログ)
獺祭(だっさい)旭酒造株式会社に関するリンク
獺祭(だっさい)10年前の感想から…桜井社長、カンブリア宮殿に出演。
コメント
娘からDASSAI45 19.08.TD DOB M/Y 08/19 を送ってもらい飲みましたが問題ないですね。
加水後の攪拌ミスとのことですが、せっかく娘さんから頂いた贈り物を問題なく楽しめて良かったです。むしろ貴重な経験ができて良かったですね~♪。
2017/07/16 TBS がっちりマンデー!! 年間売上100億円超え!?、蔵元・旭酒造会長から超人気の秘密を学ぶ!と題して獺祭が紹介されました。
娘の婿が山口の豊北です。先日里帰りしました時,旭酒造様の「ダサイ」をお土産にもらいました。50年程アルコールを
たしなみましたが目から鱗、こんなにまろやかな美味なお酒を飲酒したのは初めてで驚きました。
これからも美味しいお酒をつくりお酒好きの方がたに感動を与えて下さい。皆々様のご活躍をお祈り申し上げます
美味しいお酒有難うございました
尾崎太一郎さま、コメントありがとうございます。獺祭(だっさい)、美味しいですよね。
美味しいお酒を堪能できたようで良かったです。
しかしながら、文面から察するに少し勘違いされているかもしれません。
このサイトは獺祭(だっさい)醸造元のサイトではなく、
単なる酒好きが運営している、日本酒大好きサイトです。
このような美味しかった報告も嬉しいので
今後ともよろしくお願いいたします。