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結ゆい(むすびゆい)結城酒造株式会社

醸造元
結城酒造株式会社
醸造元所在地
茨城県結城市結城1589
杜氏
浦里美智子(兼蔵元)
仕込水
鬼怒川系伏流水(軟水)
概要
結ゆい(むすびゆい)の沿革やポリシー
結城酒造株式会社
 1855年(安政元年)創業。主要銘柄は富久福(ふくふく)、結ゆい(むすびゆい)。「結ゆい」のラベルは結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザインで、美味しいお酒で、人と人、人と酒、人と町(結城)を結ぶ「町おこし」をしたいという願いが込められているそうです。デザインは結城市の書家、 三木翠耿氏によるもの。
 蔵に嫁いだ浦里美智子さんが酒造りに魅せられ、茨城県工業技術センターで酒造研修をした後、醸造責任者となっています。
 麹菌「吟麗」と清酒酵母「M310」で織り成す、絶妙な香りと甘味のお酒。美智子さんにお聞きしたところ、「M310は優秀な酵母ですが、ちゃんと面倒を見てあげないと、すぐにそっぽを向こうとするんですよ。」とのこと。愛情が注がれています。

※由紀の酒 Best of the year 2017 コストパフォーマンス部門

※由紀の酒 Best of the year 2016 コストパフォーマンス部門

結城酒造さん蔵見学

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」金賞受賞酒

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」金賞受賞酒
結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」金賞受賞酒ラベル

 ラベルは黒のベルベット生地のセンターにピンクの箔で、結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザイン。下に銘柄の「結ゆい」で結の上に平仮名で「むすび」とルビがふってあります。右に特定名称の「純米大吟醸」。ベルベットという特性上、シンプルなデザインとなっています。肩貼りで「平成二十九年全国新酒鑑評会金賞受賞酒」。

 上立ち香は、程よく華やかに、ライチのように香ります。注いている時からほんのり漂ってきていた心地よい香りに、自制は効かずそのまま口に持っていく。

 含むと、綺麗な口当たりから一定の幅の中で、あの結ゆいらしい甘味がじゅわっと広がる。っと同時に僅かな余韻だけを残し収束。この余韻がまた自制心を失わせる。瞬時に消えた甘味が脳裏に焼き付き、猪口を置くことを許さず次の一口へ。

 もう一度注意深く含む。今度は抵抗せず受け入れる。開放するとすぐに誘われ、しぼりこまれた道をするすると滑るように通り抜けてゆく。開けた場所へ出でて、心は解き放たれる。すべてが無となったとき、すっと現実世界に引き戻され、それまでがとてつもなく心地よかったという印象だけが深く残る。これほど幸せな時を味わえるとは。自制する必要などなかったんですね。旨いっす。

上槽年月:29/2
蔵出年月:29/10

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」金賞受賞酒 データ

使用米 赤磐産雄町38%精米
使用酵母 M310
アルコール度 15度
容量・価格 720ml・5,000円(税別)

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」金賞受賞酒に関するリンク

2017/11/吉日 結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」金賞受賞酒(日本酒ブログ)

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒

 ラベルは生成りのグランドでセンターに結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザイン。下に銘柄の「結ゆい」で結の上に平仮名で「むすび」とルビがふってあります。右にも銘柄の「結ゆい」、特定名称の「純米大吟醸」、特徴の「生原酒」。下部に使用米などのデータ、醸造元情報。肩貼りに生酒シール。

 開栓は6月6日(日)で約三週間経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。おりがらみらしく、うっすらと濁りますが、蛇の目は確認できる程度。

 上立ち香は、心地よく華やかに、デリシャスリンゴを思わせるように香ります。すでに果実の熟れた甘さを想像させるような、完全に我が家好みの香りです。

 含むと…、…、来たぁ~「じゅわ」っとくる独特の強めの甘味は、ビタミンカラーのように元気を貰えそう。最近飲んだ中ではW(ダブリュー)の愛山に通じるような雰囲気です。がつんっと一発くらってフラフラしていても、次の一撃が来ないのでどの程度そうしていたのか…?(笑)。記憶をたどってみると、後半は僅かな酸引き締めていたようにも思えます。(何といい加減な…)

 もう一度注意深く含む。想定していれば、気持ちを確かにこの心地よすぎる甘味を迎えることができる。じわりとにじり寄ってくる強めの甘味の割に気持ち良く引いていくので、後半の記憶がないのも頷ける。このビタミンカラー、これはキンセンカだ。おりがらみらしく気持ち良くボケるが、開放で捉えたピント面はきっちりエッジを見せる。旨いっす。

製造年月:2021/04

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒 データ

使用米 赤磐産雄町38%精米
使用酵母 M310
アルコール度 15度
容量・価格 1.8L・4,600円(税別)

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒に関するリンク

2021/06/27 結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒(日本酒ブログ)

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」赤磐産雄町池田酒店別誂

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」赤磐産雄町池田酒店別誂
結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」赤磐産雄町池田酒店別誂ラベル

 ラベルは白のセンターに銀の箔で、結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザイン。下に銘柄の「結ゆい」で結の上に平仮名で「むすび」とルビがふってあります。左に醸造元情報。肩貼りで「池田酒店別誂」と使用米の「赤磐雄町米」。

 通常の結ゆいとは全くの別仕込みで、池田酒店完全オリジナル商品。初挑戦の種麹「白夜」を使用し製麹にこだわりました。麹屋さんの「とにかくスゴイので半分効果の出る、ハーフ白夜?にしたら?」と言う提案もあったそうですが、その凄みを込めるべくハーフにはしなかったそうです。

 上立ち香は、程よく華やかに、パインを思わせるように香ります。これこれ!この大好きな系統の香り。爽やかな風を運んでくれます。

 含むと、…、…。何という綺麗な甘味!。雄町の50%精米と言う先入観から、もう少しメリハリが強いものを想定していましたが、綺麗です。結らしい強めの甘味はもちろん存在してますが、その後の収束のしかたが秀逸で、口中から消えるのがはやい。大吟醸の名に相応しいものとなっています。

 もう一度注意深く含む。鼻に抜ける爽やかな南国フルーツ感パインジュースを思わせるような綺麗な甘味、全体を引き締める非常に僅かな酸味、アルコールであることを忘れさせるかのような滑り良い喉ごし、綺麗な引き際。一連の流れはまるで、海開き当日の朝、待ち遠しく眺める穏やかな白波。旨いっす。

上槽年月:29/3
蔵出年月:29/7

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」赤磐産雄町池田酒店別誂 データ

使用米 赤磐産雄町50%精米
使用酵母 M310
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・3,600円(税別)

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」赤磐産雄町池田酒店別誂に関するリンク

2017/07/20 結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」赤磐産雄町池田酒店別誂(日本酒ブログ)

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦雫酒

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦雫酒
結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦雫酒ラベル

 ラベルは紫のセンターに、結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザイン。下に銘柄の「結ゆい」で結の上に平仮名で「むすび」とルビがふってあります。右に特定名称の「純米吟醸」、右下に原材料などのデータと製造年月。左に醸造元情報。肩貼りで使用米の「やまだにしき」と上槽の特徴である「雫酒」、酒の文字が、人の顔になっており、頬を赤らめているところが可愛らしいです。。

 上立ち香は、程よく華やかに、りんごを思わせるように香ります。好きなんですよね~、この香り!。南部美人を思いだすような、爽やかな吟醸香です。

 含むと、亀口直汲みの派手なパフォーマンスではなく、随分落ち着いた美しさを感じさせるファーストコンタクト。程よい程度に引き締まった甘味が上品です。いい酒だなぁ♪、さすがです。

 もう一度注意深く含む。亀口直汲みの、天使を思わせるような女の子は実は5~6年前の映像で、雫酒となった今は美しく成長し、その辺にいたら驚くような綺麗な娘さん。どことなく面影はあるが、いきなり成長した姿は何故かはわからないが、失われてしまったものもあるような…。何だろう?、この喪失感。

 少し前にやっていたドラマ「ラストコップ」では、主人公の京極浩介が事故で30年眠っている間に、幼かった娘(結衣)が美しく成長している様が描かれていたが、成長の過程を見守れなかった悔しさはいかばかりか。ちょうどそんな喪失感。

 結ゆいを自宅で飲むのはこれがまだ3本目と言う自分では、「どれだけ私のことをわかっているのよ。」と言われそうだが…(笑)。いずれにしても間違いなく、旨いっす。

製造年月:29/2

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦雫酒 データ

使用米 兵庫県産山田錦50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 -2
酸度 1.5
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・3,900円(税別)

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦雫酒に関するリンク

2017/02/22 結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦雫酒(日本酒ブログ)

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦亀口直汲み無濾過生原酒

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦亀口直汲み無濾過生原酒結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦亀口直汲み無濾過生原酒ラベル

 ラベルは紫のセンターに、結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザイン。下に銘柄の「結ゆい」で結の上に平仮名で「むすび」とルビがふってあります。右に特定名称の「純米吟醸」、右下に原材料などのデータと製造年月。左に醸造元情報。肩貼りで使用米の「やまだにしき」と上槽後の特徴である「亀口直汲み」。

 上立ち香は、華やかでとても心地よく、青りんごのように香ります。いいですね~、この感じの出かた♪。爽やかです。

 含むと、甘い!。開栓直後ということもあり、生原酒らしいガス感もありますが、確実に好みの甘味が前面に出てきます。結構甘いにもかかわらず中盤は引き締まっており、甘さを引きずりません。綺麗とさえ感じる部分も好印象♪。

 もう一度注意深く含む。綿菓子の甘味のように、口中でなくなっていく様が実に面白い。最近飲んだ中ではもっとも甘い部類に入るが、ガス感も手伝ってか?、後半の切れ上がりも見事です。旨いっす。

 このお酒の火入れは、※2.SAKE COMPETITION 2016の純米吟醸酒部門で、SILVERとなっており、火入れ技術の高さもうかがえます。ぜひ火入れのお酒も飲んでみたいものです。

製造年月:28/9

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

※由紀の酒 Best of the year 2016 金賞 コストパフォーマンス部門

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦亀口直汲み無濾過生原酒 データ

使用米 兵庫県産山田錦50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 -2
酸度 1.5
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・3,600円(税別)

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦亀口直汲み無濾過生原酒に関するリンク

2018/04/13 結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦亀口直汲み29BY(日本酒ブログ)

2016/10/18 結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦亀口直汲み無濾過生原酒(日本酒ブログ)

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町亀口直汲み無濾過生原酒

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町亀口直汲み無濾過生原酒
結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町亀口直汲み無濾過生原酒ラベル

 ラベルはピンクのセンターに、結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザイン。下に銘柄の「結ゆい」で結の上に平仮名で「むすび」とルビがふってあります。右に特定名称の「純米吟醸」、右下に原材料などのデータと製造年月。左に醸造元情報。肩貼りで使用米の「びぜんおまち」と上槽後の特徴である「亀口直汲み」。

 上立ち香は、程よく華やかに、りんごを思わせるように香ります。Best of the year 2016になった結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦亀口直汲み無濾過生原酒が蘇るようです。爽やかな風♪、イイ!。

 含むと、来た来た、ジュワっと来ました。両手いっぱいにつかんだピンクの花びらを、開いて「ふぅ~」っと息を吹いたように、一気に目の前は花びらで覆われます。何とも楽しい甘味の膨らみ。僅かなガス感は後から来て、甘味をさらえて行きます。

 もう一度注意深く含む。自分の中にイメージとして残っている山田錦は、もう少し引き締まっていましたが、備前雄町はやや枠をぼかし膨らんでいます。これがまた可愛らしい。甘味堪能いたしました。旨いっす。

製造年月:29/01

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町亀口直汲み無濾過生原酒 データ

使用米 備前雄町50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 -1
酸度 1.5
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・3,600円(税別・29BY)
1.8L・3,200円(税別・28BY)

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町亀口直汲み無濾過生原酒に関するリンク

2018/04/11 結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町亀口直汲み無濾過生原酒(日本酒ブログ)

2017/02/19 結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町亀口直汲み無濾過生原酒(日本酒ブログ)

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町ひやおろし

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町ひやおろし
結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町ひやおろしラベル

 ラベルはピンクのセンターに、結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザイン。下に銘柄の「結ゆい」で結の上に平仮名で「むすび」とルビがふってあります。右に特定名称の「純米吟醸」、右下に原材料などのデータと製造年月。左に醸造元情報。左上に「ひやおろし」のシールが貼ってあります。肩貼りで使用米の「びぜんおまち」。

 上立ち香は、程よく華やかに、青りんごのように香ります。なんと言う安定感のある香りなんでしょう。米違いではありますが、亀口直汲み生と飲み比べても、曇ることなくむしろ安心感さえあります。

 含むと、…、来ましたぁ~。結ゆい定番のジュワっとくる甘味。一瞬だけ頬を重たくしたかと思いきや、すっきりと引き上げていきます。飲み比べた感じでは、生よりもアルコールの感じ方に落ち着きがあり好印象です。

 もう一度注意深く含む。まるで舌が多孔質ガラスろ過材にでもなったかのように、重力をも無視して全方向から甘味を吸い上げる。直後には表面は乾いているかのようにサラッとして収束。旨いっす。

製造年月:29/09

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

※由紀の酒 Best of the year 2017 コストパフォーマンス部門

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町ひやおろし データ

使用米 備前雄町50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 -1
酸度 1.5
アミノ酸度 0.8
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・3,200円(税別)

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町ひやおろしに関するリンク

2017/10/20 結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」備前雄町ひやおろし(日本酒ブログ)

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」まっしぐら亀口直汲み無濾過生原酒

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」まっしぐら亀口直汲み無濾過生原酒
結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」まっしぐら亀口直汲み無濾過生原酒ラベル

 ラベルはブルーのセンターに、結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザイン。下に銘柄の「結ゆい」で結の上に平仮名で「むすび」とルビがふってあります。右に特定名称の「純米吟醸」、右下に原材料などのデータと製造年月。左に醸造元情報。肩貼りで使用米の「まっしぐら」と上槽後の特徴である「亀口直汲み」。

 いつもの一合蛇の目猪口に、八分目ほど注ぎます。滓が少しだけからんでいて、白いものが浮遊します。濁りというほどではなさそうです。旨そう♪。

 上立ち香は、程よく華やかに、パインを思わせるように香ります。ここのところすっかりこの香りの虜になっております。自分の中での吟醸香の理想で、強めではあるが嫌味でない、いい香りです。

 含むと、ジュワっときたぁ、メリハリのある甘味。45%まで磨かれていることから想定していた甘味よりも強く、しっかりと結らしく甘味がブルンブルンしています。あの雄町の純米大吟醸の逆パターンです。純米吟醸らしさを存分に堪能させてくれます。旨いなぁ。

 もう一度注意深く含む。いいリズムだなぁ。メリハリある甘味ながら、軽快なステップ。こ、これはフィンランド出身の元フィギュアスケート選手、キーラ・コルピさんだ!。スケート選手の割に?、メリハリボディー甘い顔、そして絶妙なステップシークエンス!。旨いっす。

製造年月:29/06

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」まっしぐら亀口直汲み無濾過生原酒 データ

使用米 青森県産まっしぐら45%精米
使用酵母 M310
日本酒度 -1
酸度 1.6
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・3,000円(税別)

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」まっしぐら亀口直汲み無濾過生原酒に関するリンク

2017/08/05 結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」まっしぐら亀口直汲み無濾過生原酒(日本酒ブログ)

結ゆい(むすびゆい)「特別純米」赤磐雄町亀口直汲み無濾過生原酒

結ゆい(むすびゆい)「特別純米」赤磐雄町亀口直汲み無濾過生原酒
結ゆい(むすびゆい)「特別純米」赤磐雄町亀口直汲み無濾過生原酒ラベル

 ラベルは赤のセンターに、結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザイン。下に銘柄の「結ゆい」で結の上に平仮名で「むすび」とルビがふってあります。右に特定名称の「特別純米」、右下に原材料などのデータと製造年月。左に醸造元情報。肩貼りで使用米の「あかいわさんおまち」と上槽後の特徴である「亀口直汲み」。

 いつもの一合蛇の目猪口に、八分目ほど注ぎます。すっきりと透き通った、さえ感じさせるかのような色あい。

 上立ち香は、心地良く華やかに、りんごを思わせるように香ります。特定名称は「特別純米」ですが、大好きな吟醸の香りがします。いいっすね~。

 含むと、亀口直汲みらしいフレッシュなじゅわ甘♪。これです!、期待通りのメリハリのある甘味。今回はガス感はありませんが、生酒らしい爽やかな甘味。酸味とのバランスも良く、比較的速やかに引き上げていきます。

 もう一度注意深く含む。このフレッシュながら、貫禄すら感じさせるような雰囲気…、こ、これは女優の「美山加恋」ちゃんだ!。外科医、鳩村周五郎では子役からずっと見てきたつもりでしたが、再放送を見ていたこともあり、いつしか星野真里さんと混同しておりました。「星野真里ちゃん、いつまでも変わらない若さだなぁ?」、「結構、前の作品なのかな?、はぁ?、2013年?」。べ、別人だったのね。。いや、話がそれましたがいずれも?旨いっす。

製造年月:29/04

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結ゆい(むすびゆい)「特別純米」赤磐雄町亀口直汲み無濾過生原酒 データ

使用米 赤磐雄町60%精米
使用酵母 M310
日本酒度 +1
酸度 1.4
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・3,200円(税別・29BY)
1.8L・2,800円(税別・28BY)

結ゆい(むすびゆい)「特別純米」赤磐雄町亀口直汲み無濾過生原酒に関するリンク

2018/04/09 結ゆい(むすびゆい)「特別純米」赤磐雄町亀口直汲み29BY(日本酒ブログ)

2017/06/03 結ゆい(むすびゆい)「特別純米」赤磐雄町亀口直汲み無濾過生原酒(日本酒ブログ)

結ゆい(むすびゆい)「特別純米」きたしずく生酒

結ゆい(むすびゆい)「特別純米」きたしずく生酒

 ラベルは水色のセンターに、結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザイン。下に銘柄の「結ゆい」で結の上に平仮名で「むすび」とルビがふってあります。右に特定名称の「特別純米」、右下に原材料などのデータと製造年月。左に醸造元情報。肩貼りで特徴の生酒シール。

 開栓は1月28日(土)で約一ヶ月かけて飲んできましたが、レビューは3日経過時点となっております。品温は低目の10度くらいから始めました。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。綺麗に澄んでおり、色もほとんど着いていません。

 上立ち香は、心地よく華やかに、デリシャスリンゴを思わせるように香ります。ああ、結ゆいの香りだぁ♪。ニヤリと頬も緩む。完全に我が家好みの香りです。

 含むと…、…、「じゅわ」っとくるあの甘味(結ゆい)。おっ、引き締める酸味(三千櫻)。勝手なイメージではありますが、融合しているかのよう。後半はバランス良く酸が仕事をし、綺麗に引き上げていきます。

 もう一度注意深く含む。ファーストインプレッションからのさらなる勝手なイメージで、三千櫻が勝ってくるのかと思いきや!、どんどん結ゆいが膨らんできます。そう!これこれ♪。これを待っていたんです!。香って甘いのに引く。旨いっす。

製造年月:2022/12

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結ゆい(むすびゆい)「特別純米」きたしずく生酒 データ

使用米 北海道産きたしずく60%精米
使用酵母 M310
日本酒度
酸度
アルコール度 16度
容量 720ml
価格 1,400円(税別)

結ゆい(むすびゆい)「特別純米」きたしずく生酒に関するリンク

2023/03/17 結ゆい(むすびゆい)「特別純米」きたしずく生酒(日本酒ブログ)

結ゆい(むすびゆい)結城酒造株式会社に関するリンク

結城酒造株式会社さんオフィシャルサイト

由紀の酒 Best of the year 2016

由紀の酒 Best of the year 2017

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コメント

  1. 鈴木 誠行 より:

    小生70代の酒好きなオヤジです。
    結城酒造の創業年についての質問です。
    貴サイト「由紀の酒」で「結ゆい(むすびゆい)結城酒造株式会社」が紹介されています。 そこでは、創業が「1594年(文禄3年)」と明記されている。

    しかし、当の結城酒造のサイト「結城酒造株式会社 人と酒と町を結ぶ」には
    「江戸時代に創業」としか記載されていません。更に、酒蔵の建った年でも「江戸末期の安政(1854-60)」と書かれているだけです。

    自社のサイトで創業年を明記していないのに、貴社はどの様に文禄3年と特定出来たのか謎です。

    是非、結城酒造さんにご確認の上、正しいと思われる創業年をお知らせ下さい。
    どうぞよろしくお願い致します。
    これが気になって、酒の五味がイマイチです、スッキリ乾杯したいものです!

    • 鈴木さま、書き込みありがとうございます。由紀の酒の管理人、永田です。
      由紀の酒としましても、可能な限り正確な情報をお伝えしたいと思っておりますので現在蔵元の浦里様に確認中です。
      しかしながら、少人数での造りのため非常に忙しい時期でもあります。
      しばしお待ちいただければと思います。

      ここからは、未確認ながら信頼してしまった情報をもとにお伝えいたします。文面としては下記です。

      結城酒造株式会社は関ヶ原の戦いが行われる6年前の1594年(文禄3年)、
      近江商人であった近江屋 久右衛門(きゅうえもん)氏が創業した、現在で37代続く長い歴史を持つ酒蔵です。
      創業当時の屋号は「近江屋」。

      酒造業の設立としては、

      浦里家は、1859年(安政6年)の酒造鑑札を保管しており、安政蔵は酒造業を始めた安政年間の建築。

      可能性としては、蔵でも本来の創業年を証明するものはなく、
      少なくとも所有している酒造鑑札から、江戸時代の創業としているのかもしれません。

      • 蔵元の浦里様から返信いただけました。

        もともとは近江商人で、結城秀康が結城に来た時についてきた。
        御用商人として働いていたが、安政元年に大火事を出し街の外に出される。
        その時に建てたのが現在の酒蔵(安政蔵)と言うことで、
        創業、設立共に安政元年が正しいと思われると言うことでした。

        上記の概要も訂正させていただきました。