1918年(大正8年)の創業。加納酒造株式会社、合資会社唐橋酒造場を経て、ほまれ酒造株式会社を設立。銘柄の「からはし」は社長の苗字唐橋から。代表銘柄は「会津ほまれ」。
再現性、安定的に高品質の商品を製造することを理想に掲げ、雑味の少ない酒造りを目指す。
ラベルの文字は浦安市在住の書道家「池田薫秀」氏によるものです。
からはし「純米吟醸」山田錦
ラベルは黒地のセンターに銀の箔で銘柄の「からはし」が趣のある平仮名で書かれています。右に特定名称の「純米吟醸酒」、右下に容量。左に醸造元情報。シンプルでわかりやすいラベルです。
上立ち香は、心地よく華やかにパインを思わせるように香ります。久しぶりのパイン!。こう言う香りも好きなんですよね~、いい香りが出ています。香りは正に大吟醸を感じさせてくれます。
含むと、ジュワっと広がる強めの甘味。いかにも今風、って言うか甘味と酸味のバランス。この辺りは大吟醸のそれではなく、山田錦の旨みをふんだんに膨らませ、十分に楽しませてくれます。好感が持てるのは、60%精米以上のお酒に感じることがある、雑味をそれと感じさせることなく、吟醸らしく綺麗さを堪能させてくれるところです。後半はやや大人しくなっている酸味が、ちゃんと仕事をして引き上げていきます。上手いなぁ、18号酵母にありがちだった、後半のエグミは見事に消されています。
もう一度注意深く含む。こ、これは!、ダイハツの「コペン」だ!。軽のサイズ感ながら、十分にモータースポーツを堪能でき、同時に電動ルーフ(1801号酵母)でラグジュアリー感に浸れる。しかもこの開放感(爽快感)。旨いっす。
感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ
製造年月日:2017年05月
からはし「純米吟醸」山田錦 データ
使用米 | 山田錦60%精米 |
---|---|
日本酒度 | +1 |
酸度 | 1.6 |
アミノ酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 16度 |
容量・価格 | 1.8L・3,000円(税別) |
容量・価格 | 720ml・1,500円(税別) |
からはし「純米吟醸」山田錦に関するリンク
2017/06/01 からはし「純米吟醸」山田錦(日本酒ブログ)
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