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W(ダブリュー)有限会社渡辺酒造店

醸造元
有限会社渡辺酒造店
所在地
岐阜県飛騨市古川町壱之町7-7
杜氏
北場広治(南部杜氏)
仕込水
瀬戸川伏流水(軟水)
概要
W(ダブリュー)の沿革やポリシー
W(ダブリュー)有限会社渡辺酒造店

 1870年(明治3年)の創業。主要銘柄は蓬莱(ほうらい)。W(ダブリュー)は2014年リリースで、銘柄の由来は、「日本で一番笑顔あふれる蔵」の「笑い」のW、「渡辺酒造店」のW、「世界(world)に羽ばたく」のWから。

 初年度、岐阜の地酒に酔う2014というイベントで見たときは、まだ出揃っておらず、山田錦と亀の尾はWのラベルでしたが、愛山が蓬莱でした。翌年の岐阜の地酒に酔う2015では、穀良都、赤磐雄町が加わり、5種類すべてWラベルで揃いました。岐阜の地酒に酔う2016in岐阜の時には、山田錦35プラチナムと、吟風が加わり7種類に。岐阜の地酒に酔う2017in岐阜の時には、越の雫が加わりました。

 29BYからは強力が加わり、また720mlや火入れのラインナップも増えます。越の雫はラインナップから外れたようです。

 30BYから「ひだほまれ」、「高島雄町」がラインナップされました。

W(ダブリュー)「純米大吟醸」Underground(アンダーグラウンド)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」Underground(アンダーグラウンド)W(ダブリュー)「純米大吟醸」Underground(アンダーグラウンド)ラベル

 表ラベルはなく、瓶に直接銘柄の「W」が筆のタッチがわかるかのように凹凸感があるかたちで書き込まれています。その他は全て裏ラベルに譲るシンプルで曰くありげな雰囲気が良い。他の個体の画像と比べると文字はそれぞれ違うので、手書きと思われます。(後日、蔵元の渡邉久憲社長の手書きと判明)

 Underground(アンダーグラウンド)という酒名は、旧ユーゴスラビア、サラエボ出身の映画監督エミール・クストリッツァ氏の代表作より。

 少量生産のため、35プラチナムが早々と品切れになったことから、年末商戦に向け超ドSなこのお酒を投入したと思われる。

 裏ラベルには、

今までにない官能的な美味しさを創るべく、理想的な考え方に基づき精緻な純米醸造を行いました。兵庫県三木地区で収穫された特等米山田錦に、心白のみをクリスタル球体のように削り出す「ダイヤモンドロール」搭載の最新精米機(NF-20FA型)で18%精米を施し、一意専心で醸した醪を古式醸造法の「木綿しぼり」で低温抽出。理想的な早瓶火入れと零度で低温貯蔵を施しました。

 とあります。

 上立ち香は、程よく華やかにメロンのように香ります。いいなぁ、嫌みのない美しい香り♪。

 含むと、…、…ん~。これまた素晴らしい美しさ。とことん磨き抜かれ、雑味をそぎ落とした美しいラインに思わずうなる。ただ綺麗なだけでなく、確実に存在する甘味。もろみ段階で糖化酵素(グルコアミラーゼ)が土台でしっかり頑張った感じが、ひしひし、ひしひし、ひしひしと伝わってきます。これが白夜のなせる業なのでしょうか。

 もう一度注意深く含む。こ、これは、BG~身辺警護人~でも、その美貌とドSキャラを遺憾なく発揮している「菜々緒」さんだ。芯はしっかりしていながらもその見た目だけでは判断できない、実は結構性格が良さそうなところがぴったりきます。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月日:H29年11月、H28BY

W(ダブリュー)「純米大吟醸」Underground(アンダーグラウンド) データ

使用米 兵庫県特三木地区特等山田錦18%精米
種麹 菱六「白夜」
日本酒度 ±0
酸度 1.1
アミノ酸度
アルコール度 16度
容量 720ml
価格 10,000円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」Underground(アンダーグラウンド)に関するリンク

2018/02/24 W(ダブリュー)「純米大吟醸」Underground(アンダーグラウンド)(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」特等山田錦35プラチナム

W(ダブリュー)「純米大吟醸」特等山田錦35プラチナムW(ダブリュー)「純米大吟醸」特等山田錦35プラチナムラベル

 ラベルは光沢のあるシールで、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「TOKUTOU YAMADANISHIKI」、「Watanabe Shuzouten」。右下に「Platinum」。肩張りで、「W 特等山田錦35プラチナム」。他のラベルとの統一感もあり、好感がもてます。

 上立ち香は、心地よく穏やかにメロンを思わせるように香ります。M310酵母使用とありますが、カプロン酸エチルだけでなく、バランス良くイイ感じに香りが出ています。

 含むと、おお!甘い!。2月に飲んだアンダーグラウンドも、ただ磨いて綺麗なだけではない、強めの甘味が好印象でしたが、このプラチナムも他のラインナップより確実に甘味が乗っています。そして他のラインナップ同様、抑えられた酸が上品です。後半は、程よい時間軸の余韻が可憐。

 もう一度注意深く含む。この全てが体に心地よい様!、それはまるでこの時期川沿いの温泉地に出かけ、解放感のある新緑を望み、せせらぎの音を聞きながら、なんの不満もない気温と湿度につつまれていたら、おもわずうとうとしてしまったほど心地よい。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月日:H30年05月、H29BY

W(ダブリュー)「純米大吟醸」特等山田錦35プラチナム データ

使用米 特等山田錦35%精米
使用酵母 M310
日本酒度 +1
酸度 1.1
アミノ酸度 1.0
粕歩合 37.7%
アルコール度 16.7
容量・価格 720ml・3,000円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」特等山田錦35プラチナムに関するリンク

2018/05/26 W(ダブリュー)「純米大吟醸」特等山田錦35プラチナム(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」愛山50無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」愛山50無濾過生原酒W(ダブリュー)「純米大吟醸」愛山50無濾過生原酒ラベル

 ラベルは光沢のあるシールで、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W JUNMAI AIYAMA」、「Watanabeshuzouten」。肩張りで、「W 愛山50純米無濾過生原酒」。他のラベルとの統一感もあり、好感がもてます。

 上立ち香は、心地よく穏やかにメロンを思わせるように香ります。M310酵母を使用したお酒としては、若干おとなしめではありますが、これはこれで雰囲気のある良い香りが出ています。

 含むと、落ち着いた綺麗な甘味。いかにも今風の雰囲気ですが、甘味と酸味のメリハリバランスではなく、やや酸を抑えたことから感じる甘味。後半は中程度の圧で余韻を残しながら切れていきます。

 もう一度注意深く含む。柔らかな膨らみ、押すと少し跳ね返すような弾力ある甘味。あっ、以前同じような感覚のお酒があったなぁ。まるで座ってしまうと立ち上がれなくなる、人をダメにするビーズクッション。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月日:H30年05月、H29BY

W(ダブリュー)「純米大吟醸」愛山50無濾過生原酒 データ

使用米 愛山50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 -4
酸度 1.5
アミノ酸度 1.1
粕歩合 25.4%
アルコール度 16.9
容量・価格 1.8L・3,200円(税別)
容量・価格 720ml・1,650円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」愛山50無濾過生原酒に関するリンク

2021/03/25 W(ダブリュー)「純米大吟醸」愛山50無濾過生原酒R2BY(日本酒ブログ)

2018/05/25 W(ダブリュー)「純米大吟醸」愛山50無濾過生原酒(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」亀の尾50無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」亀の尾50無濾過生原酒W(ダブリュー)「純米大吟醸」亀の尾50無濾過生原酒ラベル

 ラベルは光沢のあるシールで、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W JUNMAI KAMENOO」、「Watanabe Shuzouten」。肩張りで、「W 亀の尾50純米無濾過生原酒」。他のラベルとの統一感もあり、好感がもてます。

 上立ち香は、穏やかながら心地よく、白桃を思わせるように香ります。面白いものですね~、ほとんど同じスペックの米違いですが、それぞれ香り方も違って感じます。亀の尾は控えめです。

 含むと、お?、シリーズで唯一感じたほのかな酸、すぐに甘味でマスキングされるも、後半は複雑さも見せつつ収束へと向かう。

 もう一度注意深く含む。あの甘味をもう少し堪能させてくれと懇願するも、ちょい出しするだけで煙に巻き、捕まえてごらんなさいっと、霞みの向こうへ消えていく。そしてもう一口…、これがエンドレス。旨いっす。。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月日:H30年04月、H29BY

W(ダブリュー)「純米大吟醸」亀の尾50無濾過生原酒 データ

使用米 秋田県大潟村産亀の尾4号50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 +2
酸度 1.3
アミノ酸度 1.5
粕歩合 24.5%
アルコール度 17.5
容量・価格 1.8L・3,200円(税別)
容量・価格 720ml・1,650円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」亀の尾50無濾過生原酒に関するリンク

2018/06/14 W(ダブリュー)「純米大吟醸」亀の尾50無濾過生原酒(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」山田錦45無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」山田錦45無濾過生原酒W(ダブリュー)「純米大吟醸」山田錦45無濾過生原酒ラベル

 ラベルは光沢のあるシールで、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W JUNMAI YAMADANISHIKI」、「Watanabeshuzouten」。肩張りで、「W 山田錦45純米無濾過生原酒」。他のラベルとの統一感もあり、好感がもてます。

 開栓は一週間前です。いつもの一合蛇の目猪口に、八分目ほど注ぎます。無濾過生原酒としては比較的綺麗に澄んでおり、いつものLED光源で見る限り、色もほとんどついていません。

 上立ち香は、心地よく穏やかにマスカットを思わせるように香ります。「越の雫」の香りよりも幾分大人しく感じるが、いかにも我が家好みの香り。

 含むと、おお、何とも自然な甘味。今風の甘味と酸味のバランスと言うよりは一歩先行く先端さを感じ、酸味は若干抑え込まれています。後半は大吟醸らしくすっきりと引けていきますが、名残惜しいほのかな余韻

 飲み進んでいくと、さらに親和性が増してきます。ローストビーフの付け合わせにした、蒸し野菜のほのかな甘み…、そして酒のほのかな甘み。甘味の競演はエンドレス。

 もう一度注意深く含む。何故か思い浮かんだ昔の情景。テレビの前であぐらをかいていると、幼い娘がちょこんとそこに乗ってくる。かぶりつきたくなるが我慢していると、何かを見つけたのか?、ハイハイして去っていく。残された温もり。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:29年12月

W(ダブリュー)「純米大吟醸」山田錦45無濾過生原酒 データ

使用米 山田錦45%精米
使用酵母 M310
日本酒度 +1
酸度 1.3
アミノ酸度 1.3
粕歩合 25.4%
アルコール度 17.7
容量・価格 1.8L・2,900円(税別)
容量・価格 720ml・1,500円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」山田錦45無濾過生原酒に関するリンク

2018/02/21 W(ダブリュー)「純米大吟醸」山田錦45無濾過生原酒(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」穀良都50無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」穀良都50無濾過生原酒W(ダブリュー)「純米大吟醸」穀良都50無濾過生原酒ラベル

 ラベルは光沢のあるシールで、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W JUNMAI KOKURYOUMIYAKO」、「Watanabeshuzouten」。肩張りで、「W 穀良都50純米無濾過生原酒」。他のラベルとの統一感もあり、好感がもてます。

 上立ち香は、心地よく適度に華やかで、マスカットを思わせるように香ります。いかにも我が家好みの香り。

 含むと、開栓直後にあった揮発性のとんがりも落ち着き、適度な甘味が大吟醸らしく前に倣え。手を横に広げることはなく、一定の幅の中ですっきりと楽しませてくれます。イベントで試飲したイメージよりもイイ♪。後半になると微妙に幅を広げ、独特の僅かな苦みを残して収束を向かえます。

 もう一度注意深く含む。何だろう?、この幸せそうな表情。都会の洗練された印象とはやや違い、何処か憎めない穏やかな笑顔おっとりした性格のお酒でした。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:29年12月

W(ダブリュー)「純米大吟醸」穀良都50無濾過生原酒 データ

使用米 穀良都50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 ±0
酸度 1.2
アミノ酸度 1.5
粕歩合 29.2%
アルコール度 17.3
容量・価格 1.8L・2,900円(税別)
容量・価格 720ml・1,500円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」穀良都50無濾過生原酒に関するリンク

2018/02/09 W(ダブリュー)「純米大吟醸」穀良都50無濾過生原酒(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」越の雫50無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」越の雫50無濾過生原酒W(ダブリュー)「純米大吟醸」越の雫50無濾過生原酒ラベル

 ラベルは光沢のあるシールで、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W JUNMAI KOSHINOSHIZUKU」、「Watanabeshuzouten」。肩張りで、「W 越の雫50純米無濾過生原酒」。他のラベルとの統一感もあり、好感がもてます。

 上立ち香は、心地よく華やかにマスカットのように香ります。いかにも我が家好みの香りでうっとりさせられます。穀良都と飲み比べた感じでは、僅かに越の雫の方が香り高いか。

 含むと、おお、綺麗な甘味。昔飲んで感動した、手取川の大吟醸をほうふつとさせます。酸味をほとんど感じさせずに、奥からにじみ出てくるほのかな甘み。後半の切れ上がりも見事で、後味はすっきりとしています。

 今回はそのまま放置し、温度を常温近くまで上げてみました。うん、うん、旨い♪。少し幅を広げたか?、わかりやすい甘味がポワンっと可愛らしく膨らんでいます。冷酒の時とは打って変わって、甘味と酸味のバランスがいかにも今風。後半はわずかな余韻を残し、大吟醸らしく収束。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:29年12月

W(ダブリュー)「純米大吟醸」越の雫50無濾過生原酒 データ

使用米 越の雫50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 +3
酸度 1.1
アミノ酸度
粕歩合
アルコール度 17度
容量・価格 1.8L・2,618円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」越の雫50無濾過生原酒に関するリンク

2018/02/13 W(ダブリュー)「純米大吟醸」越の雫50無濾過生原酒(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」吟風50無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」吟風50無濾過生原酒W(ダブリュー)「純米大吟醸」吟風50無濾過生原酒ラベル

 ラベルは光沢のあるシールで、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W JUNMAI GINPU」、「Watanabe Shuzouten」。肩張りで、「W 吟風50純米無濾過生原酒」。他のラベルとの統一感もあり、好感がもてます。

 上立ち香は、穏やかながら心地よく、白桃を思わせるように香ります。ちょうど飲み比べている亀の尾と似ています。控えめながらのある香り。

 含むと、…、あ~、絶対旨いやつだ!。甘味、旨味がにじむ。酸もないわけではないが甘味にマスキングされ、奥の方でかたどりを担当。ただ明確に輪郭があるわけでなく、優しい表情とともに引き上げていきます。

 もう一度注意深く含む。いい甘味だなぁ、何だろう?、このほんわかするような甘味。もしやこれは!、露光中にあえてピントをはずしているのか?。フレアーがかったソフトフォーカス。何ともキュート。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:30年04月

W(ダブリュー)「純米大吟醸」吟風50無濾過生原酒 データ

使用米 吟風50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 ±0
酸度 1.2
アミノ酸度 1.2
粕歩合 33.8
アルコール度 17.4度
容量・価格 1.8L・2,618円(税別)
容量・価格 720ml・1,460円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」吟風50無濾過生原酒に関するリンク

2018/06/20 W(ダブリュー)「純米大吟醸」吟風50無濾過生原酒(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」赤磐雄町50無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」赤磐雄町50無濾過生原酒W(ダブリュー)「純米大吟醸」赤磐雄町50無濾過生原酒ラベル

 ラベルは光沢のあるシールで、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W JUNMAI AKAIWAOMACHI」、「Watanabe Shuzouten」。肩張りで、「W 赤磐雄町50純米無濾過生原酒」。他のラベルとの統一感もあり、好感がもてます。

 上立ち香は、心地よく穏やかにを思わせるように香ります。M310酵母としては穏やかながらバランスの良い、雰囲気のある香りが出ています。

 含むと、雄町らしい甘味・旨味が広がるも、あくまで大吟醸らしい枠の中。シリーズのなかでは酸もある方だが、一般的には抑えめといった感じで上品です。ラストは勢いよく絞り出したように収束していきます。

 もう一度注意深く含む。この穏やかな時の流れはまるで砂時計。3分と言う時間は想像していたよりはやく、ラスト5秒のなくなり方は秀逸。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:30年05月

W(ダブリュー)「純米大吟醸」赤磐雄町50無濾過生原酒 データ

使用米 赤磐雄町50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 +3
酸度 1.1
アミノ酸度 1.1
粕歩合 37.1
アルコール度 17.3度
容量・価格 1.8L・2,900円(税別)
容量・価格 720ml・1,500円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」赤磐雄町50無濾過生原酒に関するリンク

2018/05/30 W(ダブリュー)「純米大吟醸」赤磐雄町50無濾過生原酒(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」強力50無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」強力50無濾過生原酒W(ダブリュー)「純米大吟醸」強力50無濾過生原酒ラベル

 ラベルは光沢のあるシールで、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W JUNMAI GOURIKI」、「Watanabe Shuzouten」。肩張りで、「W 強力50純米無濾過生原酒」。他のラベルとの統一感もあり、好感がもてます。

 上立ち香は、程よく華やかにメロンのように香ります。メロンでも完熟でなくしゃっきりと引き締まった瓜系の香り。

 含むと、…、…、旨い。甘味も程よく、香りから繋がるような引き締まったラインながら、それがまた品の良さを演出しています。持ち前の酸を感じさせない部分も、高貴な印象に華を添えています。後半はシリーズの中でも特に短く、これまた須臾(しゅゆ)にして可憐

 もう一度注意深く含む。ん~これは!まるで手取川の香りに、磯自慢の綺麗な旨味を堪能できたよう。とても得したひと時を味わえました。旨いっす。

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製造年月:30年05月

W(ダブリュー)「純米大吟醸」強力50無濾過生原酒 データ

使用米 強力50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 +2
酸度 1.4
アミノ酸度 0.8
粕歩合
アルコール度 17.0度
容量・価格 1.8L・2,900円(税別)
容量・価格 720ml・1,500円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」強力50無濾過生原酒に関するリンク

2018/06/05 W(ダブリュー)「純米大吟醸」強力50無濾過生原酒(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」秋田酒こまち50無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」秋田酒こまち50無濾過生原酒

 ラベルはブルーグリーンのダズル迷彩を基調とし、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W JUNMAI AKITA SAKE KOMACHI」、「Watanabe Shuzouten」。肩張りで、「W 秋田酒こまち50純米無濾過生原酒」。他のラベルとの統一感もあり好感が持てます。

 上立ち香は、感想は後日。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:2021年02月

W(ダブリュー)「純米大吟醸」秋田酒こまち50無濾過生原酒 データ

使用米 秋田酒こまち50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 -0.5
酸度 1.5
アミノ酸度
粕歩合
アルコール度 17.0度
容量・価格 1.8L・2,900円(税別)
容量・価格 720ml・1,500円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」秋田酒こまち50無濾過生原酒に関するリンク

2021/04/10 W(ダブリュー)「純米大吟醸」秋田酒こまち50無濾過生原酒(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」先祖返りひだみのり50無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」先祖返りひだみのり50無濾過生原酒

 ラベルは黒の地に、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W HIDAMINORI」、「Watanabe Shuzouten」。肩張りで、「W 先祖返りひだみのり50純米無濾過生原酒」。他のラベルとの統一感はあるが、非常に撮影はしずらい(笑)。

 ここで「ひだみのり」に関しておさらいしておきます。1964年に岐阜県立農事試験場飛騨分場にて育成され命名。母株(種子親)に北陸52号、父株(花粉親)に北真を交配、その後選抜・育成を繰り返し、飛騨21号の系統名となる。ひだほまれと比較し収量はやや少なく、やや倒伏しやすい(やや強い)、耐冷性同程度(中)。中生のひだほまれに対してひだみのりは晩生で、心白発現率、心白率とも低く、高精白に適する。千粒重は27.0gと大粒で、玄米タンパクが少ない為、綺麗な酒質となる。(農林水産省 アグリナレッジ参照)

 開栓は3月14日(日)で約2週間が経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に、八分目ほど注ぎます。無濾過生原酒としては比較的綺麗に澄んでおり、色もほとんどついていません。

 上立ち香は、心地よく華やかにマスカットを思わせるように香ります。飲み比べている時は愛山の香りと大きな違いは感じなかったので青リンゴ系とは思うのですが、単独だとマスカットのイメージを強く感じます。気持ちの良い我が家好みの香りです。

 含むと、・・・、溶けにくい米とは聞いていましたが、そこはW(ダブリュー)甘いです。甘味の奥に潜むように存在するふわっとした優しい旨味。酸はそれと感じさせることはほとんどないが、全体に優しく筋のように入る。後半は十分な甘みだった割に気持ち良く捌けていくので、感じないとは言え酸が仕事をこなしたよう。

 もう一度注意深く含む。この優しく入る筋、これはコスモス・センセーションホワイトだ。逆光で捉えた優しい白の表現。大吟醸らしく色数は絞り込まれており、繊細な描写。この空間や空気感。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:2021年02月

W(ダブリュー)「純米大吟醸」先祖返りひだみのり50無濾過生原酒 データ

使用米 岐阜県ひだみのり50%精米
使用酵母 M310
日本酒度 -6.0
酸度 1.5
アミノ酸度
粕歩合
アルコール度 17.0度
容量・価格 1.8L・2,900円(税別)
容量・価格 720ml・1,500円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」先祖返りひだみのり50無濾過生原酒に関するリンク

2021/03/30 W(ダブリュー)「純米大吟醸」先祖返りひだみのり50無濾過生原酒(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」ひだほまれ45無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」ひだほまれ45無濾過生原酒

 ラベルは和紙で、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W HIDA HOMARE」、「Watanabe Shuzouten」。肩張りで、「W ひだほまれ45純米」。他のラベルとの統一感はあるが、シールではなく和紙。

 上立ち香は、穏やかながら心地よく、メロンを思わせるように香ります。開栓当初は乳酸を連想するような香りがそこそこ混ざっていましたが、今は僅かとなりバランスも整ったよう。

 含むと、…、柔らかい甘味。M310から想定しているカラフルなものではなく、甘味と酸味のコントラストで飲むものを魅了する。ここぞという部分はクッキリとしつつも、後半は穏やかに溶けるように消えていく。明らかに最初の一口だけ勝負ではなく、中盤以降を見据えている。

 もう一度注意深く含む。ひとつの方向から差し込むやわらかい光を受けた被写体は美しい陰影を作り出し、キリリとした目を見せる。後方では僅かに溶け、主題の「聞かざる」を引き立たせる。確かな存在感。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:31年05月

W(ダブリュー)「純米大吟醸」ひだほまれ45無濾過生原酒 データ

使用米 岐阜県飛騨産45%精米
使用酵母 M310
日本酒度 -4.7
酸度 1.6
アミノ酸度
粕歩合
アルコール度 17.0度
容量・価格 1.8L・2,800円(税別)
容量・価格 720ml・1,460円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」ひだほまれ45無濾過生原酒に関するリンク

2019/07/13 W(ダブリュー)「純米大吟醸」ひだほまれ45無濾過生原酒(日本酒ブログ)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」高島雄町50無濾過生原酒

W(ダブリュー)「純米大吟醸」高島雄町50無濾過生原酒

 ラベルは光沢のあるシールで、背景は迷彩、銘柄の「W」がひと際大きく配置されています。センターに「The Japanese Sake.」、「W JUNMAI TAKASHIMAOMACHI」、「Watanabe Shuzouten」。肩張りで、「W 高島雄町50生酛純米無濾過生原酒」。他のラベルとの統一感もあり好感が持てます。

 上立ち香は、心地よく穏やかにメロンを思わせるように香ります。ダブリューシリーズの中では比較的穏やかですが、バランスの良い雰囲気で好感が持てます。

 含むと、う・う・・うまい。香りから繋がるかのようにシリーズとしては甘味も抑えめで、代わりに旨味があります。生酛の造りから想定していたような複雑な味わいではなく、ストレートに表現してくる旨味。酸が突出するわけではないので、上品でバランスの良いエレガントな旨味。後半はあれほど堪能できた膨らみのある旨味が、一瞬の隙をついたかのように消えています。あ、あれ?っともう一口。

 もう一度注意深く含む。ダブリューシリーズの中にあっては派手なほうではないので、飲み比べをすると埋もれるか?。いや、このスゴミ!、間違いなく飲んだらわかっていただけるであろう存在感。これは、ノスタルジーを思わせながらも、機能美をも見せる上皿天秤だ。この存在感!。自分の中の「雄町の歴史」にまた一つ思い出が刻まれました。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:31年05月

W(ダブリュー)「純米大吟醸」高島雄町50無濾過生原酒 データ

使用米 岡山県高島地区雄町50%精米
使用酵母 W01
日本酒度 -3.5
酸度 2.0
アミノ酸度 1.5
粕歩合 30
アルコール度 17.0度
容量・価格 1.8L・3,400円(税別)
容量・価格 720ml・1,750円(税別)

W(ダブリュー)「純米大吟醸」高島雄町50無濾過生原酒に関するリンク

2019/07/24 W(ダブリュー)「純米大吟醸」高島雄町50無濾過生原酒(日本酒ブログ)

 下記に取扱店を記載いたしますが、店舗販売のみのところが多いようです。下記以外で著しく価格が異なるところは、正規取扱店ではありません。

 正規取扱店も増えているようです。岐阜のイベントが今年はなかったので未確認。確認できましたら掲載いたします。

2021-03-14追記

2021年3月現在で全国約70件の取り扱いとなっています。詳細は下記YouTubeの01:53:19あたりを参照ください。

取扱店 住所 電話番号
未来堂 岐阜県高山市花岡町1-17 0577-57-7820
酒舗まさるや 東京都町田市鶴川6丁目7-2-102 042-735-5141
長塚商店 東京都昭島市昭和町5-5-1 042-541-0128
酒商手塚 東京都日野市神明4丁目23-3 0425-83-8748
ヤマツ柳屋 埼玉県川口市上青木6-26-20 048-265-7088
地酒 木村酒店 大阪府大阪市東成区中道3-9-28 06-6971-5080
御影新生堂 兵庫県神戸市東灘区御影1-6-21 078-841-0223
いまでや千葉本店 千葉県千葉市中央区仁戸名町714-4 043-264-1200
いまでやGINZA SIX 東京都中央区銀座6-10-2 BF 03-6264-5537
丸美屋酒店 岐阜県岐阜市鏡島西2-17-44 058-251-2863

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有限会社渡辺酒造店さんオフィシャルサイト

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コメント

  1. 匿名 より:

    名駅の岡田屋で取り扱いが始まり、最寄りが高山だった名古屋民としては大いに助かっています。

    • おお、情報ありがとうございます。そうんなですね!、名駅で買えるようになったとは知りませんでした。そうなると場所的に300mlとかも出ると嬉しいですね。