一念不動(いちねんふどう)関谷醸造株式会社
杜氏、H22BY~ 宮瀬直也、H15BY~H21BY 荒川貴信(現本社蔵杜氏)。仕込水、黒田地区湧き水(軟水)。
2004年4月10日OPEN。日本酒の持つ魅力を多面的に発信することを目的に作られた蔵。社員にとっては醸造技術の継承・研修の目的。酒販店さんにとっては気軽にオリジナルブランドが作成でき、我々消費者にとっては酒造り体験や小仕込みによるオーダーメイドのお酒を製造できたりする。一念不動(いちねんふどう)とは、何事にも左右されることがない様。一念とは人が生ずる瞬間的な生命、心のこと。これは右往左往、やみくもに動いてやまない。だが、この一念が至ったとき、一念は全ての事物の理を得るとされる。このとき、一念は本然の心となる。この本然の心は不動であり、この状態に至ったものを一念不動と云う。ラベルは書家である「福瀬餓鬼先生」が書したもので「一番は前ばかりではない。いちばん後ろもある。だれでも前へ行きたがる。お前は後ろを狙え!。」と書かれています。