宮城県の銘柄別日本酒ガイドです。瓶やラベルの画像と共にデータや簡単な感想など。
山和(やまわ)株式会社山和酒造店
1893年(明治29年)創業。主要銘柄は「わしが國」であったが、7代目蔵元の伊藤大祐氏が蔵に入ってから、小仕込み限定流通の「山和」を誕生させる。杜氏、外山友紀江(南部杜氏)。仕込水、舟形山系湧水(弱硬水)。
栗駒山(くりこまやま)千田酒造株式会社
1920年(大正9年)創業。「栗駒山」は、秀峰栗駒山の麓に蔵があることにちなんで命名。昭和12年にこの水を求めて現在の地に蔵を移転。8mの浅井戸から仕込み水を汲み上げる。水面は湧き出でると言うより、流れているといわれるほどの水量がある。杜氏、千田善彦(兼蔵元)。仕込水、栗駒山系伏流水(軟水)。
墨廼江(すみのえ)墨廼江酒造株式会社
1845年(弘化2年)創業。蔵のある住吉地区は昔より水を司る神様を祭った墨廼江神社(現・住吉神社)があり、北上川西岸地区一帯は古来より墨廼江町だった。海産物問屋と穀物問屋を営んでいた澤口家が、「墨廼江」を酒名にして酒造りを行っていた商家より蔵を譲り受けて酒造業を開始。杜氏、H18BY~澤口康紀(兼蔵元)。仕込水、北上川伏流水(中軟水)。
浦霞(うらかすみ)株式会社佐浦
1724年(享保9年)創業。武将であり、歌人として知られる源実朝が古来より歌枕の地であった塩竈の景色を詠んだ歌、「塩竈の浦の松風霞むなり、八十島かけて春や立つらむ。」から命名。自家培養酵母「浦霞酵母」は優れた吟醸香を生み出す酵母として、1986年に日本醸造協会により協会12酵母として登録された。杜氏、本社蔵、小野寺邦夫。矢本蔵、赤間勲。仕込水、松島地区伏流水(中硬水)。
勝山(かつやま)仙台伊澤家勝山酒造株式会社
醸造元 仙台伊澤家勝山酒造株式会社 醸造元所在地 宮城県仙台市泉区福岡字二又25-1 杜氏 後藤光昭(社員杜氏) 仕込水 泉ヶ岳山麓伏流水(硬度35度軟水) 概要 勝山(かつやま)の沿革やポリシー 1688年(元禄元年)創業。平成17年、...
一ノ蔵(いちのくら)株式会社一ノ蔵
醸造元 株式会社一ノ蔵 醸造元所在地 宮城県大崎市松山千石字大欅14 杜氏 門脇豊彦(南部杜氏) 仕込水 大松沢丘陵地伏流水(軟水) 概要 一ノ蔵(いちのくら)の沿革やポリシー 1973年(昭和48年)創業。自然との共生を大切にし、伝統を...
伯楽星(はくらくせい)株式会社新澤醸造店
1873年、明治6年に創業。銘柄の由来は、蔵のある(現在は本社がある)三本木に伝わる、「馬の目利き、伯楽が育てた名馬が天に昇った」という伝説から。杜氏、新澤巌夫(兼蔵元)。仕込水、山上清水。純米大吟醸東条秋津山田錦、純米大吟醸、純米大吟醸雪華、純米吟醸、特別純米などの感想。